「スポークスパーソンではない」バルサで最初にESL構想について語ったクーマン監督、ペップに同調しUEFAにも苦言

2021.04.21 22:10 Wed
Getty Images
バルセロナロナルド・クーマン監督が、クラブが参戦を表明しているヨーロッパ・スーパーリーグ(ESL)について言及した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。18日、ヨーロッパの12のクラブが欧州サッカー連盟(UEFA)のチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)に対抗するものとしてESLを構想。これが大きな話題を呼んでいた。

各方面からの強い反発、そしてファン・サポーターとの間にかつてない溝を生んでしまったESL構想。その結果、20日にはプレミアリーグの6クラブが撤退を表明。さらに、21日にはアトレティコ・マドリー、インテル、ミランが撤退。ユベントスは、撤退こそ表明しないものの、計画が破綻してしまったことを発表していた。
そんな中、クラブとしての姿勢をまだ示していないバルセロナ。22日に行われるラ・リーガ第31節のヘタフェ戦に向けた記者会見に出席したクーマン監督は、この件が表明されてから初めて公の場に。ESLについて問われることとなった。

クーマン監督は今回の件について、会長から話は聞いているとしながらも、多くを語るべき状況ではないと語った。
「昨日、スーパーリーグについて会長と話をした。彼は私にクラブの立場を説明してくれたが、これだけの動きがあった後では、意見を言わない方が良いだろう」

「色々なことが起こり、多くのチームが去っていったが、私が望むことはクラブにとってベストなことだ」

また、自身がこの件を説明する役割ではないとし、ジョアン・ラポルタ会長に聞くべきだと語った。

「私はスポークスパーソンではない。それは会長だ。私の仕事は試合の準備をすることだ」

「このトピックには、非常に多くの動きがあり、どのように終わりを迎えるのかを待たなければならない」

「私は驚かない。クラブのために最高のものを望んでいる。これについて話すべき人が居るとすれば、明らかに会長だ」

そもそも、多くのことは聞いていないとし、「私が聞いた唯一のことは、会長が私に電話をし、説明したということだ。彼が選手たちに何を言ったかはわからないが、明日の試合にしか興味はない」とし、この問題よりも試合に集中したいと語った。

それでも、「ピケのツイートに同意する」と語り、ジェラール・ピケがツイッターでつぶやいた「フットボールは、ファンのもの。今日はこれまで以上に」ということに同意するとした。

また、自身の母国でもあるオランダのエールディビジとベルギーのジュピラー・プロ・リーグが合併し「BeNeLiga」になるという話も浮上しているが、その件にも触れつつ、改革する必要はあってもやってはいけないことがあるとした。

「オランダとベルギーでは、リーグの統合について話し合っており、クラブの会長が将来について考えるのは普通だが、サッカーでは変えてはならないことがある」

さらに、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督の見解に同意し、とにかく試合が多いということの問題を解決すべきだとした。

「試合の数が非常に多いというグアルディオラの発言に同意する。誰もがスーパーリーグについて話し、チャンピオンズリーグとUEFAは全てについて話すが、彼らはクラブ、監督、選手の話を聞いてはいない」

「最も重要なことは彼らのためのお金だ。スペインでもたくさんの試合があり、明日のように午後10時にプレーする試合の時間は、サッカーには最適ではない。まず第一に、サッカー選手を守らなければいけない」

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浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu

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