ランパードとトゥヘルの違いに触れるファーディナンド氏「経験豊富な選手をチームに戻した」

2021.03.24 13:21 Wed
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるリオ・ファーディナンド氏が、チェルシートーマス・トゥヘル監督とフランク・ランパード前監督の違いを指摘した。イギリス『ミラー』が伝えている。
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ランパード前監督はチェルシーでの2シーズン目となった今季、大型補強を敢行したものの苦戦。前半戦終了時点で8勝5分け6敗の9位に沈み、1月に解任された。後任として指揮官に就任したトゥヘル監督は、瞬く間にチームを掌握。リーグ4位にチームを浮上させただけでなく、チャンピオンズリーグ(CL)はベスト8、FAカップはベスト4への進出を果たしている。2人の指揮官の違いについて、ファーディナンド氏はポッドキャスト『Vibe with FIVE』の配信内でベテランの扱いに言及。ランパード前監督が冷遇したDFアントニオ・リュディガーやDFマルコス・アロンソらベテラン選手を、トゥヘル監督が復活させたと語った。
「経験豊富な選手をチームに戻してより多くの責任を与えたことが、(トーマス・)トゥヘルとフランク(・ランパード)の大きな違いだと思う。フランクは若い選手を起用したが、それがベテラン選手の不満となり、否定的な反応を示したのかもしれない。そしてそれが、問題になった」

「しかし、不満を抱いていた選手たちも今はチームに戻ってきた。トゥヘルは経験豊富な選手たちを集め、『君たちは私の主力としてここにいて、若いチームの一部になるんだ』と話した。『心配ない、君は私と一緒にいる』というメッセージにより、選手の気持ちを取り戻したのだと思う」
また、ファーディナンド氏はトゥヘル監督になってから、チェルシーの守備が劇的に改善したとコメント。今のチームは自分たちの戦い方をしっかり理解していると語った。

「トゥヘルは自分のチームが対戦相手にとって困難となることを望んでいる。ハードでアグレッシブなチームだ。ボールを失っても全員が帰陣して、激しさを備えている。それがチームのやりたいプレーであり、選手たちもしっかり理解しているね」

「フランクの指揮下では、チームはもう少し前がかりだったと思う。その結果、ゴール数は増えたが失点も増えてしまっていた」

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プレミア3位と好調のチェルシーに追い風、サンチョがトレーニングに復帰

チェルシーのイングランド代表MFジェイドン・サンチョが、トレーニング復帰を果たしたようだ。 サンチョは今夏の移籍市場で、マンチェスター・ユナイテッドから期限付き移籍の形で加入。エンツォ・マレスカ監督の下で一定の出場機会を得ると、ここまでプレミアリーグ5試合3アシストを記録している。 ただ、第8節のリバプール戦では先発しながらハーフタイムでピッチを退くと、それ以降は出場がなし。マレスカ監督は病気やその後のトレーニング中に負った打撲が原因としており、今月のインターナショナルマッチウィーク明けには復帰できる可能性を示唆していた。 そんな中で、チェルシーは公式X(旧ツイッター)を更新し、サンチョがトレーニングに復帰した姿を投稿。イギリス『イブニング・スタンダード』によると、今週末のプレミアリーグ第12節のレスター・シティ戦には出場できる見込みとのことだ。 チェルシーは負傷によって今月のインターナショナルマッチウィークでは代表辞退となったコール・パーマーの状態が不透明なこともあり、サンチョの復帰は大きな後押しとなるだろう。 2024.11.19 15:40 Tue

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