マラドーナ“伝説の5人抜き”から35年…母国のサポーターが天国に叫ぶ
2021.06.24 05:35 Thu
2020年11月25日に他界した元アルゼンチン代表FWのディエゴ・マラドーナ。母国に銅像が建てられ、現役時代にタイトルをもたらしたナポリのスタジアムが「エスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナ」に改称されるなど、その影響力は計り知れない。現役時代、卓越した左足の技術、創造性、得点感覚を武器に、数々のスーパーゴールを決めてきたマラドーナだが、その中でも“最高”と名高いのが1986年に開催されたメキシコ・ワールドカップ(W杯)の準々決勝、1986年6月22日に行われたイングランド代表戦での“伝説の5人抜き”ゴールだ。
後半6分に、マラドーナの負の伝説として知られる“神の手”ゴールが決まったわずか4分後に、世界を黙らせるスーパーゴールを決める。
自陣のハーフウェイライン付近でボールを受けたマラドーナは、華麗なターンでマーカー二人を剥がすと、前を向いてドリブルを開始。そこからはスピードに乗りながらも繊細なタッチで相手ディフェンダーを1人、2人と抜き、最後は相手GKピーター・シルトンもかわして、左足でゴールに流し込んだ。
それから35年が経った22日、ゴールが決まった16時9分を迎えると、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでは、天国のマラドーナに向けての多くの叫びとも呼べる声が聞こえていた。また、首都のシンボルでもあるオベリスコと呼ばれる白い石柱記念碑もマラドーナ仕様に切り替わるなど、街全体で英雄の伝説を彩った。
自陣のハーフウェイライン付近でボールを受けたマラドーナは、華麗なターンでマーカー二人を剥がすと、前を向いてドリブルを開始。そこからはスピードに乗りながらも繊細なタッチで相手ディフェンダーを1人、2人と抜き、最後は相手GKピーター・シルトンもかわして、左足でゴールに流し込んだ。
それから35年が経った22日、ゴールが決まった16時9分を迎えると、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでは、天国のマラドーナに向けての多くの叫びとも呼べる声が聞こえていた。また、首都のシンボルでもあるオベリスコと呼ばれる白い石柱記念碑もマラドーナ仕様に切り替わるなど、街全体で英雄の伝説を彩った。
アルゼンチンの人々にとってサッカー選手の枠を超えて1人のアイドルであったマラドーナ。”神の手”ゴールと“伝説の5人抜き”ゴールを記録したイングランド戦は、これからもマラドーナを象徴する試合の一つとして語り継がれていくだろう。
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