アーセナル、ベンフィカから左SBタヴァレスを獲得!

2021.07.10 19:18 Sat
Getty Images
アーセナルは10日、ベンフィカからU-21ポルトガル代表DFヌーノ・タヴァレス(21)を獲得したことを発表した。背番号は「20」を着用する。

契約期間に関しては「長期契約」とだけ伝えられているが、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると5年契約で、移籍金は800万ユーロ(約10億5000万円)+各種インセンティブという条件のようだ。

ベンフィカの下部組織出身のタヴァレスは2019年にトップチームデビュー。両親がカーボベルデ出身ということもあり、ブラックアフリカンらしいしなやかなバネとスピードを持つアスリート能力が高い184cmの左サイドバックで、推進力と攻撃センスを併せ持つ攻撃寄りのプレースタイルの持ち主だ。
昨季は公式戦25試合3アシストを記録したタヴァレスは、加入後最初のインタビューで「とても興奮しているよ。僕のような年齢でこんなビッグクラブに来られるなんてとても嬉しいね」と挨拶。また、アーセナルではMFエミール・スミス・ロウがお気に入りの選手であることを明かした。

「僕はエミール・スミス・ロウが好きなんだ。僕らは同世代だからね。ユースの頃に同じサイドで対戦したことがあるよ。とても良い選手だ。それと(ブカヨ・)サカもそうだね。若くて素晴らしい選手が揃っている」
「過去には(ティエリ・)アンリもいたね。彼の物語を思い出すのが僕は好きなんだ」

また、ミケル・アルテタ監督も「ここ数シーズンで非常によく成長した選手」と大きな期待を寄せている。

「高いクオリティを持ち、大きな期待が寄せられている選手だ。特にピッチの左サイドにエネルギーを与え、チームに強さと防御のオプションを提供してくれる」

「ヌーノがアーセナルファミリーに加わり、素晴らしいサポーターの前でプレーすることを楽しみにしているよ」

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