シティのサポーターが人種差別で罰金&3年間の出禁、2019年のダービーでフレッジが被害

2021.06.04 12:05 Fri
Getty Images
マンチェスター・シティのファンが、人種差別的虐待の罪で罰金を科されることとなった。イギリス『BBC』が報じた。
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事件が起こったのは2019年12月7日。マンチェスター・ユナイテッドとの“マンチェスター・ダービー”でのことだった。
ホームのエティハド・スタジアムで行われた一戦。この試合中にアンソニー・バークさん(42)がユナイテッドの3人の黒人選手に向けて猿真似のジェスチャーと音を立てていることがテレビに映し出されていた。

これは試合の後半、ユナイテッドのブラジル代表MFフレッジがキッカーを務めようと右CKフラッグに歩み寄った際、シティサポーター側のスタンドから差別的な言葉が飛び、物も投げ込まれる事態に。その物の1つがフレッジに直撃していた。

明白な人種差別行為が証拠に残っていたバークさんは、公共秩序違反の罪でテームサイド治安判事裁判所にて有罪判決を受けることに。罰金500ポンド(約7万8000円)が科されることとなった。
また、300ポンド(約4万7000円)の費用と、50ポンド(約8000円)の被害者追加金も支払うことに。加えて、全てのサッカー場において、3年間の入場禁止処分も言い渡されている。

なお、試合は1-2でユナイテッドが勝利を収めていた。

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