マフレズ「イングランド、そしてシティで引退できたら」

2021.05.17 18:15 Mon
Getty Images
アルジェリア代表FWリヤド・マフレズマンチェスター・シティでの現役引退を希望しているようだ。

レスター・シティでプレミアリーグ優勝に貢献するとともに、自身もサイドアタッカーとして評判を高め、2018年夏にマンチェスター・シティ移籍を果たしたマフレズ。当初こそスターが集うなかで主力になれるか不安視する見方もあったが、移籍後3年間で公式戦179試合48得点38アシストの数字を収め、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でも貴重な攻撃オプションとして重宝される。
今季もグアルディオラ監督からの信頼が厚く、ここまで公式戦45試合の出場で14得点7アシストを記録。すでにプレミアリーグ、カラバオカップを制して、悲願のタイトルとなるチャンピオンズリーグ(CL)優勝にも王手をかけたチームに大きく貢献している。

そんなマフレズは現在30歳。契約も2023年までだが、フランス『RMC Sport』でマンチェスター・シティでの充実ぶりを明かした。

「僕の将来? マンチェスター・シティですごく快適に過ごさせてもらっている。他の場所を探したいなんて思ってもいない。自分の状況がどうなるかわからないが、マンチェスター・シティで満足しているし、いたいんだ」
また、かつて子供の頃にファンだったと明かしたマルセイユでプレーする可能性を問われると、否定。マンチェスター・シティでの引退を願った。

「正直に言って、(マルセイユについて)考えていない。僕はイングランド、そしてマンチェスター・シティでキャリアを終えられたらと思っている。だから、そういうことは考えてもいないよ」

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キャプテンのマフレズがアルジェリア代表選外…サウジ移籍も輝き失い、CANでは無惨な敗退

アル・アハリに所属するFWリヤド・マフレズだが、アルジェリア代表から外されることとなった。 15日、アルジェリア代表はボリビア代表、南アフリカ代表との国際親善試合に臨むメンバーを発表。しかし、マフレズの名前はそこになかった。 アルジェリア代表はウラジミール・ペトコビッチ監督が3月に就任。今回が初の活動となったが、マフレズの名前はなし。イスラム・スリマニやユセフ・ベライリもメンバー外となっている。 その大きな理由はアフリカ・ネーションズカップ(CAN)の低迷とされている。グループDに入ったアルジェリアは、アンゴラ代表、ブルキナファソ代表、モーリタニア代表と同居も未勝利で最下位になり敗退。最終戦のモーリタニア戦で勝利すれば勝ち上がれたが、無惨にも敗れていた。 新たに就任したペトコビッチ監督は、チームに改革が必要だと考えたとのこと。その中で、マフレズやスリマニらが外されたようだ。 アルジェリア代表のキャプテンを務めていたマフレズだが、レスター・シティ、マンチェスター・シティと成功を収めていた中で、昨夏サウジアラビアのアル・アハリに完全移籍。しかし、サウジ・プロ・リーグで24試合9ゴール9アシストと期待された活躍はできておらず、サウジアラビアに移籍したスター選手の中で、初めて代表から声がかからない選手になったという。 2024.03.16 15:40 Sat

突然のサウジ行きに困惑…マフレズ妻が昨夏を回想「その1週間はまさに感情のジェットコースター」

アルジェリア代表FWリヤド・マフレズのアル・アハリ移籍を、妻のテイラー・ウォードさんが振り返った。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 レスター・シティ時代には奇跡のプレミアリーグ制覇に大きく貢献し、2018年夏からはマンチェスター・シティの一員としていくつものタイトルを獲得してきたマフレズ。しかし、昨夏は年俸4300万ポンド(約81億3000万円)+ボーナスというアル・アハリからの破格のオファーを受け入れ、サウジアラビア移籍の流れに乗った。 この中東行き決定に困惑したというのが妻のウォードさん。「その1週間はまさに感情のジェットコースターでした」と『デイリー・メール』のインタビューで語り、当時の心境を明かしている。 「その時私たちは休暇中で、移籍についての話はありました」 「リヤドはシティとの契約が数年残っていたし、本当にシティに腰を落ち着けていました。どの会話も『まだ移籍する予定はない。数年後に検討する』というものでした。サウジアラビアが興味を示しているという話も聞こえ始めましたが、それが何かをもたらすとは思っていませんでした」 「彼はプレシーズンの開始に向けて2日早く帰国したので、私の懸念事項は彼がマン・シティに戻るということだけでした。ある日、私がビーチに座っていると彼から電話があり、『引っ越すことになった。明日だ。それだけだ』と言われました」 「彼は私をクラブの女の子の1人に電話させ、それから私は涙を流しました。『こんなことが起こるなんて信じられない』といった感じでした。あまりにも突然の出来事だったので、みんなに別れを告げる時間もありませんでした。プレシーズンのスタートを切ったと思ったら、次の瞬間、彼は別れを告げていました」 一方、中東での生活について「驚いている」と語ったウォードさんだが、「これまでの経験は素晴らしいものだった」とジッダでの暮らしもそれなりに楽しんでいる模様。マンチェスターでの生活と比較して一番恋しいのは「家族や友人に会うこと」で、サウジアラビアの人々は「みんなとても素敵で、とても親切だったのが大きな衝撃だった」とのことだ。 2024.02.13 19:35 Tue

家族への誹謗中傷にアフリカ杯敗退…マフレズがアルジェリア代表引退も意識か「どこかで話す」

母国からの批判・誹謗中傷がやまないアルジェリア代表MFリヤド・マフレズ(32)。代表引退も頭の片隅にあるようだ。フランス『RMC Sport』が伝えている。 アルジェリア代表は24日、アフリカ・ネーションズカップ(CAN)グループD第3節でモーリタニア代表に0-1と敗戦。この結果、2大会ぶり優勝を目指した北アフリカの強豪は、0勝2分け1敗のD組最下位で敗退が決まった。 そんなアルジェリア代表と言えば、なんといってもマフレズ。レスター・シティにマンチェスター・シティで栄光を掴んだ右ウインガーは、母国の期待を一身に背負う絶対的エースであり、32歳となって中東サウジアラビアへ移籍した現在もトップフォームを維持する。 だが、今大会初戦でアンゴラ代表と引き分けたあたりから自身への批判が母国メディア間で強まり、家族をターゲットにした母国ファンによる誹謗中傷も。今大会のパフォーマンスはそこまで悪くなかったようだが、敗退の責任をなすりつけられている状態だという。 これらを受けて精神的にも追い込まれているようで、第2節・ブルキナファソ代表戦後には自身に矛先を向ける母国ファンについて「僕は彼らのためにサッカーしているわけではない」などと強い言葉で応酬。その後敗退となり、ついに代表引退も示唆した。 「今大会のアルジェリア代表が一定の水準に達していなかったのは間違いないし、長い間僕たちがそれなりにアフリカで勝ってきたのも事実。けど、これはサッカー。永遠に勝ち続けるわけないだろう」 「僕たちに対して異常なまでに強く批判するジャーナリストもいるね。ポジティブな言葉をかけてもらったことなんか一度もない。彼らのせいで負けたわけではないが、そのような人間が実際にいる。残念だ」 「代表キャリアについても考える部分がある。今は話したくないが、これからどこかで話すタイミングを作る。自分が今後どうしたいのか自分でもわからなくなっているんだ。これほどの失意から立ち直るのは簡単じゃない」 2024.01.26 20:20 Fri

マフレズが誹謗中傷に反応「スマホとPCを持たせるべきではない」「正しい道を歩んでいるのは僕たちのほう」

アルジェリア代表MFリヤド・マフレズが自身や家族への誹謗中傷に対して反応した。 レスター・シティにマンチェスター・シティと長らくイングランドで活躍したマフレズ。昨夏サウジアラビアはアル・アハリへと新天地を求めた32歳は、現在アルジェリア代表としてアフリカ・ネーションズカップ(CAN)に参戦中だ。 世界的ウインガー・マフレズのけん引するアルジェリア代表は、グループステージ第1節でアンゴラ代表と1-1のドロー、第2節もブルキナファソ代表と2-2のドロー。格下と思われる相手に対し、2試合で勝ち点2にとどまる。 フランス『RMC Sport』によると、2試合未勝利の責任をマフレズに押し付ける空気感もアルジェリアサポーターを中心にあるようで、SNS上ではマフレズだけでなく、マフレズの家族をターゲットとした誹謗中傷も。マフレズとしては当然ながら黙っておくわけにはいかない。 「僕たち選手が耳にしたり、目にするべきではない言葉が溢れかえっている。全ての試合で3-0で勝たなくてはならないと信じる人間には、スマートフォンとパソコンを持たせるべきではない。彼らと心の距離が近づくことは永久にない」 「チーム全員が今大会に集中しているにもかかわらず、誰も僕たちを助ける気がないようだ。僕たちにも家族がいる。僕たちは家族のために戦っている。正しい道を歩んでいるのは僕たちのほうだ」 全世界に蔓延るサッカーファンによるサッカー選手・関係者への誹謗中傷を牽制したマフレズ。アルジェリア国民の期待を背負うエースについて、現役時代にシティでもプレーしたアルジェリア代表のジャメル・ベルマディ監督も擁護する。 「特定の選手を攻撃…卑怯な考えは嫌いだ。リヤドは真のリーダーであり、ピッチで何度も真価を証明してきた。この大会でアルジェリアに彼が必要ないと思っている人間などいないはずだ」 2024.01.21 20:05 Sun

フィルミノは半年でサウジアラビアに嫌気? ハットトリックデビューも18戦ゴールなし、年俸34億円の控えFWに手を差し伸べるクラブは?

昨シーズン限りでリバプールを退団し、現在はサウジ・プロ・リーグのアル・アハリでプレーするブラジル代表FWロベルト・フィルミノ(32)だが、半年で退団したい気持ちが強まっているという。ブラジル『UOL』が伝えた。 ホッフェンハイムで名を上げたフィルミノは、2015年7月にリバプールへ完全移籍。ユルゲン・クロップ監督の下、黄金期を迎えたリバプールの一員としてプレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)のタイトル獲得に貢献した。 エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネ(現アル・ナスル)との3トップは強力で、多くの成功を収めたが、2022-23シーズンを最後に契約満了で退団。新天地にスター選手を呼び寄せていたサウジアラビアを選んだ。 年俸2200万ユーロ(約34億3500万円)をもらっているフィルミノは、アル・アハリではキャプテンを務め、サウジ・プロ・リーグでは17試合で3ゴール2アシストを記録。しかし、この3ゴールは開幕戦でハットトリックを達成したものであり、それ以降の公式戦18試合ではノーゴールと期待はずれとも言える結果となっている。 チームはリーグで3位と好調だが、フィルミノは退団を希望。その理由は金銭面ではなく、レベルの低さだという。 期待に応えられないパフォーマンスに終わっていることが大きな原因だが、フィルミノは現在完全に控え扱い。開幕戦以降ゴールを奪えていないため、11月以降はベンチからのスタートになっている。 また、マティアス・ヤイスレ監督は、かつてのパフォーマンスを出せないフィルミノをトップで起用せず、トップ下で起用。ガブリ・ベイガとのポジションを争う状況となっている。 加えて、昨シーズンまで2部に所属していたアル・アハリは、フィルミノやガブリ・ベイガ以外にもアルジェリア代表FWリヤド・マフレズやセネガル代表GKエドゥアール・メンディ、コートジボワール代表MFフランク・ケシエを補強も、自国選手のレベルが低い状況。このことにも不満を持っているとされている。 フィルミノに対してブラジル国内外で興味を持っているクラブはあるが、今のサラリーを払う気はさらさらない状況。ブラジルではアトレチコ・ミネイロやコリンチャンスが関心を寄せ、イングランドではノッティンガム・フォレストが興味を持っているとされるが、この1月に何か動きはあるだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】フィルミノがサウジで唯一決めた試合…デビュー戦でハットトリック</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="UG4rRrf-7as";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.01.03 23:05 Wed

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宿敵の勝負強さ認めるメッシ…「プレーレベルではシティが最高で、結果で言えばマドリーだ」

元バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、かつての宿敵の傑出した勝負強さを認めた。 2022年カタール・ワールドカップ制覇によってクラブレベル、代表レベルでも獲得可能なほぼすべてのメジャータイトルを獲得したメッシ。 その生まれながらの勝者は『Infobae』のインタビューで世界最高のチームについて問われると、恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督が率い、前人未踏のプレミアリーグ4連覇を達成したマンチェスター・シティを「好きなチーム」と絶賛。その一方で、今シーズンのチャンピオンズリーグでそのシティの連覇を阻み、最多15度目の優勝を達成したレアル・マドリーの勝負強さを認めた。 「プレーで言えば、個人的にグアルディオラのシティが好きだ。グアルディオラのいるチームは、彼の在り方、トレーニングの仕方、仕事の仕方、そしてチームをプレーさせる方法の点で、特別だと思うよ」 「僕にとってプレーのレベルではシティが最高で、結果で言えばマドリーだ」 「結果で言えば、現在のチャンピオンズリーグの王者であるレアル・マドリーになるね」 「結果で言えば」という言葉を強調するあたりに元バルセロナの選手ゆえのライバル意識も窺えたが、やはり宿敵のその傑出した勝負強さはメッシにとっても認めざるを得ないようだ。 2024.06.08 23:11 Sat

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ブライトンが今週にも31歳の青年指揮官ヒュルツェラーを招へい?

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ドウグラス・ルイス獲得へ向かうユベントス、マッケニーにイリング・ジュニアもアストン・ビラ行きか

ユベントスがブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)の獲得に向け、アストン・ビラとの交渉を進めているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。 監督就任発表が間近とみられるチアゴ・モッタ氏との来シーズンに向け、中盤の補強に動くユベントス。ドウグラス・ルイスの獲得を目指しており、アメリカ代表MFウェストン・マッケニー(25)が取引に含まれると報じられていた。 両クラブは移籍成立に向け、頻繁に連絡を取り合っているようで、交渉は順調に進んでいるとのこと。ビラは現在、マッケニーに加え、U-21イングランド代表MFサミュエル・イリング・ジュニア(20)も要求しているという。 また、この2選手に加え、約2000万ユーロ(約33億9000万円)の金銭も望んでいる模様。ユベントスはこの額の引き下げに取り組んでいるようだ。 ドウグラス・ルイスはプレミアリーグで4位フィニッシュし、チャンピオンズリーグ(CL)出場も決めたアストン・ビラの主力。しかし、前年度に多額の損失を計上しているクラブは、プレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)に抵触する恐れがあり、このブラジル人MFが売却候補の1人に挙がっていた。 一方、マッケニーはユベントスにレンタルバックして今シーズンに臨み、マッシミリアーノ・アッレグリ元監督に重宝されたものの、現行契約が残り1年。クラブは契約更新へ向かったものの、給与面で折り合いがつかず、延長交渉はストップしたとみられている。 また、途中出場をメインとしながら公式戦27試合に出場したイリング・ジュニアも、契約期間が残り1年を切ろうとしている状況。売却やむなしと考えられ、1月にも補強資金に繋げるための移籍の可能性があった。 2024.06.11 15:10 Tue

ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

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