北マケドニアの金星に大貢献したヴェルナー、名誉市民と揶揄されフェイクのパスポートも登場

2021.04.02 19:20 Fri
Getty Images
3月にカタール・ワールドカップ(W杯)の予選がスタートしたヨーロッパ。多くのトピックがあり、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのゴールが認められずにキャプテンマークを投げ捨てたことは悪い意味で注目を集めた。一方で、驚きを与えたのは北マケドニア代表がドイツ代表を敗ったことだろう。歴史的な勝利を挙げた北マケドニアは、「ただ泣くしかない」とイゴール・アンジェロフスキ監督が試合後に語った通り、とても大きな勝利となった。

コロナ禍ということもあり、ファン・サポーターとの喜びを共有することができなかったことが悔やまれる勝利だった。
逆に敗れたドイツ代表には批判が殺到。過密日程ということもある中でも、歴史的な敗戦は屈辱的なもの。さらに、戦犯として挙げられているのがチェルシーのFWティモ・ヴェルナーだ。

ヴェルナーは1-1で迎えた80分にビッグチャンスを逸していた。イルカイ・ギュンドアンがボックス左に抜け出すとフリーのヴェルナーへグラウンダーのパス。GKとの一対一で蹴り込むだけだったが、ヴェルナーはまさかの空振りに終わり、得点の可能性をゼロにしてしまったのだ。
2月15日のプレミアリーグ第24節のニューカッスル戦でゴールを決めたヴェルナーだが、それ以降の試合ではゴールを奪えず。完全に自信を失っている状況となっている。

そのヴェルナーに追い打ちをかけたのが北マケドニアの新聞『VecerMK』のジョークだ。

ドイツ『Sport1』によると、『VecerMK』は北マケドニアに勝利をプレゼントしてくれたとしてマケドニアの名誉市民に迎えるというジョークを掲載。それに追随して、マケドニアのメディアがヴェルナーのパスポートのフェイク画像を作成して掲載していた。

RBライプツィヒ時代に見せていたパフォーマンスを見せられず、チェルシーでも適応に苦しんでいる状況だが、マケドニア国民にとっての語り草となる屈辱のエピソードを作ることとなってしまった。

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史上初の“A代表通算100得点”から20年…人格者アリ・ダエイ氏「サッカーが人々を結びつける価値ある存在だと実感」

イラン代表のレジェンド、アリ・ダエイ氏が歴史的快挙から20年となった。 90年代のアジアNo.1ストライカー、アリ・ダエイ氏。中東での得点量産からドイツ・ブンデスリーガへ飛び出し、一時はバイエルンにも在籍した点取り屋で、サッカー史上初めて「A代表通算100得点」を樹立した男でもある。 近年では2022年暮れ、イラン国内の反政府デモに連帯し、出国を許可されなかったということが明らかに。少なくとも2023年2月にフランス・パリでのFIFAアウォーズに出席して以降は、その動向が伝わってこなかった。 そんなダエイ氏が17日のFIFA公式サイトに登場。17日はダエイ氏が史上初の「A代表通算100得点(※)」を樹立してからちょうど20年で、これに合わせたインタビューとなった。 (※)2004年11月17日のイラン代表vsラオス代表で樹立。7-0と圧勝したなか、ダエイ氏は4得点を叩き出し、99〜102得点目とした 「祝ってもらえて嬉しいよ。80得点あたりから100まで到達できそうな気がしていたのが懐かしいね。数字が近づくにつれて現実味とともにプレッシャーが増し、それでも頑張れば実現できると最後に知った…良い思い出だ」 「なんといっても、100得点到達はアザディ・スタジアムだったからね。忘れられない瞬間だし、イラン国民全体の勝利だよ。世界中のセレブからも祝福され、私はサッカーが人々を結びつける価値ある存在だと実感した」 その後、「A代表通算100得点」は稀代のスーパースター2人、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシも樹立。今なお現役の両者は、ダエイ氏の通算109得点も超えていった。 ダエイ氏の目に映るCR7、メッシとは。 「C・ロナウド以上の努力家が存在するだろうか。その資質はキャリアを通じて幾度となく証明してきたが、私が彼に望むのは、若い子のロールモデルであり続けてほしいということだ」 「リオネル・メッシは天才かつユニークな存在として人々の記憶に刻まれた。類稀なるビジョンとインテリジェンスを併せ持ち、いつだって彼のプレーを見るのが楽しい。間違いなく、歴史上最高の選手の1人だね」 「彼らは無数の人々にインスピレーションを与え、私はたった3人しかいないグループ(A代表通算100得点)で、2人と並べられることを光栄に思う。努力が報われたと感じるよ」 “歴史的快挙から20年が経ちました” 「時の流れに沿って、いかなる記憶も瞬間も“儚い”ものであると感じるようになってきた。しかし、この誇らしい功績だけは、私を笑顔にしてくれる。私は自らがサッカー史の一部になれたこと、サッカーが私にかけがえのない時間を与えてくれたことに感謝しているよ」 2024.11.19 19:35 Tue

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