福岡が2000年以来のJ1で3連勝、1999年以来の浦和戦勝利【明治安田J1第12節】
2021.05.01 15:57 Sat
1日、明治安田生命J1リーグ第12節のアビスパ福岡vs浦和レッズがベスト電器スタジアムで行われ、2-0で福岡が勝利した。福岡は現在リーグ戦2連勝中。FC東京、サンフレッチェ広島と難敵を相手に連勝し、自信を深めている状況だ。
対する浦和は、3連勝後にアウェイでセレッソ大阪に敗れたが、前節はホームで大分トリニータ相手に逆転勝利。連勝を目指して乗り込んだ。
福岡は前節の広島戦からスタメンを1名変更。金森健志が外れ、ジョルディ・クルークスを右サイドで起用。クルークスはリーグ戦初先発となった。
対する浦和はスタメンを2名変更。山中亮輔と杉本健勇に代えて、伊藤敦樹と興梠慎三を起用。興梠は今シーズン初スタメンとなった。
立ち上がりから浦和がボールを保持して攻め込む中、ホームの福岡がラッキーな形で最初のチャンスを生かす。8分、志知が左足で後方からクロスを送ると、ボックス内でブルーノ・メンデスが競り合おうとしたところ、GK西川周作がキャッチ。しかし、競り合いに来た明本と着地の際に接触するとボールをこぼしてしまう。これにしっかりと反応したブルーノ・メンデスがこぼれ球を無人のゴールに流し込み先制する。
不運な形から失点してしまった浦和。10分には自陣から槙野が前線にロングフィード。これに反応した武藤が抜け出してボックス内でトラップ。しかし、奈良がうまく対応しシュートは打たせない。
13分にも浦和がチャンス。右サイドからの関根のボールを中央で受けた興梠が左へと展開。小泉がボックス左からダイレクトでクロスを上げると、ファーに流れたボールを関根がダイレクトシュート。しかし、これは力なくGK村上がキャッチする。
先制を許してから押し込む時間が続く浦和。15分にはショートコーナーから武藤がドリブルでボックス内を仕掛けると、最後はシュート。これがGK村上の頭上を抜けそうになるが、なんとか掻き出して得点を許さない。
浦和が攻め込む時間帯が長く続いた中、福岡は一瞬の隙を突いて決定機を作る。23分、クリアボールを拾ったブルーノ・メンデスがドリブルを仕掛けると浦和陣内深くに侵入。そのままクロスを上げると、ボックス中央で渡がバイシクルシュート。強烈なシュートが枠を捉えるが、ここはGK西川がなんとかセーブし、得点を許さない。
飲水タイム後は一進一退の攻防が続くが39分に福岡がチャンス。右サイドでボールを持ったジョルディ・クルークスが相手2人を引きつけながらグラウンダーのパス。ブルーノ・メンデスに通ると、このクロスに渡が合わせに行くが、シュートは打てない。
浦和がポゼッションを高めていく中で、決定的な仕事ができないまま前半が終了。福岡がリードして前半を終える。
浦和はハーフタイムで柴戸を下げて山中亮輔を投入。左サイドバックに山中が入り、明本が2列目の左、小泉がボランチに入った。
後半もスタートから浦和がボールを握り、福岡ゴールを目指す展開に。福岡は変わらずプレスをかけていくが、浦和が上手くボールを動かしていなしていく展開となる。
浦和は56分、敵陣のパスを奪った槙野がドリブルで運ぼうとすると、ボックス手前で渡に倒されFKを獲得。このFKを後半から出場した山中が直接狙うが、GK村上がセーブする。
ゴールがなかなか奪えない浦和は62分に関根に代えて汰木康也を投入。汰木を左に入れ、明本を中央、右に武藤を配置した。
浦和は67分、左サイドでボールを持った山中がクロス。これをファーサイドで西が蹴り込もうとしたが、金森がダイビングヘッドでクリアする。
福岡は競り合いの際に味方のスパイクがブルーノ・メンデスの顔に入ってしまうアクシデントもあり、82分にジョン・マリと交代。しかし、この交代がプラスに働く。
86分左サイドから志知が鋭いクロスを入れると、ボックス中央でジョン・マリがゴールに背を向けて左足でトラップ。そのまま振り向きざまでハーフボレーを放つと、強烈なシュートはGK西川の手を弾き、ラインを越えて追加点を奪う。
2点ビハインドとなった浦和は興梠を下げて杉本健勇を投入。ゴールを目指しに行くが、福岡の堅い守備の前に決定的なシーンを作れない。
結局そのまま試合は終了し、2-0で福岡が勝利。リーグ戦3連勝を飾った。
アビスパ福岡 2-0 浦和レッズ
【福岡】
ブルーノ・メンデス(前8)
ジョン・マリ(後41)
福岡は前節の広島戦からスタメンを1名変更。金森健志が外れ、ジョルディ・クルークスを右サイドで起用。クルークスはリーグ戦初先発となった。
対する浦和はスタメンを2名変更。山中亮輔と杉本健勇に代えて、伊藤敦樹と興梠慎三を起用。興梠は今シーズン初スタメンとなった。
福岡を指揮する長谷部茂利監督と浦和を指揮するリカルド・ロドリゲス監督は、昨シーズンの明治安田J2で優勝を争った中。その際は長谷部監督率いる福岡がリカルド監督率いる徳島ヴォルティスに2連勝を収めたが、徳島が優勝していた。
立ち上がりから浦和がボールを保持して攻め込む中、ホームの福岡がラッキーな形で最初のチャンスを生かす。8分、志知が左足で後方からクロスを送ると、ボックス内でブルーノ・メンデスが競り合おうとしたところ、GK西川周作がキャッチ。しかし、競り合いに来た明本と着地の際に接触するとボールをこぼしてしまう。これにしっかりと反応したブルーノ・メンデスがこぼれ球を無人のゴールに流し込み先制する。
不運な形から失点してしまった浦和。10分には自陣から槙野が前線にロングフィード。これに反応した武藤が抜け出してボックス内でトラップ。しかし、奈良がうまく対応しシュートは打たせない。
13分にも浦和がチャンス。右サイドからの関根のボールを中央で受けた興梠が左へと展開。小泉がボックス左からダイレクトでクロスを上げると、ファーに流れたボールを関根がダイレクトシュート。しかし、これは力なくGK村上がキャッチする。
先制を許してから押し込む時間が続く浦和。15分にはショートコーナーから武藤がドリブルでボックス内を仕掛けると、最後はシュート。これがGK村上の頭上を抜けそうになるが、なんとか掻き出して得点を許さない。
浦和が攻め込む時間帯が長く続いた中、福岡は一瞬の隙を突いて決定機を作る。23分、クリアボールを拾ったブルーノ・メンデスがドリブルを仕掛けると浦和陣内深くに侵入。そのままクロスを上げると、ボックス中央で渡がバイシクルシュート。強烈なシュートが枠を捉えるが、ここはGK西川がなんとかセーブし、得点を許さない。
飲水タイム後は一進一退の攻防が続くが39分に福岡がチャンス。右サイドでボールを持ったジョルディ・クルークスが相手2人を引きつけながらグラウンダーのパス。ブルーノ・メンデスに通ると、このクロスに渡が合わせに行くが、シュートは打てない。
浦和がポゼッションを高めていく中で、決定的な仕事ができないまま前半が終了。福岡がリードして前半を終える。
浦和はハーフタイムで柴戸を下げて山中亮輔を投入。左サイドバックに山中が入り、明本が2列目の左、小泉がボランチに入った。
後半もスタートから浦和がボールを握り、福岡ゴールを目指す展開に。福岡は変わらずプレスをかけていくが、浦和が上手くボールを動かしていなしていく展開となる。
浦和は56分、敵陣のパスを奪った槙野がドリブルで運ぼうとすると、ボックス手前で渡に倒されFKを獲得。このFKを後半から出場した山中が直接狙うが、GK村上がセーブする。
ゴールがなかなか奪えない浦和は62分に関根に代えて汰木康也を投入。汰木を左に入れ、明本を中央、右に武藤を配置した。
浦和は67分、左サイドでボールを持った山中がクロス。これをファーサイドで西が蹴り込もうとしたが、金森がダイビングヘッドでクリアする。
福岡は競り合いの際に味方のスパイクがブルーノ・メンデスの顔に入ってしまうアクシデントもあり、82分にジョン・マリと交代。しかし、この交代がプラスに働く。
86分左サイドから志知が鋭いクロスを入れると、ボックス中央でジョン・マリがゴールに背を向けて左足でトラップ。そのまま振り向きざまでハーフボレーを放つと、強烈なシュートはGK西川の手を弾き、ラインを越えて追加点を奪う。
2点ビハインドとなった浦和は興梠を下げて杉本健勇を投入。ゴールを目指しに行くが、福岡の堅い守備の前に決定的なシーンを作れない。
結局そのまま試合は終了し、2-0で福岡が勝利。リーグ戦3連勝を飾った。
アビスパ福岡 2-0 浦和レッズ
【福岡】
ブルーノ・メンデス(前8)
ジョン・マリ(後41)
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