モウリーニョの早期現場復帰はスパーズに朗報? 給与支払いを大幅に節約か
2021.05.05 08:00 Wed
ジョゼ・モウリーニョ氏(58)の来シーズンのローマ指揮官電撃就任は、古巣トッテナムにとって朗報となったようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。
先月19日に成績不振を理由にトッテナムの指揮官の座を追われたモウリーニョ氏。
先日にはイギリス『タイムズ』で、「フットボールに戻るのを待つ。適切なクラブというだけなく、適切な文化を考慮する。したがって、来シーズンは時期尚早かもしれない」と、次の仕事に就くまでにはしばらく時間を要する見込みであると語っていた。
しかし、ポルトガル人指揮官はトッテナム解任からわずか2週間後に、来シーズンからローマの新指揮官に就任することを明らかにした。
この電撃就任によって思わぬ恩恵を受けることになったのが、古巣のトッテナムだ。
だが、今回のローマ指揮官就任によって、同氏が正式就任する7月までの給与を支払うだけでよくなった。
その一方で、イタリア『スカイ・スポルト』によると、ローマと年俸700万ユーロ(約9億2000万円)の3年契約を結んだモウリーニョ氏の1年目の給与の支払いに関しては、トッテナムがその一部を負担する可能性があるという。
ただ、その金額はローマの現行給与とトッテナムで受け取るはずだった給与の差額程度の金額になるため、いずれにしてもトッテナムにとっては大幅な節約に繋がる朗報と言えるはずだ。
先月19日に成績不振を理由にトッテナムの指揮官の座を追われたモウリーニョ氏。
先日にはイギリス『タイムズ』で、「フットボールに戻るのを待つ。適切なクラブというだけなく、適切な文化を考慮する。したがって、来シーズンは時期尚早かもしれない」と、次の仕事に就くまでにはしばらく時間を要する見込みであると語っていた。
この電撃就任によって思わぬ恩恵を受けることになったのが、古巣のトッテナムだ。
トッテナムは2019年11月の就任時にモウリーニョ氏と2022-23シーズン終了までの契約を結んでおり、解任から同氏が次の仕事(監督業)を見つけるまでの期間は1050万ポンド(約16億円)と言われる年俸を負担し続ける必要がある。
だが、今回のローマ指揮官就任によって、同氏が正式就任する7月までの給与を支払うだけでよくなった。
その一方で、イタリア『スカイ・スポルト』によると、ローマと年俸700万ユーロ(約9億2000万円)の3年契約を結んだモウリーニョ氏の1年目の給与の支払いに関しては、トッテナムがその一部を負担する可能性があるという。
ただ、その金額はローマの現行給与とトッテナムで受け取るはずだった給与の差額程度の金額になるため、いずれにしてもトッテナムにとっては大幅な節約に繋がる朗報と言えるはずだ。
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