ユーロでLGBTQ支援の旗を持った男性がピッチに侵入、ハンガリーの国歌斉唱中に
2021.06.24 20:50 Thu
23日にドイツのフースバル・アレーナ・ミュンヘンで行われたユーロ2020グループF最終節のドイツ代表vsハンガリー代表戦で、観客の1人がピッチに侵入した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。キックオフ直前、ハンガリー代表の国歌斉唱中にドイツ代表のシャツを着た1人の男性がピッチに侵入。虹色の旗を手に持ちながら、両チームの選手の目の前まで到達した。大きく旗を掲げたところで、警備員に確保された。
虹色の旗は、LGBTQなど性的マイノリティーの人たちが「プライド月間」として権利の向上などを呼びかける6月に合わせ、その支持を表すもの。ドイツ代表のキャプテンであるGKマヌエル・ノイアーは、大会前に行われた国際親善試合のラトビア代表戦から、虹色の腕章を着用している。
また、試合会場となったフースバル・アレーナ・ミュンヘンでも、スタジアムをレインボーカラーに点灯していたが、欧州サッカー連盟(UEFA)が「11のスタジアムはUEFAと参加国の色でのみ点灯する必要がある」として、試合日の点灯は禁止していた。
一方、ハンガリーでは18歳未満に対し、同性愛や性転換を広める議論を制限する法案が可決され、人権団体などからは批判の声があがっていた。
また、試合会場となったフースバル・アレーナ・ミュンヘンでも、スタジアムをレインボーカラーに点灯していたが、欧州サッカー連盟(UEFA)が「11のスタジアムはUEFAと参加国の色でのみ点灯する必要がある」として、試合日の点灯は禁止していた。
一方、ハンガリーでは18歳未満に対し、同性愛や性転換を広める議論を制限する法案が可決され、人権団体などからは批判の声があがっていた。
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