CL決勝はトルコからポルトガルに開催地変更!UEFA会長「試合を直接見る機会を奪うことは選択肢にない」
2021.05.13 20:05 Thu
欧州サッカー連盟(UEFA)は13日、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝をポルトガルで開催することを発表した。
マンチェスター・シティとチェルシーによる決勝が行われるCL。当初は、トルコのイスタンブールで開催されることが決まっていた。
しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が広がっているトルコは、イギリスの渡航禁止国に当たる「レッドリスト」に載っている状況。イングランド勢の決勝となったもののファンが参加できない状況となっていた。
そのため、一度はイングランドでの開催が協議されたものの、イギリスへの渡航制限がかかっている国もあるために断念。そこで浮上したのが、昨年も集中開催が行われたポルトガルだった。
ポルトガルサッカー連盟(FPF)とポルトガル政府が認めてくれた結果、5月29日にポルトにあるエスタディオ・ド・ドラゴンで開催されることとなった。
なお、トルコでの開催は2019-20シーズンも予定されていたが、この結果2年連続で中止に。UEFAは、近い将来に再びイスタンブールでCL決勝を行うことを検討するとしている。
UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は今回の決定についてコメント。ファンのことを考えての決断だったとした。
「我々が耐えてきたようなシーズンを決して経験したくないことは、誰もが認めるところだろう」
「チャンピオンズリーグ決勝に到達することはクラブサッカーの頂点であり、ファンはチームのライブを見ることができずに12か月以上苦しんでいた。そのため、サポーターから試合を直接見る機会を奪うことは選択肢になく、この妥協点が見つかったことを嬉しく思う」
「ファンが耐えてきた1年後、今シーズン最大の試合で応援するチームを見る機会がないことは、正しいことではない」
マンチェスター・シティとチェルシーによる決勝が行われるCL。当初は、トルコのイスタンブールで開催されることが決まっていた。
しかし、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が広がっているトルコは、イギリスの渡航禁止国に当たる「レッドリスト」に載っている状況。イングランド勢の決勝となったもののファンが参加できない状況となっていた。
ポルトガルサッカー連盟(FPF)とポルトガル政府が認めてくれた結果、5月29日にポルトにあるエスタディオ・ド・ドラゴンで開催されることとなった。
イングランドからポルトガルへの渡航に関しては、出国時や帰国時の隔離期間が設けられないこととなる。
なお、トルコでの開催は2019-20シーズンも予定されていたが、この結果2年連続で中止に。UEFAは、近い将来に再びイスタンブールでCL決勝を行うことを検討するとしている。
UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は今回の決定についてコメント。ファンのことを考えての決断だったとした。
「我々が耐えてきたようなシーズンを決して経験したくないことは、誰もが認めるところだろう」
「チャンピオンズリーグ決勝に到達することはクラブサッカーの頂点であり、ファンはチームのライブを見ることができずに12か月以上苦しんでいた。そのため、サポーターから試合を直接見る機会を奪うことは選択肢になく、この妥協点が見つかったことを嬉しく思う」
「ファンが耐えてきた1年後、今シーズン最大の試合で応援するチームを見る機会がないことは、正しいことではない」
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