ギルモア、武者修行迫る! ノリッジのメディカルチェックへ

2021.07.01 10:05 Thu
Getty Images
チェルシーに所属するスコットランド代表MFビリー・ギルモア(21)の武者修行がまもなく決まりそうだ。

2019-20シーズンにフランク・ランパード前監督から才能を買われ、トップチームデビューを果たしたギルモア。ユース時代の2017年に母国の名門であるレンジャーズからチェルシーに移ったスコットランドの新星はユーロ2020の代表メンバーにも含まれ、イングランド代表とのグループD第2節でマン・オブ・ザ・マッチに輝くなど、大器ぶりを披露した。

ただ、チェルシーでの2020-21シーズンを振り返ると、公式戦11試合のみの出場に。先日あたりからイギリス『ガーディアン』や『アスレティック』などの複数メディアにより、さらなる成長に必要なクラブレベルでの定期的な出場機会を確保するための武者修行が囁かれ、行き先として来季からプレミアリーグに復帰するノリッジの名が浮上していた。
そして、イギリス『スカイ・スポーツ』が新たに報じたところによると、ギルモアはチェルシーも完全に手放すことを考えていないといわれるなか、ノリッジへのシーズンローンで合意。先月18日のイングランド戦を最後に新型コロナウイルス感染で10日間の隔離生活に入ったが、ノリッジ行きに先立ち、1日にもメディカルチェックを受ける見通しだという。

なお、ノリッジは2020-21シーズンのチャンピオンシップで97ポイントを積み上げ、2季ぶりの優勝。1シーズンでのプレミアリーグ返り咲きを果たして、開幕戦でリバプールをホームに迎え撃つ。

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5度目の昇格を果たしたノリッジ、ファルケ監督は偉業に向く「2度続けてタイトルを獲得したクラブはない」

1年でのプレミアリーグ昇格を決めたノリッジ・シティのダニエル・ファルケ監督が、昇格を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 2018-19シーズンにプレミアリーグ昇格を決め、昨シーズンはプレミアリーグで戦っていたノリッジ。しかし最下位で降格し、再びチャンピオンシップ(イングランド2部)で戦うこととなった。 しかし、開幕から好調を維持したノリッジは、残り4節となったチャンピオンシップ第42節で昇格を争う5位のボーンマスと対戦した。 試合前、同日に行われた3位のスウォンジーがウィコムと2-2のドローに終わり、4位のブレントフォードもミルウォールとゴールレスドローとなったため、ノリッジの2位以内が確定。1年でのプレミアリーグ復帰が決まった。 昇格が決定した状態で臨んだボーンマス戦では、1-3で敗れたが、ファルケ監督は敗戦の失望がありながらも、昇格を喜びたいと語った。 「もちろん、我々は敗戦に失望してロッカールームに戻ったよ。昇格した後の午後は活気に満ちていたので、今日は誰も私の良い気分を邪魔できない」 「我々は特別なことを成し遂げ、ノリッジ・シティの歴史に新たな1ページを刻んだ」 「特に我々が空っぽのスタジアムでプレーしたシーズンの中、選手たちが成し遂げたことは素晴らしい。キャロウ・ロードは満員のはずであり、隣にサポーターがいない状態でプレーするのは、負けた試合から勝利へのメンタルに変えることが難しくなる」 ノリッジは、5度目のプレミアリーグ昇格となり、これはリーグ最多記録。裏を返せば、それだけ降格しているということにもなる。 実質的に連覇は不可能だが、1年空けて優勝したクラブも、プレミアリーグ発足以降はない。最後に昇格を決めた2018-19シーズンは優勝して昇格を決めているノリッジだが、今季も優勝の可能性が残されている。 ファルケ監督は、少しは昇格決定に浸るとしながらも、この先は連続での優勝を目指して戦っていきたいと意欲を見せた。 「降格後、自動昇格を果たしたチームは他にない。過去2年間でクラブとして多くの成長を遂げ、より良いポジションで昇格した。今夜、選手たちは全ての称賛と祝福に値する」 「まずは少し楽しみ、次のステップを気にしすぎないようにしよう。時間があるときに、心配したいと思う。今、我々は昇格しており、シーズンに2度昇格はできない。本題は終わった」 「チャンピオンシップで2度続けてタイトルを獲得したクラブはないと思う。クラブにとっては記録的なシーズンとなり、偉大な業績となるだろうから、我々は成し遂げたいと欲張っているよ」 2021.04.18 12:01 Sun

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