ハヴァーツ、チェルシーでの苦悩明かすも「言い訳できない」

2021.03.16 15:30 Tue
Getty Images
チェルシーのドイツ代表MFカイ・ハヴァーツが「言い訳できない」と語った。イギリス『メトロ』が報じている。
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昨夏にチェルシー史上2番目に高額な移籍金6200万ポンド(現レートで約93億9000万円)でレバークーゼンから加入したハヴァーツだが、ここまでプレミアリーグ21試合の出場で1得点4アシスト。金額が金額だけに周囲の期待も相当なものだったが、その間に新型コロナウイルス感染やケガによる離脱もあり、パフォーマンスレベルの一貫性を欠き、それに応えきれていないのが実情だ。
そんなハヴァーツは第27節のエバートンに続いて、第28節のリーズ・ユナイテッド戦でも先発。センターFWとしての出場だったが、いくつかの決定的な場面をモノにできず、チームもゴールレスドローに終わった。試合後、イギリス『ミラー』でこれまでを振り返り、母国から離れた地での苦戦やコロナ禍で家族と会えない日々の辛さを認めつつ、「大きな転機がやってくる」と信じた。

「コロナも終わり、良い感じだ」

「ここ数週間はちょっとしたケガがあったが、今こそ良いプレーをするときだ」
「自らのゲームを改善する必要がある。簡単なことじゃないが、言い訳もできない」

「ただ仕事に没頭して、大きな転機がやってくるのを願う。でも、ベストを尽くす」

「僕にとって、すべてが変わるのは難しいものだった。大変だったが、ここに来て半年が経ち、この場所や国に慣れてきた」

「早く家族に会いたい。家族と一緒に過ごす時間が好きだったから、辛いね」

「今も彼らと一緒に過ごせる状況じゃないが、それは僕だけじゃない。僕よりもさらに酷い状況に置かれる人々が何千人もいる」

「だから、言い訳にならない。全力を尽くす」

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