無所属続くウィルシャー、現在の苦境を告白「息子から『どうしてどこもパパを欲しがらないの?』と聞かれて…」
2021.08.26 18:08 Thu
かつてアーセナルで将来を嘱望され、現在はフリーの状況が続いている元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーが、現在の苦しい状況を明かした。イギリス『GiveMeSport』が伝えている。
「朝起きたらトレーニングに行き、若い選手と一緒にプレーできる日を楽しみにしているんだ。特に今はスタジアムにファンが戻ってきたから、ピッチに戻りたいね。今シーズンは初めからテレビで放映されているすべての試合を見てきた。僕もその一部になりたいよ。ピッチに出て、ファンの声を聞いて、またフットボールができるんだという気持ちになりたい」
「息子はフットボールが大好きで、何でも知っている。だから、彼に現状を説明するのは難しいね。彼は僕に『どうしてどのクラブもパパを欲しがらないの?』と聞いてくるんだ。それは僕にもわからない。そしてそれを、どうやって彼に説明すればいいんだろう」
「僕はアーセナルを決して去るべきではなかったんだ。当時(ウナイ・)エメリから『契約はあるが、君は私の先発メンバーには入っていない』と言われた。そこで僕は軽率な決断をしてしまったかもしれないね。代理人に電話して『終わりだ、出て行こう』と話したんだ」
「数日かけて冷静になり、もう一度自分に言い聞かせるべきだった。『チームの中盤をしっかり見て、もう一度そこに入れるようにしよう』ってね」
「かつては誰もが僕に『28、29歳にはキャリアのピークを迎えているだろう』と言っていた。僕もそう思っていたよ。まだイングランド代表でプレーしていると思っていたし、トップクラブにいると思っていた」
「引退は何度も考えた。今は朝起きると、『どこかでトレーニングをしないと』と考える。プレシーズンはクラブでトレーニングできたけど、それも終わってしまったからね」
「代理人とも話したけど、いくら待っても気がつけば1月になっていて、もう1シーズンを無駄にしてしまうような状態にはなりたくない。僕はもう若くはないからね。去年もそうだったから、また同じことをするのは時間を無駄にしているような気になるんだ」
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アーセナルの下部組織出身のウィルシャーは、10番を背負うなど常に高い期待が寄せられていた。しかし、度重なるケガに苦しんだこともありチームでの序列が低下すると、2018年夏にウェストハムへ移籍したものの思うようなパフォーマンスは発揮できず、2020年10月に退団。しばらく無所属の状態が続いた後、今年1月に半年の短期契約でボーンマスに加入したが、契約満了によって再びフリーとなっている。それ以降は所属先が見つかっていない状況について、イギリス『The Athletic』のインタビューに応じたウィルシャーは、現在もクラブを探しているとコメント。その際、子どもとの苦しい会話についても明かした。「息子はフットボールが大好きで、何でも知っている。だから、彼に現状を説明するのは難しいね。彼は僕に『どうしてどのクラブもパパを欲しがらないの?』と聞いてくるんだ。それは僕にもわからない。そしてそれを、どうやって彼に説明すればいいんだろう」
また、ウィルシャーは2018年にアーセナルを退団したことをいまだに後悔していると告白。同時に、このままフリーの状態が続くようなら現役引退の可能性も示唆した。
「僕はアーセナルを決して去るべきではなかったんだ。当時(ウナイ・)エメリから『契約はあるが、君は私の先発メンバーには入っていない』と言われた。そこで僕は軽率な決断をしてしまったかもしれないね。代理人に電話して『終わりだ、出て行こう』と話したんだ」
「数日かけて冷静になり、もう一度自分に言い聞かせるべきだった。『チームの中盤をしっかり見て、もう一度そこに入れるようにしよう』ってね」
「かつては誰もが僕に『28、29歳にはキャリアのピークを迎えているだろう』と言っていた。僕もそう思っていたよ。まだイングランド代表でプレーしていると思っていたし、トップクラブにいると思っていた」
「引退は何度も考えた。今は朝起きると、『どこかでトレーニングをしないと』と考える。プレシーズンはクラブでトレーニングできたけど、それも終わってしまったからね」
「代理人とも話したけど、いくら待っても気がつけば1月になっていて、もう1シーズンを無駄にしてしまうような状態にはなりたくない。僕はもう若くはないからね。去年もそうだったから、また同じことをするのは時間を無駄にしているような気になるんだ」
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「それが私の見立て」 ファン・ペルシ氏がアーセナル帰還の扉を閉ざす…ユナイテッドへの裏切り移籍から12年
元オランダ代表FWのロビン・ファン・ペルシ氏がアーセナル帰還の可能性についてを語った。 ファン・ペルシ氏は現役時代の2004年夏~2012年夏にかけてアーセナルで通算278試合の出場数とともに132得点56アシストをマークし、2011-12シーズンのプレミアリーグで得点王に。2004-05のFAカップ優勝にも貢献したレジェンドではあるが、2012年夏にマンチェスター・ユナイテッド移籍を決断した。 多くのアーセナルファンを敵に回してのユナイテッド行きだったが、移籍の決め手だったプレミアリーグのタイトルを初年度にゲット。アーセナルファンからすれば、そうしたユナイテッドでの成功も感情を逆なでするものとなった。 そんなファン・ペルシ氏はユナイテッド退団後、フェネルバフチェやフェイエノールトを渡り歩き、2019年夏に現役引退。フェイエノールトで指導者の道を歩み始め、今季からヘーレンフェーンでトップチーム監督に挑戦中だ。 いずれは監督として古巣へ。との思いがファン・ペルシ氏のなかにもあるはずだが、アーセナルに関しては去り方がまずかったと感じ、監督として帰還できるとは思っていないようだ。『Sportcast』で話す。 「アーセナルで働けるとは思っていない。その扉は閉ざされているんじゃないかな。マンチェスター・ユナイテッドに移籍したし、それが私の見立てだ。彼らにとっては依然としてデリケートな問題。私にとってはそうじゃないけどね。アーセナルファンにとってはセンシティブなものなんだ」 また、「先のことを計画してもまったく意味がないのを学んだ。私もそう望んでいない。今を生きているんだ。ヘーレンフェーンの監督であるのを本当に楽しめているし、とても誇らしく思っている。クラブ内外でも、ファンの間でも歓迎を感じる。それは重要なことだ」とも付け足している。 2024.11.18 16:40 Mon2
アーセナルが新SDにカンポス氏も検討か PSGで活躍するフットボール界屈指のリクルーター
アーセナルの新スポーツディレクター(SD)にパリ・サンジェルマン(PSG)のフットボールアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏(60)が浮上している。 ミケル・アルテタ監督のもとで再びタイトルを争うまでに復活したアーセナルだが、それを裏からサポートしてきたエドゥSDが辞任。アルテタ監督との共闘体制が突如として崩れ、後任が誰になるのか注目される。 イギリス『スカイ・スポーツ』のギャリー・コッテリル記者によると、アーセナルの後任探しは初期段階だが、検討する1人はカンポス氏で、PSGと今季限りの契約も更新されておらず、有力な候補に浮かぶという。 カンポス氏はキリアン・ムバッペやベルナルド・シウバらをはじめ、多くの逸材タレントを発掘してきたフットボール界屈指のリクルーター。モナコやリールでの職務を経て、現在はPSGのリクルート部門を取り仕切る。 PSGではレオナルドSDによる前体制で獲得したベテランやビッグネームを放出し、世代交代を強く意識したスカッド作りに着手。今ではブラッドリー・バルコラや、ウォーレン・ザイール=エメリをはじめ、若く才能溢れる選手が中心となっている。 レバークーゼンSDのシモン・ロルフェス氏や、レアル・ソシエダのフットボールディレクター(FD)を退くロベルト・オラベ氏も候補に取り沙汰されるアーセナルだが、リクルーターとして名高いカンポス氏にも目をつけるようだ 2024.11.18 12:00 Mon3
アーセナル、エドゥ後釜としてモナコCEOを引き抜き検討か
アーセナルが新たなスポーツディレクター(SD)として、モナコからの引き抜きを画策しているようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じている。 アーセナルでは2019年7月にテクニカルディレクター(TD)として古巣に帰還し、2022年11月のSD昇進後は、ミケル・アルテタ監督との二人三脚で長らく低迷していたチームを復権させたエドゥ氏が辞任。 現在、クラブはその後釜となる敏腕リクルーターの確保に動いている。そして、『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』はその有力な候補の一人としてモナコのCEO(最高経営責任者)の名前を挙げている。 ブラジル人のチアゴ・スクーロ氏は、これまで母国クルゼイロのチームマネージャーやレッドブル・ブラガンチーノのSDやスポーティングCEO、CEO職を歴任。2023年6月にポール・ミッチェル氏の後釜としてモナコのSDに就任し、現在はCEOを務めている。 なお、その他の候補ではいずれも現役時代にアーセナルでプレーしたトマシュ・ロシツキ氏とペア・メルテザッカー氏の名前などが挙がっているという。 2024.11.14 20:40 Thu4
「まだ試合はたくさんある」4戦未勝利のアーセナルは首位と9ポイント差…それでもレジェンドに焦りなし「期待通りのスタートではなかったが…」
アーセナルのレジェンドである元ブラジル代表MFのジウベルト・シウバ氏が、ファンに対して忍耐を求めた。 昨シーズン、マンチェスター・シティとプレミアリーグで白熱したタイトル争いを続け、惜しくも2位に終わったアーセナル。ミケル・アルテタ監督の下でチームは成熟しており、今シーズンこそ2003-04シーズン以来となるリーグ優勝が期待されていた。 ところが、チームはプレミアリーグ開幕からの7試合5勝2分けと好スタートを切りながら、第8節のボーンマス戦でまさかの今季初黒星を喫すると、そこから4試合未勝利に。現在は4位にこそつけるものの、首位を快走するリバプールとの勝ち点差は「9」にまで広がっており、負傷者続出もあって思うようなシーズンとはなっていない。 ファンからは失望の声も聞こえてくる中ではあるが、イギリス『ミラー』にてジウベルト・シウバ氏が古巣の状態についてコメント。思うような序盤戦でないことは認めつつ、勝負はここからと冷静な姿勢を示している。 「今シーズンは期待通りのスタートとはなっていない。ここ数年は素晴らしいシーズンを送り、タイトル獲得のためよく戦ってきた。だから、今回も素晴らしいスタートを期待してはいたが、これで世界が終わるわけではないだろう。まだ試合はたくさんある」 「問題は、ここからポイントを取り戻していけるかだ。そして、もうポイントを愚かに失わないことが重要になる。シーズンは再び厳しい戦いになるだろう。シティだけでなく、リバプールも戻ってきたからだ」 「そして、それ以外のチームも非常に好調だね。だから、最後まで非常に厳しい戦いになるはずだ。その中で、アーセナルは立ち直らなければならない。ホームだけでなく、特にアウェイマッチで勝つ必要があるだろう」 2024.11.20 18:40 Wed5