W杯決勝カードはPK戦でGKが2本セーブのアメリカが勝利! オランダ無念の敗退《東京オリンピック》
2021.07.30 22:50 Fri
30日、東京オリンピックの女子サッカーの準々決勝のオランダ女子代表vsアメリカ女子代表が横浜国際総合競技場で行われ、2-2で延長戦へ。互いに攻め合う中決着つかず、PK戦ではGKが2本セーブしたアメリカが2-4で勝利した。
2019年のワールドカップ(W杯)決勝と同一カードとなった一戦。先手を取ったのはオランダだった。
18分、クロスのこぼれを拾ったダニエレ・ファン・デ・ドンクがシュート。これはブロックされるも、セカンドボールにフィフィアネ・ミーデマが反応。ゴールを背にしながらつま先での軽いタッチから反転し、右足を一閃。左隅に沈めて試合を動かした。
だが、アメリカもすぐさま同点に追い付く。サマンサ・メウィスが右の深い位置へパスを出し、自らはボックス内へ。受けたリン・ウィリアムズは切り返して相手をはがし、ボックスの右角付近からクロスを送ると、メウィスがダイビングヘッドで合わせて同点とする。
さらに攻勢をかけるアメリカ。右CKが弾き返されてボックス内でのヘディングの応酬となり、こぼれ球に最後はウィリアムズ。左隅に突き刺して3分間で逆転に成功した。
アメリカは63分にクリステン・プレスがネットを揺らすもオフサイドの判定でノーゴールに。すると、同点で迎えた81分にはオランダに勝ち越しのチャンスが訪れる。リネト・ベーレンスタインがボックス内で倒され、PKを獲得。だが、マルテンスのキックをGKアリッサ・ナアーがストップし、2-2のまま延長戦に突入した。
延長前半はオランダが積極的にアメリカゴールへと迫る。94分にはCKの流れからのヘディングシュートがGKが弾くもクロスバーに当たり上に上がることに。これを最後はルートが頭で押し込み、オランダが勝ち越す。
しかし、これはオフサイドの判定となりゴールならず。VARのチェックが入ったが、それでもオフサイドの判定となった。
99分にはボックス左に抜け出したラピノーが相手を2人かわしてシュート。しかし、ニアサイドを狙ったシュートは枠を外れる。
103分にはオランダがチャンス。ボックス右からのウィルムスのクロスをミーデマがヘッド。これは枠を捉えるが、GKが横っ飛びでセーブして得点を許さない。
延長前半を0-0で終えると、後半は一転してアメリカが押し込む展開となる。
109分、浮き球のパスをラインの裏で巧みに受けたプレスが落ち着いてシュート。ネットを揺らしたが、これはわずかにオフサイドを取られてノーゴールとなる。
114分にもアメリカがチャンス。モーガンがパスに反応すると、相手DFがクリア。これがGKと合わずにこぼれ球になり、モーガンが無人のゴールへ流し込むが、これもオフサイドを取られて認められない。
結局決着はPK戦へ。オランダが先行でスタートしたPK戦はオランダの1人目ミーデマのシュートをGKネイハーが完璧に読んでストップする。
アメリカは1人目から3人目まで成功。オランダも2人目、3人目は成功したが4人目のナウベンのシュートを再びGKネイハーがセーブ。アメリカは4人目のラピノーが豪快に蹴り込み勝負あり。PK戦2-4でアメリカが勝利し、ベスト4に駒を進めた。
オランダ女子代表 2-2(2 PK 4) アメリカ女子代表
【オランダ】
ミーデマ(18分、54分)
【アメリカ】
メウィス(28分)
ウィリアムズ(31分)
2019年のワールドカップ(W杯)決勝と同一カードとなった一戦。先手を取ったのはオランダだった。
だが、アメリカもすぐさま同点に追い付く。サマンサ・メウィスが右の深い位置へパスを出し、自らはボックス内へ。受けたリン・ウィリアムズは切り返して相手をはがし、ボックスの右角付近からクロスを送ると、メウィスがダイビングヘッドで合わせて同点とする。
さらに攻勢をかけるアメリカ。右CKが弾き返されてボックス内でのヘディングの応酬となり、こぼれ球に最後はウィリアムズ。左隅に突き刺して3分間で逆転に成功した。
ビハインドで折り返したオランダは、54分に再びエースが仕事を果たす。リエケ・マルテンスの縦パスをボックス手前の左で受けたミーデマは追い越したマルテンスへリターンパス。これがブロックされて足元にこぼれると、自ら拾ってカットインから右足で狙う。シュートはDFの股を抜けて左隅に吸い込まれ、今大会10得点目を奪って試合を再び振り出しに。
アメリカは63分にクリステン・プレスがネットを揺らすもオフサイドの判定でノーゴールに。すると、同点で迎えた81分にはオランダに勝ち越しのチャンスが訪れる。リネト・ベーレンスタインがボックス内で倒され、PKを獲得。だが、マルテンスのキックをGKアリッサ・ナアーがストップし、2-2のまま延長戦に突入した。
延長前半はオランダが積極的にアメリカゴールへと迫る。94分にはCKの流れからのヘディングシュートがGKが弾くもクロスバーに当たり上に上がることに。これを最後はルートが頭で押し込み、オランダが勝ち越す。
しかし、これはオフサイドの判定となりゴールならず。VARのチェックが入ったが、それでもオフサイドの判定となった。
99分にはボックス左に抜け出したラピノーが相手を2人かわしてシュート。しかし、ニアサイドを狙ったシュートは枠を外れる。
103分にはオランダがチャンス。ボックス右からのウィルムスのクロスをミーデマがヘッド。これは枠を捉えるが、GKが横っ飛びでセーブして得点を許さない。
延長前半を0-0で終えると、後半は一転してアメリカが押し込む展開となる。
109分、浮き球のパスをラインの裏で巧みに受けたプレスが落ち着いてシュート。ネットを揺らしたが、これはわずかにオフサイドを取られてノーゴールとなる。
114分にもアメリカがチャンス。モーガンがパスに反応すると、相手DFがクリア。これがGKと合わずにこぼれ球になり、モーガンが無人のゴールへ流し込むが、これもオフサイドを取られて認められない。
結局決着はPK戦へ。オランダが先行でスタートしたPK戦はオランダの1人目ミーデマのシュートをGKネイハーが完璧に読んでストップする。
アメリカは1人目から3人目まで成功。オランダも2人目、3人目は成功したが4人目のナウベンのシュートを再びGKネイハーがセーブ。アメリカは4人目のラピノーが豪快に蹴り込み勝負あり。PK戦2-4でアメリカが勝利し、ベスト4に駒を進めた。
オランダ女子代表 2-2(2 PK 4) アメリカ女子代表
【オランダ】
ミーデマ(18分、54分)
【アメリカ】
メウィス(28分)
ウィリアムズ(31分)
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