トリノ・ダービーへの意気込み語るブレメル「ユーベは不調だから勝利のチャンス」

2021.04.02 11:38 Fri
Getty Images
トリノのブラジル人DFグレイソン・ブレメルがユベントスとのダービーマッチに向けた意気込みを語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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トリノはセリエA27試合を消化して暫定17位に低迷。成績不振を理由に今シーズンから就任したマルコ・ジャンパオロ前監督を1月に解任し、ダビデ・ニコラ氏を後任に据えた。それでもチーム状態はなかなか上がらず、現在も降格圏との勝ち点差はわずか「1」と、危機的な状況に立たされている。こうした中、トリノは3日に行われるセリエA第29節でユベントスと対戦。トリノ・ダービーでは厳しい試合が予想されているが、ユベントスもスクデット獲得争いから後退しつつあり、アンドレア・ピルロ監督に解任の噂が囁かれるなど万全の状態ではない。
イタリア『La Repubblica』のインタビューに応じたブレメルも現在のユベントスには付け入る隙があるとコメント。インタビューでは同時にチームが残留争いに巻き込まれてしまった原因についても語っている。

「ユーベは不調に陥っており、僕らにとっては良いチャンスになるね。ダビデ・ニコラは素晴らしいモチベーターであり、僕たちを奮い立たせてくれている。そして、選手たちも落ち着き集中してピッチに立つ必要があるとわかっているよ」
「チームには素晴らしい選手が揃っているが、ここまではピッチ上でのパフォーマンスや結果にそれが反映されていない。新監督の下、まったく異なるプレースタイルでシーズンをスタートしたことや、シーズン前の準備がほとんどできていなかったことが苦戦の要因だったと思う」

「トリノにモチベーションがあるかどうか、わざわざ誰かに尋ねる必要はないよ。もし降格となれば、僕たち全員のキャリアにとって汚点となるのは間違いないからね」

また、ブレメルはリバプールが自身の獲得を狙っているという噂についても言及。そのような事実はないときっぱり否定した。

「皆が移籍の話をしているのに、僕は何も知らないんだから面白いね。プレシーズンの親善試合後、ユルゲン・クロップが個人的に僕を祝福しに来たという報道も都市伝説だよ」

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