フランクフルトが3部相手に敗戦で初戦敗退…鎌田はフル出場、長谷部は後半から出場《DFBポカール》

2021.08.09 04:30 Mon
Getty Images
7日、DFBポカール1回戦の11試合が行われた。MF鎌田とMF長谷部の所属するフランクフルトは3部のヴァルトホーフ・マンハイムとアウェイで対戦し、0-2で敗れた。鎌田はフル出場、長谷部は後半から出場している。

ヒュッター監督のボルシアMG指揮官就任に伴い、ヴォルフスブルクからグラスナー監督を迎えたフランクフルトの公式戦初陣。

昨季得点源のアンドレ・シウバがライプツィヒに移籍した中、[3-4-2-1]で臨んだフランクフルトは最前線にボッレ、2シャドーの一角に鎌田が入った。
試合はフランクフルトが押し込む展開となったもののチャンスを生み出しきれずにいると、40分にピンチ。直接FKでゴールを脅かされたが、GKトラップが好守で凌いだ。

ひやりとしたフランクフルトは43分、左サイドからのクロスに鎌田がダインビングヘッドで飛び込むも、シュートは枠を捉えきれない。
後半から長谷部をボランチに投入したフランクフルトだったが、48分に先制される。左CKからヘディングシュートを決められた。さらに4分後、相手ゴールキックの流れからあっさりと失点し、フランクフルトは2点を追う展開に。

そして62分にはディフェンスライン背後に抜け出しかけた相手FWを引っかけたヒンテレッガーが一発退場となり万事休す。0-2のまま敗れたフランクフルトが3部相手に敗れ、1回戦敗退となった。

また、MF遠藤渓太とMF原口の所属するウニオン・ベルリンはテュルクギュジュ・ミュンヘンとアウェイで対戦し、1-0で勝利。遠藤はベンチ入りも出場せず、原口は84分から出場した。その他の試合結果は以下の通り。

◆DFBポカール1回戦 日程&結果
▽8/8(日)
メッペン(3部) 0-1 ヘルタ・ベルリン
エルフェアスベルク(4部) 2-3 マインツ
カールツァイス・イェーナ(4部) 1-2 ケルン
08フィリンゲン(5部) 1-4 シャルケ(2部)
ヴァルトホーフ・マンハイム(3部) 2-0 フランクフルト
ロート=ヴァイス・コブレンツ(5部) 0-3 ヤーン・レーゲンスブルク(2部)
テュルクギュジュ・ミュンヘン(3部) 0-1 ウニオン・ベルリン
オルデンブルク(5部) 0-5 デュッセルドルフ(2部)
プロイセン・ミュンスター(4部) 1-3 ヴォルフスブルク
ブラウンシュバイク(3部) 1-2 ハンブルガーSV(2部)
ヴュルツブルガー・キッカーズ(3部) 0-1 フライブルク

▽8/9(月)
ハンザ・ロストック(2部) vs ハイデンハイム(2部)
インゴルシュタット(2部) vs エルツゲビルゲ・アウエ(2部)
ヴィクトリア・ケルン(3部) vs ホッフェンハイム
シュポルトフロインデ・ロッテ(4部) vs カールスルーエ(2部)
カイザースラウテルン(3部) vs ボルシアMG

▽8/25(水)
ブレーマーSV(5部) vs バイエルン

▽8/6(金)
ディナモ・ドレスデン(2部) 2-1 パーダーボルン(2部)
1860ミュンヘン(3部) 1-1(PK:5-4) ダルムシュタット(2部)

▽8/7(土)
ヴァイヒェ・フレンスブルク(4部) 2-4 ホルシュタイン・キール(2部)
ロコ・ライプツィヒ(4部) 0-3 レバークーゼン
ザントハウゼン(2部) 0-4 RBライプツィヒ
バイロイト(4部) 3-6 ビーレフェルト
グライフスバルダー(5部) 2-4 アウグスブルク
オスナブリュック(3部) 2-0 ブレーメン(2部)
ノルトシュタット03(4部) 0-4 ハノーファー(2部)
ヴッパーターラー(4部) 1-2 ボーフム
BFCディナモ(4部) 0-6 シュツットガルト
ウルム1846(4部) 0-1 ニュルンベルク(2部)
バベルスベルク(4部) 2-2(PK:5-4) グロイターフェルト
マクデブルク(3部) 2-3 ザンクト・パウリ(2部)
ヴェーエン・ヴィースバーデン(3部) 0-3 ドルトムント

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src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:7(先発:6)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:2(先発:2)ゴール数:1 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆ケガ続きでアピールできず 昨季のシュツットガルトに続き、同じブンデスリーガのハノーファーへのレンタル移籍となった浅野。カウンター主体のチームで彼の走力が生きそうな予感もしたが、如何せん負傷が多く、肝心なところでチャンスをフイにしてしまった。結局、リーグ戦でゴールは奪えず、チームの力になることはできずじまいだった。 ★宇佐美貴史[デュッセルドルフ]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:12(先発:8)ゴール数:1 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆徐々にチームの力に 昇格に貢献したデュッセルドルフに残留した宇佐美。W杯の影響で合流が遅れたために開幕当初はなかなか出場のチャンスが巡ってこなかったが、宇佐美の能力を勝手知ったるフンケル監督によって前半戦終盤に出場のチャンスが回り、期待に応えて見せた。課題の守備をこなしつつ、ゴールに絡むプレーを見せた宇佐美の活躍もあって、チームは最下位を脱出し、3連勝で前半戦を終えることに成功した。 ★久保裕也[ニュルンベルク]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:11(先発:9)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆ブンデス挑戦もノーゴール ヘントで結果を残し、ブンデスリーガの舞台に足を踏み入れた久保。ただ、これまでゴールを量産してきたスイスやベルギーとはリーグのレベルが違ったようだ。もちろん、ドイツでも久保のテクニックは十分通用するレベルにあるように思うが、相手に怖さを与えるプレーが少なく、脅威となっていなかった。最下位に沈むチームにあってそもそもゴール前でのプレー回数が限られているが、後半戦ではゴールにこだわったプレーを見せてほしい。 ★香川真司[ドルトムント]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:2(先発:1)ゴール数:0 チャンピオンズリーグ出場試合数:1(先発:0)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価:☆☆☆☆☆ ◆戦力外 いよいよドルトムントでの時間は終わりに近づいているのかもしれない。開幕前からファブレ監督の構想外と見られていた中、その序列を覆すことができなかった。とりわけ、若手の台頭が凄まじく、香川にそもそもチャンスが巡ってこなかった。希望のスペイン移籍は実現するか。 ★吉田麻也[サウサンプトン]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>プレミアリーグ出場試合数:9(先発9)ゴール数:0 FAカップ出場試合数:0(先発: 0)ゴール数: 0 EFLカップ出場試合数: 3(先発:3)ゴール数: 0 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆新監督の信頼を掴み苦境脱出へ サウサンプトンでの7シーズン目はW杯での合流遅れが響き、厳しいスタートとなった。ただ、チームが結果を出せず12月にヒューズ監督が解任され、ハッセンヒュッテル監督が就任したことが吉田にとっては事態を好転させるキッカケとなった。新監督の就任によってスタメンの機会を得た吉田は、アーセナル戦で勝利に貢献すると、新年初戦のチェルシー戦ではマン・オブ・ザ・マッチ級の活躍で無失点に抑え、レギュラー定着をアピールしている。 ★武藤嘉紀[ニューカッスル]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>プレミアリーグ出場試合数:12(先発5)ゴール数:1 FAカップ出場試合数:0(先発:0)ゴール数:0 EFLカップ出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆プレミアの壁 マインツで3シーズンを過ごした後、プレミアに活躍の場を移した武藤だったが、その壁は厚かった。守備的な戦術を敷くベニテス監督の下、個の能力で屈強な相手DFを突破しなければならず、前線で孤立する場面が目立った。結局、ユナイテッド戦で1ゴールを決めたのが前半戦での唯一のハイライトとなってしまった。 ★岡崎慎司[レスター・シティ]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>プレミアリーグ出場試合数:13(先発1)ゴール数:0 FAカップ出場試合数:1(先発: 1)ゴール数:0 EFLカップ出場試合数:3(先発:2)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆屈辱のノーゴール レスターでの4シーズン目を迎えた岡崎だったが、前半戦は屈辱のノーゴールに終わってしまった。そもそもリーグ戦では先発の機会が1試合のみと、ピュエル監督の信頼を掴めず出場のチャンス自体もらえていなかった。試合終盤の数分に途中出場するだけではコンディションが上がってこないのも無理はない。 ★乾貴士[ベティス]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>リーガエスパニョーラ出場試合数:8(先発:5)ゴール数:0 ヨーロッパリーグ出場試合数:4 (先発:2)ゴール数:0 コパ・デル・レイ出場試合数:2 (先発: 2)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆新天地で居場所見つけられず 他の日本代表選手たち同様、W杯での輝きをクラブチームに持ち込むことはできなかった。エイバルで過ごした3シーズンで攻守に働けるサイドプレーヤーに成長した乾だが、より攻撃色の強いベティスでは攻撃面で違いを生み出すことを求められた中、その期待に応えられていない。結局、ゴールはもちろん、アシストも記録できず前半戦を終えている。 ★柴崎岳[ヘタフェ]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190106_38_tw12.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>リーガエスパニョーラ出場試合数:3(先発:2)ゴール数:0 コパ・デル・レイ出場試合数:2(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆失敗だった残留の選択 W杯での活躍により市場価値が高騰した柴崎だったが、芳しいオファーがなくヘタフェに残留する決断を下してしまった。この判断が結果的に間違いだった。中盤を経由しないロングボールを多用するボルダラス監督と柴崎のプレースタイルは相入れず、リーガではわずか3試合の出場機会を得るに留まった。W杯で自信を掴んだ柴崎にとっては実にもったいない半年となってしまった。 2019.01.15 18:00 Tue

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