樋口の1G1Aの活躍で好調鳥栖が連勝!FC東京は後1点が遠くリーグ3連敗に…【明治安田J1第11節】
2021.04.24 16:26 Sat
明治安田生命J1リーグ第11節、FC東京vsサガン鳥栖が24日に味の素スタジアムで行われ、アウェイの鳥栖が1-2で勝利した。
リーグ連敗をストップしたいFC東京は、児玉、三田、田川に代えて波多野、安部、永井を起用。波多野は規律違反による謹慎処分後、初のリーグ戦スタメンとなった。システムは変わらず[4-3-3]を採用しており、引き続き森重がアンカーを務めている。
一方、前節名古屋グランパス相手に勝利を収め、リーグ3位と好調を維持する鳥栖。前節からスタメンを2枚変更しており、大畑と本田に代わり中野伸哉と仙頭が入った。システムは [3-4-1-2]から[4-4-2]に変更しており、林と酒井が2トップを組む形となっている。
立ち上がりから激しい球際での攻防が繰り広げられるなか、過去10戦1勝と相性の悪い鳥栖を相手にFC東京が前線からプレスをかけ、攻勢の時間帯が続く。12分には左サイドから崩し、永井がシュートを放ったがこれは松岡がブロック。15分には東が前線でのプレスからボールを奪うと、そのまま持ち運びシュートを放ったがこれも鳥栖守備陣に阻まれた。
なかなかチャンスを作れない鳥栖だったが、18分にチャンスをつかむ。右サイドで仙頭からのパスを受けた樋口が、ノープレッシャーの状態からアーリークロスを送ると、ボックス内に走り込んだ酒井がしっかり頭で合わせ先制に成功した。
攻め続ける鳥栖は34分、素早いプレッシャーにより高い位置でボールを奪うと、中央でボールを受けた樋口がバイタルエリアまで持ち運び、強烈なミドルシュートをゴール左隅に突き刺す。2点目を奪った鳥栖は36分にも松岡がシュートを放つなど終始攻勢のまま、前半終了となった。
後半、青木と内田の投入によってシステムを[4-4-2]に変更したFC東京が主導権を握ると、53分に左CKから森重が頭で合わせて1点を返す。得意のセットプレーで息を吹き返したFC東京は、55分に左サイドからボックス内に侵入した小川がシュートを放ったが、これはGK朴に防がれた。
68分には左サイドの小川からのクロスに、永井がフリーの状態でヘディングシュートを放つもこれは枠外に。何としても追い付きたいFC東京は72分にレアンドロと三田を投入。攻撃のバリエーションを増やす采配によってさらに鳥栖を押し込んでいくが、なかなかシュートまでは結びつかない時間が続く。
林に代えて田代を投入し、守備固めの姿勢を明確にする鳥栖に対して、FC東京は83分に安部が中央からシュートを打つも、これは大きく枠外に逸れた。91分、レアンドロが右サイドから切り込みミドルシュートを放ったが、GK朴のビッグセーブによって決め切ることができない。結局FC東京は後半圧倒的に試合を支配しながらも鳥栖の守備陣を攻略し切れず、1-2のスコアでアウェイチームが勝利を収めた。
FC東京 1-2 サガン鳥栖
【FC東京】
森重真人(後8)
【鳥栖】
酒井宣福(前18)
樋口雄太(前34)
リーグ連敗をストップしたいFC東京は、児玉、三田、田川に代えて波多野、安部、永井を起用。波多野は規律違反による謹慎処分後、初のリーグ戦スタメンとなった。システムは変わらず[4-3-3]を採用しており、引き続き森重がアンカーを務めている。
立ち上がりから激しい球際での攻防が繰り広げられるなか、過去10戦1勝と相性の悪い鳥栖を相手にFC東京が前線からプレスをかけ、攻勢の時間帯が続く。12分には左サイドから崩し、永井がシュートを放ったがこれは松岡がブロック。15分には東が前線でのプレスからボールを奪うと、そのまま持ち運びシュートを放ったがこれも鳥栖守備陣に阻まれた。
なかなかチャンスを作れない鳥栖だったが、18分にチャンスをつかむ。右サイドで仙頭からのパスを受けた樋口が、ノープレッシャーの状態からアーリークロスを送ると、ボックス内に走り込んだ酒井がしっかり頭で合わせ先制に成功した。
勢いづく鳥栖は23分にも左サイドでのFKからエドゥアルドがシュートを打つも、これは波多野がキャッチ。28分には右サイドのFKからファン・ソッコがフリーの状態でヘディングシュートを放ったが、これはボールを叩きつけ過ぎたこともあり枠外に外れた。
攻め続ける鳥栖は34分、素早いプレッシャーにより高い位置でボールを奪うと、中央でボールを受けた樋口がバイタルエリアまで持ち運び、強烈なミドルシュートをゴール左隅に突き刺す。2点目を奪った鳥栖は36分にも松岡がシュートを放つなど終始攻勢のまま、前半終了となった。
後半、青木と内田の投入によってシステムを[4-4-2]に変更したFC東京が主導権を握ると、53分に左CKから森重が頭で合わせて1点を返す。得意のセットプレーで息を吹き返したFC東京は、55分に左サイドからボックス内に侵入した小川がシュートを放ったが、これはGK朴に防がれた。
68分には左サイドの小川からのクロスに、永井がフリーの状態でヘディングシュートを放つもこれは枠外に。何としても追い付きたいFC東京は72分にレアンドロと三田を投入。攻撃のバリエーションを増やす采配によってさらに鳥栖を押し込んでいくが、なかなかシュートまでは結びつかない時間が続く。
林に代えて田代を投入し、守備固めの姿勢を明確にする鳥栖に対して、FC東京は83分に安部が中央からシュートを打つも、これは大きく枠外に逸れた。91分、レアンドロが右サイドから切り込みミドルシュートを放ったが、GK朴のビッグセーブによって決め切ることができない。結局FC東京は後半圧倒的に試合を支配しながらも鳥栖の守備陣を攻略し切れず、1-2のスコアでアウェイチームが勝利を収めた。
FC東京 1-2 サガン鳥栖
【FC東京】
森重真人(後8)
【鳥栖】
酒井宣福(前18)
樋口雄太(前34)
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