人種差別を受けたサカをアルテタが擁護「世界中のフットボールファンから愛を受けている」

2021.07.14 16:04 Wed
Getty Images
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、人種差別発言を受けたイングランド代表FWブカヨ・サカを擁護した。イングランド代表は11日のユーロ2020決勝でイタリア代表と対戦。開始早々に先制するも後半追いつかれ延長戦に突入した。

しかし、PK戦にもつれこむと、マーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョ、ブカヨ・サカが立て続けに失敗して初優勝を逃すことに。この失敗した3人に対し、試合後にはSNS上で人種差別的な発言が確認されている。
この件について、教え子であるサカと話したかどうかをイギリス『スカイ・スポーツ』に尋ねられたアルテタ監督は「連絡した」と認めつつ、サカは問題ないと強調した。

「彼は大丈夫だよ。強いメンタリティを持っているからね」
「世界中のフットボールファンから多くの愛とサポートを受けている。アーセナルだけでなく、ナショナルチームやイングランドのファン全員からもだ。彼は差別を受けるべきではないからね」

また、更なる侮辱行為を阻止するために法律がより良くなることを希望している。

「ソーシャルメディアを介しての人種差別や、最悪の状況に追い込んだりすることを止めなければならない」

「法律がより強固なものになることを願っている。私たちは皆、この件について強い主張をしようとしており、それによって正しい方向に向かうための影響を与えることができるはずだ」

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初のメンバー選考を行ったトゥヘル監督、注目されたホワイトは「復帰を望んでいる」としながらも招集外に「ケガの深刻さを考えれば少し早すぎる」

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