スコットランドでもコロナが猛威…約1500人の感染者がユーロ観戦と判明

2021.06.30 22:45 Wed
Getty Images
ユーロ2020を観戦したファンが新型コロナウイルス(COVID-19)に感染するケースが報告されている中、スコットランドでも大きな問題となっているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。先日は、フィンランド代表を応援するためにロシアのサンクトペテルブルクへと旅行したファンたちが、新型コロナウイルスに感染。ロシアはデルタ株(インド株)が流行していた中、フィンランド国内で約300件の感染が確認されたと発表されていた。
ロシアからフィンランドに戻る約3000人の内約800人のコロナウイルス検査を行っていなかったという報告もあり、大きな問題となった中、スコットランドではそれを超える報告があるようだ。

スコットランド公衆衛生局(PHS)によると、確認されている1991件の新型コロナウイルスの感染のうち、3分の2にあたる人が18日に行われたユーロ2020ののイングランド代表vsスコットランド代表を観戦していたと答えているとのことだ。

また、そのうちの397人はウェンブリー・スタジアムを実際に訪れたファンとのことだ。
PHSの報告によると、55件はグラスゴーでのファンゾーン、38件はハムデン・パークでのスコットランド代表vsクロアチア代表、37件はスコットランド代表vsチェコ代表に関連しているという。

また、スタジアムやファンゾーンのみならず、パブや家でのパーティなど非公式な集まりで試合を観戦した人も多くいるという。

その結果、1470件がユーロ2020に関連しており、20歳から39歳で9割が男性だということもわかったようだ。

なお、このイングランドvsスコットランドでは、チェルシーに所属するスコットランド代表MFビリー・ギルモアが新型コロナウイルスの陽性判定を受け、隔離措置をとることとなっていた。

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