ラメラが後半ATに劇的2戦連続ゴール! セビージャがヘタフェの堅守こじ開け開幕連勝!《ラ・リーガ》

2021.08.24 05:08 Tue
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ラ・リーガ第2節、ヘタフェvsセビージャが23日にコリセウム・アルフォンソ・ペレスで行われ、アウェイのセビージャが0-1で勝利した。

3強と共に優勝争いの一角に挙がるセビージャは、昇格組ラージョとの開幕節を新戦力ラメラのドブレーテの活躍などで3-0の快勝。新型コロナウイルスの影響でラキティッチ、オカンポス、スソらを欠いた中、きっちり結果を残した。

連勝を狙う今節はミチェル新監督の下で、堅守速攻からのスタイル変更に取り組むヘタフェと対戦。前節からは先発3選手を変更。GKドミトロビッチ、レキクとイドリシに替えてGKブヌ、パプ・ゴメスとスソを起用。また、モンティエル、アウグスティンソン、ラファ・ミルの新戦力3人が初のベンチ入りを果たした。
試合は立ち上がりからセビージャがボールを握って押し込む形に。だが、昨季同様に球際の激しさと自陣深くでの守備の堅さが健在のヘタフェ相手に攻めあぐねる状況が続く。

一方、ヘタフェは守備の安定感は際立つものの、マイボール時は思うようにボールを繋げず、サンドロ・ラミレスの縦への仕掛けやセットプレー以外に攻め手を見いだせず。
前半半ば以降も攻撃の停滞が顕著な一戦は、互いに枠内シュート0で後半へと折り返すことになった。

勝ち点3奪取のために攻撃の活性化が求められる中、両チームのベンチはハーフタイムに動く。ヘタフェはビトロに替えてウディネーゼからの新戦力ヤンクトを投入すると、セビージャはパプ・ゴメスとスソを下げてラキティッチとラメラを同時に投入した。

この交代によってヘタフェの縦に速い攻撃が徐々に機能し始めた一方、セビージャは前半同様になかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。

そのため、ロペテギ監督は68分にジョルダン、オスカルを下げてイドリシと、ラファ・ミルをデビューさせる。すると、70分にはそのイドリシがボックス手前左からカットインし、ようやく両チームを通じて最初の枠内シュートを放つ。さらに、71分にはアクーニャの左CKからジエゴ・カルロスがドンピシャのヘディングシュートを放つが、これはGKソリアのビッグセーブに阻まれた。

絶好機を逸したものの、一連の選手交代の効果が出始めたセビージャは試合終盤に入ってゴールを予感させる攻撃が続く。81分にはハーフウェイライン付近でのロングボールの競り合いからラファ・ミルの浮き球パスに抜け出したエン=ネシリが不用意に飛び出したGKソリアの頭上を抜くループシュートでゴールネットを揺らすが、これは惜しくもオフサイドの判定となった。

その後はヘタフェも持ち直して試合は0-0のまま4分が加えられた後半アディショナルタイムに突入。すると、セビージャが最後の最後にゴールをこじ開ける。

93分、自陣深くでのクリアボールをハーフウェイライン付近でラファ・ミル、ラメラ、エン=ネシリとダイレクトで繋ぎ、エン=ネシリのスルーパスに反応したラファ・ミルが完璧に背後へ抜け出す。

そのままボックス左に運んだラファ・ミルのニア下を狙ったシュートは左ポストを叩くが、ボックス中央でこぼれ球に反応したラメラが右足で無人のゴールへ流し込んだ。

そして、ラメラの値千金の2試合連続ゴールで劇的勝利を収めたセビージャがアトレティコ・マドリーと共に開幕連勝を飾った。

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クンデのバルセロナ加入で昨季の“因縁”が再燃!試合中に至近距離からアルバの顔面にボール投げつけ

バルセロナへの加入で合意したセビージャのフランス代表DFジュール・クンデと、バルセロナのスペイン代表DFジョルディ・アルバの因縁が再燃している。 今夏の移籍市場に注目株の一人だったクンデ。チェルシーが近づいていた中、バルセロナが横槍を入れる形でオファーを出すと、本人の意向もあり、最終的にバルセロナ行きが決まった。 だが、クンデとバルセロナの間には過去にある事件が。2021年12月に行われた昨シーズンのラ・リーガ第4節、バルセロナとの一戦に右サイドバックとして出場したクンデは、タッチラインでボールをキープ。バルセロナのMFガビとDFジョルディ・アルバに囲まれるも、タッチラインに逃れてマイボールのスローインにしようと試みた。 その際、アルバは腕を使ってクンデの背中をプッシング。ボールがタッチライン割った後も体当たりし、クンデを挑発。怒ったクンデは拾い上げたボールをそのままジョルディ・アルバの顔面に投げつけ、一発退場となっていた。 試合中にヒートアップしての出来事とはいえ、昨シーズンに起きたばかりということもあり、多くのファンたちが当時を思い出している。 新シーズンでは、チャビ・エルナンデス監督のもとでリーグ優勝を目指していくことになる両者だが、どのような関係を築くのか今から注目が集まっている。 <span class="paragraph-title">【動画】当時はいきなりドッジボールが始まったと話題になったクンデとアルバの因縁</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Kounde cuando ve a Monchi en los despachos sabiendo que no lo deja salir <a href="https://t.co/lBOMNzUVFn">pic.twitter.com/lBOMNzUVFn</a></p>&mdash; (@PuyiiFCB) <a href="https://twitter.com/PuyiiFCB/status/1546944014175375362?ref_src=twsrc%5Etfw">July 12, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.07.29 22:15 Fri
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セビージャ、ミランの“元9番”をレンタルか

▽イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、セビージャがポルトガル代表FWアンドレ・シウバ(22)の獲得に動いていると報じた。 ▽ミランは今夏、ユベントスからアルゼンチン代表FWゴンザロ・イグアイン(31)を獲得。その煽りを受けたアンドレ・シウバは、昨シーズンに着用した背番号「9」から「69」への変更を余儀なくされており、出場機会の減少も見込まれる。 ▽伝えられるところによれば、そのアンドレ・シウバに対して、セビージャが目を光らせている様子。既に交渉にも入っており、セビージャはレンタルでの獲得を希望しているという。 ▽アンドレ・シウバは2017年夏、ポルトからACミランに加入。新たなミランのゴールゲッターとして期待されたが、セリエA24試合に出場してわずか2得点にとどまり、期待を裏切る結果に終わった。 ▽かつてポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの後継者として呼び声高かったアンドレ・シウバ。セリエAに上陸したC・ロナウドと入れ替わる形でスペインに活躍の場を移すことになるのだろうか。 2018.08.07 16:57 Tue
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セビージャ退団のフランコ・バスケスがセリエB降格のパルマに加入!背番号は10を着用

セリエBに降格したパルマは29日、セビージャから元アルゼンチン代表MFフランコ・バスケス(32)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は2023年6月30日までで、延長オプションが付随している。 母国のベルグラーノでプロデビューしたバスケスは、パレルモ、ラージョ・バジェカーノでのプレーを経て、2016年にセビージャに加入。移籍初年度から公式戦38試合に出場するなど主力として活躍すると、中盤から前線までほぼ全てのポジションをカバーできるユーティリティ性を武器に、公式戦通算198試合に出場し26ゴールをマーク。 しかし、フレン・ロペテギ監督が就任した2019-20シーズンから出場時間を大幅に減らすと、契約最終年となった今季も公式戦22試合の出場にとどまり、5月末にセビージャを退団することが発表されていた。 なお、パルマでは背番号「10」を着用することが併せて発表されている。 2021.06.30 07:30 Wed

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