C・パレス指揮官、“ヒザつきポーズ”拒否のザハを支持 「彼は勇気をもって発言した」
2021.04.05 17:59 Mon
クリスタル・パレスのロイ・ホジソン監督が「Black Lives Matter」運動の一環として行われているヒザをつくポーズを拒否したコートジボワール代表FWウィルフレッド・ザハを支持した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。
プレミアリーグでは昨季の新型コロナウィルスによる中断明けから「Black Lives Matter」運動に同調を示す一環として、選手や監督などフィールド上の全員がキックオフ直前に片ヒザをつくムーブメントが恒例に。しかし、ザハはポーズ自体が意味を持ち、人種差別についてのメッセージが伝わっていないと語り、3月13日に行われた第28節のWBA戦でヒザをつくのを拒否したことで、話題を呼んでいた。
そんなザハについて、ホジソン監督は「私が望んでいたように、ポジティブで正しい見方をされている。すべてはウィルフのおかげだ。彼は勇気を持って発言した」とコメント。前例にないアクションを起こしたザハの意思を尊重した。
また、いまだ続く人種差別についても言及。ポーズを拒否したザハを称えつつも、このポーズが人種差別問題の存在を世間に知らしめる役割を担ったと話している。
「2021年にもなってサッカー選手が人種差別を我慢しなければならないというのは、正しいことではない。黒人選手がサッカーをすることを見慣れていなかった時代は過ぎ去った。私の生前や生まれたころまで遡らない限りね」
「私はこの運動が続くことを望んでいるし、プレミアリーグで活躍する黒人選手たちがその声を挙げ続けてくれることを願っている。彼らは力強い声を持っているからね」
プレミアリーグでは昨季の新型コロナウィルスによる中断明けから「Black Lives Matter」運動に同調を示す一環として、選手や監督などフィールド上の全員がキックオフ直前に片ヒザをつくムーブメントが恒例に。しかし、ザハはポーズ自体が意味を持ち、人種差別についてのメッセージが伝わっていないと語り、3月13日に行われた第28節のWBA戦でヒザをつくのを拒否したことで、話題を呼んでいた。
そんなザハについて、ホジソン監督は「私が望んでいたように、ポジティブで正しい見方をされている。すべてはウィルフのおかげだ。彼は勇気を持って発言した」とコメント。前例にないアクションを起こしたザハの意思を尊重した。
「2021年にもなってサッカー選手が人種差別を我慢しなければならないというのは、正しいことではない。黒人選手がサッカーをすることを見慣れていなかった時代は過ぎ去った。私の生前や生まれたころまで遡らない限りね」
「ヒザをつくこのポーズはこの問題を公にするためには不可欠だった。しかし、それについて議論がなされ、ウィルフが決断を下したことや、良い反響が彼に伝わるのは良いことだ」
「私はこの運動が続くことを望んでいるし、プレミアリーグで活躍する黒人選手たちがその声を挙げ続けてくれることを願っている。彼らは力強い声を持っているからね」
ロイ・ホジソンの関連記事
クリスタル・パレスの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
ロイ・ホジソンの人気記事ランキング
1
「私はファンに望まれていなかった」かつてリバプールで失格の烙印押されたDFコンチェスキ…当時を振り返り「ブーイングを浴びるのは辛かったけど…」
かつてリバプールに所属していた元イングランド代表DFのポール・コンチェスキ氏が、批判にあふれていたリバプール時代を振り返った。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 コンチェスキ氏は現役時代、チャールトン・アスレティックやウェストハムでプレーし、フルアムでは左サイドバックの主軸に定着。そこで指導を受けたロイ・ホジソン監督がリバプールに引き抜かれると、後を追うように2010年にリバプールへ完全移籍した。 しかし、リバプールでは力不足を露呈してしまい、ファンからは批判の的に。こうした批判に対して同氏の母親がSNSに「リバプールのクズども」と投稿し、火に油を注ぐ一幕などもあった。そしてホジソン監督が半年足らずで解任となると、コンチェスキ氏も居場所を失いノッティンガム・フォレストへ去ることとなった。 その後はレスターなどでプレーし、2018年に現役引退となったコンチェスキ氏。『リバプール・エコー』のインタビューでリバプール時代を振り返り、批判を受けた辛さはあったとしつつも、当時の決断に後悔はないと語っている。 「聞いてほしい、私は自分のキャリアで後悔していることはあまりないんだ。今振り返ったら、後悔するだろうか。でも私は当時29歳で、素晴らしい歴史を持つ最大のクラブの一つに行くことになったんだ。そのチャンスを断れはしないよ」 「今振り返ってみると、当時彼らはロイ・ホジソンを監督として本当に望んでいなかったように思う。そして私は、そんなロイが契約した選手の一人だった。だから、常に大変だったんだよ。分かってくれるだろう?」 「本当に良い成績を収めたいと願って加入したんだ。でも、すぐロイにとって少し不利な状況になった。そんな彼に望まれた私は、ファンが期待していたような契約ではなかったと思う。彼らはビッグネームが好きで、ここはビッグクラブだからね」 「ビッグクラブであれば、ビッグネームや大物選手の獲得が期待されるものさ。そして、おそらく私はその条件に当てはまらなかった。大変だったよ」 「でも、もし誰かが29歳で、リバプールのような長い歴史を持つクラブからオファーが来たら、誰だって喜んで受けるだろう。それは夢の実現だった。そしてそこから、多くを学んだよ。素晴らしい選手たちと一緒にプレーして、その過程で素晴らしい人々に出会えた」 「スティービー(スティーブン・ジェラード)は素晴らしい選手だとわかっていた。そして彼は、いわばマネージャーのような存在だったと思う。彼の基準に全員が従わなければならず、そうでなければ彼はすぐそれを告げてきて、クラブで嫌われることとなる」 「それでも、私はそこで素晴らしい選手たちと一緒にプレーした。ルーカス・レイバは素晴らしい選手だったがあまり注目されていなかったね。ラウール・メイレレス、マルティン・シュクルテル、ダニエル・アッガーとのプレーは大好きだった。当時の全員の名前を挙げられるよ。素晴らしいグループだった。だから、うまくいかなかったのは残念だ」 「もちろん、加入時に私を応援してくれたファンには今でも感謝している。おそらく大多数の人は私がそこにいることを望んでいなかったと思うが、中には望んでくれる人もいた。そして望んではいなくとも、私を支持してくれた人たちに心から感謝しているし、彼らの幸運を祈っている」 「(母親の投稿について)確かストークとのアウェイ戦だったと思う。起きたら誰かがメールを送ってきていて、母がこう言っていたと知った。その日、私は練習場に行き、広報担当者と座ってそれを確認しなければならなかったんだ」 「おそらく母も後悔しているし、それは過ちだった。でも彼女は、可愛い息子を擁護したかっただけかもしれない。今はみんなが言いたいことを言い、逃げ切ってしまうからね。私はそれに対処しないといけなかったが、うまくいかなかった」 「ファンからブーイングを浴びるのは辛かった。個人としてだけでなくグループとしてとても悪い時期を過ごしていれば、選手は簡単に標的にされる。私は標的にされやすい一人だった。ブーイングに対処しなければならないのは、良いことではない。でも、それもフットボールの一部だ」 「それでも、アンフィールドでリバプールのためプレーするのは信じられないことだった。アンフィールドがどんなところか、誰もが知っている。ピッチに出れば、KOPが歌っているんだ。リバプールの選手としてそれを聞くと首筋の毛が逆立ち、誰もが立ち上がれる。信じられないことだった」 「最初の6カ月間、本当に楽しかった。すべての試合に出場したが、ロイが去ってからはもちろん大変だったよ。でも、たくさんのことを学び、より強い人間、より強い選手になれたと思う」 2025.03.06 18:25 Thu2
C・パレスの元アーセナルDFに不穏な動き…SNSのクラブに関する投稿を全削除
クリスタル・パレスとイングランド人DFロブ・ホールディング(28)の関係に緊張が走っている。イギリス『Sport Bible』が伝えている。 昨夏、アーセナルから完全移籍でパレスに加入したホールディング。しかし、慢性的なケガの影響もあり、ロイ・ホジソン、オリバー・グラスナーの2人の指揮官の下で与えられた出場機会はEFLカップ1試合にとどまった。 そんななか、今夏の移籍市場でチームはデンマーク代表DFヨアキム・アンデルセンが移籍した一方、ニューカッスル行きが決定的とみられたイングランド代表DFマーク・グエイの残留に加え、モロッコ代表DFチャディ・リアド、フランス人DFマクサンス・ラクロワ、イングランド人DFトレヴォ・チャロバーの3選手が加入。センターバックのポジションでの序列がさらに低下している。 そのため、放出の可能性も取り沙汰されたが、リアドのケガやグエイの去就を含め新加入選手の獲得が市場閉幕ギリギリとなった影響もあって最終的に残留。現在はフィジカルコンディションに問題はないものの、グラスナー監督は先日のチェルシー戦後に同選手がチームとは別でトレーニングを行っていることを明かした。 その際にオーストリア人指揮官は「ロブは現在、個別にトレーニング中だ。我々は一緒に話し合う。彼は理由を知っているが、それはロブと私の間だけのことで、公にすることはない」と、何らかの問題があることを示唆していた。 その指揮官との関係に関してここまでリアクションを見せていなかったホールディングだが、SNS上での変化が確認された。 元々、インスタグラムにあまり投稿を行っていなかったホールディングだが、パレス加入後には加入時の写真やトレーニングセッションの様子を投稿していた。しかし、現在はパレスに関するすべての投稿を削除し、クラブ公式アカウントのフォローも解除。グラスナー監督を含めたクラブの対応に不満があることを示しているようだ。 両者の契約は2026年まで残っており、獲得時には400万ポンド(約7億5000万円)の移籍金も支払っており、契約解除に踏み切る選択肢は困難だが、ヨーロッパの主要リーグはほぼ市場が閉まっており、ここからの移籍も同様に困難と思われる。 2024.09.09 09:20 Mon3
ガンで他界したエリクソン氏の葬儀が執り行われる…教え子のベッカム氏ら600人が弔問
ガンにより76歳で他界した元イングランド代表監督のスヴェン・ゴラン・エリクソン氏の葬儀が、13日に母国のスウェーデン・トルスビーで執り行われた。 8月26日、長らくガンと闘っていたエリクソン氏が帰らぬ人に。エリクソン氏の家族が「スヴェン・ゴラン・エリクソンは亡くなりました。長い闘病生活の末、午前中に家族に囲まれ自宅で亡くなりました」と発表した。 クラブチームではベンフィカ、ローマ、フィオレンティーナ、サンプドリア、ラツィオなどを指揮したエリクソンしは、2001年から2006年までイングランド代表を指揮し、日韓ワールドカップとドイツ・ワールドカップに出場した。 その後、マンチェスター・シティやメキシコ代表、コートジボワール代表、レスター・シティなどで指揮を執ると、近年はアジアで指導を続け、中国スーパーリーグの広州富力(広州城FC)、上海上港(上海海港)、深圳市足球倶楽部、フィリピン代表などを指揮した。 そのエリクソン氏は、イングランド代表を指揮した初の外国人監督としても知られ、2004年のユーロでは準々決勝までチームを導き、デイビッド・ベッカムらを要するスターチームを指揮していた。 そのエリクソン氏の葬儀には、教え子であるベッカム氏らを含む600人の弔問客が参列。葬儀はスウェーデン語と英語で行われ、教会の外では何百人もの参列者が大型スクリーンで葬儀の様子を見守ったという。 エリクソン氏はリバプールの大ファンであり、ガンを公表した後の今年3月にチャリティマッチでリバプールチームの監督を務め、アンフィールドに立つ夢が叶うことに。追悼のスピーチでは、その際の様子や、最後の数カ月について語られたという。 弔問客にはベッカム氏の他、元イングランド代表指揮官のロイ・ホジソン氏やスウェーデン王室の人々も含まれていたという。 95歳の父のスヴェンさんや娘のリナさん、息子のヨハンさんらが弔問客を出迎え、偉大な指揮官との別れとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】葬儀に参列したベッカム氏が恩師と最後の別れ…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://t.co/qW0OU1dB5G">pic.twitter.com/qW0OU1dB5G</a></p>— The Sun Football ⚽ (@TheSunFootball) <a href="https://twitter.com/TheSunFootball/status/1834592882658853317?ref_src=twsrc%5Etfw">September 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.13 23:15 Fri4
鎌田大地のクリスタル・パレスがグラスナー監督と契約延長へ? クラブは手腕を評価
日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは、オリバー・グラスナー監督(50)との契約延長を考えているようだ。 2024年2月にロイ・ホジソン監督の後任として就任した。現在の契約は2025-26シーズン終了までとなっており、残り約1年。就任後には15位に低迷していたチームを10位にまで引き上げる手腕を見せていた。 今シーズンは、フランクフルト時代に指導した鎌田をラツィオから完全移籍で獲得するなどしたが、スタートダッシュに失敗。それでも、徐々に勝ち点を重ね、現時点で11位に位置している。 FAカップでも準々決勝に勝ち残っているクリスタル・パレス。『The Athletic』によると、選手の成長も果たしているグラスナー監督。チームとしてのレベルもアップさせており、今後も任せていきたいと考えているとのこと。現在交渉中とのことだ。 2025.03.13 23:30 Thuクリスタル・パレスの人気記事ランキング
1
鎌田大地がYouTubeチャンネル開設! その理由は「OFFに仕事にそもそも行きたくない…」、移籍の経緯を語る「残留するから行けないとメッセージを送ったけど…」
クリスタル・パレスに完全移籍した日本代表MF鎌田大地が、自身のYouTubeチャンネル『鎌田大地ch』を開設した。 2023-24シーズンはラツィオでプレーしていた鎌田だが、チームとの交渉がまとまらずに1年で退団。7月1日にフランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督が指揮するクリスタル・パレスへの加入が発表された。 プレミアリーグでプレーすることとなった鎌田。新天地ではすでに馴染んでいる様子も見られる中、14日にYouTubeチャンネル開設を発表。「鎌田大地YouTube始めます。〜クリスタルパレス加入編〜」と題して1本目の動画を公開した。 冒頭、今回のチャンネル開設に関して理由を説明。鎌田らしい正直な理由を明かしている。 「多少なりともお仕事をOFFの期間にさせていただいたんですが、予定が合わない。予定を合わせることができないというのと、OFFに仕事にそもそも行きたくないというのが1つで…」 「色々お仕事いただく中で、なんか毎年聞かれること、質問されることとかも基本的には今シーズンどうでしたとか、こういう時こうでしたとか、1時間話したらそれがめっちゃ短くなったりとか、同じような話を違うところでやって、また違うところでやらなあかんということもあり、自分の中で色々考えた中でYouTubeを自分のメディアとして使うのって面白いんじゃないかなと」 「まだそういう使い方をしている人は僕が知っている限りいないし、自分が今まではどこかに行って、(メディアに関わる)仕事をやっていたのを、自宅とかで全部こう話をして、少なからずファンの方もいるし、自分のことを見てくれるところを自分で持つっていうのが面白いんじゃないかなと思ってやります」 「だから、YouTuberのように企画をやるのではなく、例えばクリスタル・パレスに決まりましたけど、クリスタル・パレスのことだったり、ラツィオでどうだったか、フランクフルトでこのシーズンどうだったとか、皆さんが興味あるようなことを発信していけたらと思ってやってみようかなと思いました」 テレビなどのメディアでは、話したことの一部しか放送されないということも少なくなく、自身の言葉で伝えたいことを全て出せるYouTubeという場で語っていくという鎌田。早速、クリスタル・パレスへの移籍についても語った。 「そもそも、マウリツィオ・サッリ監督の時に、ラツィオで全然試合に絡めなくなった時期があって、それがちょうど冬の移籍市場のタイミングでした」 「その冬の移籍市場のタイミングで、違うプレミアのチームに行こうとしてたんよ。実際、自分がそこのチームの監督と強化部長と話をして、代理人が話を持ってきて、ラツィオの会長と話をして、ラツィオの会長にそれで「No」と言われて、移籍させて貰えへんくて、夏どうしようかなと考えていた時に、オリバー・グラスナー監督が、全然試合に出てなかったけど、俺に直接『WhatsApp』(※メッセージアプリ)でメッセージをくれて」 「『来年の夏自分は大地が欲しい』と言ってくれて、そこから話し合いが始まって、最初は他にも色々なチームがあったからどうしようかと思っていたけど、そんだけ試合に出ていない時から欲しいと言ってくれて、凄いマメにメッセージもくれた」 「最後、ラツィオに残るか、パレスに行くかっていう状態で。多分今までの自分だったら、2、3年前も自分がプレミアにこだわっているのなら、全然プレミアにいけてたと。今まではトップ6にめっちゃこだわっててん。ただ、トップ6からはなかなかオファーをもらえなくて」 「プレミアリーグには挑戦してなかったんやけど、監督が何よりもオリバー・グラスナー監督ということと、色々いな話し合いをして、自分自身をボランチのところで基本的に考えてくれているというのもあって」 「最後の最後までラツィオに残るってなってて、オリバー・グラスナー監督に『ラツィオに残るから行くことができない』っていうメッセージを送ったぐらいラツィオに残る予定だったんだけど、色々あってパレスに行くことが決まった」 <span class="paragraph-title">【動画】鎌田大地がYouTubeチャンネルを開設! 移籍の理由などを語る</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="RqVhAHaW210";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.15 11:50 Mon2
チェルシーが不要と判断したDFチャロバーを突如呼び戻し…今季は鎌田大地の同僚としてクリスタル・パレスで14試合プレー
チェルシーが、クリスタル・パレスにレンタル移籍させたDFトレヴォ・チャロバー(25)を呼び戻すことにしたようだ。イギリス『BBC』が伝えた。 チェルシーの下部組織で育ったチャロバーは、イプスウィッチ・タウンやハダースフィールド・タウン、ロリアンへのレンタル移籍を経験。2021年7月にファーストチームに昇格した。 エンツォ・マレスカ監督が就任した今シーズンは、プレシーズンの段階で構想外に。チームに居場所がないとされた中、クリスタル・パレスへとレンタル移籍。ここまでプレミアリーグで12試合3得点、EFLカップ(カラバオカップ)で2試合に出場していた。 そんな中、チェルシーはディフェンスラインにケガ人が続出したことを受け、チャロバーを早期に呼び戻すことを決断したとのこと。15日に行われるプレミアリーグ第21節のレスター・シティ戦ではクリスタル・パレスで起用できないこととなった。 チャロバーのレンタル移籍に関しては、1月末までに呼び戻せる条項が存在。ヴェスレイ・フォファナ、ブノア・バディアシルがケガで離脱となったことを受け、マレスカ監督が呼び戻しを決断。14日に伝えたとされている。 一方で、突然ディフェンスラインの主軸を失うこととなってしまったクリスタル・パレス。オリバー・グラスナー監督は「契約上の問題」と語るの止め、「彼はここに留まりたいと望んでいるが、チェルシーが決断を下す」とチェルシー次第だと語っていた。 シーズン当初は不要な選手の中に入り、実際にチームを離れたチャロバー。チェルシーで再びポジションを確保することはできるだろうか。 2025.01.15 22:10 Wed3
C・パレスのオリーズが数週間の離脱へ…U-21フランス代表でハムストリング負傷
クリスタル・パレスのU-21フランス代表MFマイケル・オリーズが、ハムストリングの負傷で数週間の戦線離脱を余儀なくされる見込みだ。 今シーズンのプレミアリーグ37試合2ゴール11アシストと見事な数字を残したオリーズ。現在はU-21フランス代表の一員としてU-21欧州選手権に参戦中で、25日に行われたU-21ノルウェー代表戦ではチームを1-0の勝利に導く決勝点を挙げていた。 しかし、オリーズは同試合中にハムストリングを痛めて負傷交代。試合後にスタジアムを去る際に松葉杖を使用する姿も確認されていた。 フランス『RMC Sport』によると、同選手はこのケガを理由にU-21欧州選手権からの戦線離脱が決定。さらに、ハムストリングの一部が断裂している模様で、数週間の離脱が見込まれているようだ。 報道では少なくとも数週間はトレーニングができない状況となるため、プレミアリーグの開幕に間に合うかは微妙なところだという。 2023.06.27 14:07 Tue4
若き実力者グエイ…CB2枚重傷のニューカッスルがいち早く獲得に本腰入れる可能性も?
ニューカッスルが、クリスタル・パレスからイングランド代表DFマーク・グエイ(23)の獲得に本腰を入れるかもしれない。 身長182cmとセンターバックにしては大柄ではないものの、卓越したポジショニングとスピード、そのリーダーシップで存在感を放つグエイ。中堅C・パレスの大黒柱であり、イングランド代表の最終ラインを統率すべき実力者だ。 そんなチェルシーアカデミー卒の23歳は、自国産の非常に優秀なセンターバックとあってか、リバプールやマンチェスター・ユナイテッドなどへの移籍がかねてより噂され、その関心は確か。 ここにニューカッスルも加わっていることが明らかとなっており、イギリス『フットボール・インサイダー』によると、グエイに対するマグパイズの関心は高まる一方だという。 彼らは3月に入り、最終ラインで主軸のDFスヴェン・ボトマン、バックアッパーの重鎮DFジャマール・ラッセルズが、いずれも前十字じん帯(ACL)断裂で長期離脱。来季の開幕もおそらく間に合わないだろうとされる。 唯一元気に稼動する主力級は32歳のDFファビアン・シェア。今夏のニューカッスルはセンターバック補強に大金を注ぎ込むのが確実といってもよい状況であり、C・パレスが巨額の要求を突きつけても、それを“鵜呑み”にする可能性も。 なお、グエイもヒザのケガで4月末まで離脱予定だが、シーズン中には復帰予定で、今夏開催のユーロ2024は全く問題ないとされている。 21-22シーズンにC・パレスへ加入し、3シーズン主軸に君臨するグエイ。前回の夏マーケットでも移籍が噂されたが、今夏に向けてはより大きな注目を集めている。 2024.04.05 15:55 Fri5