マクニールのスーパーミドルに沈んだエバートンが痛恨の2連敗…《プレミアリーグ》
2021.03.14 04:29 Sun
プレミアリーグ第28節、エバートンvsバーンリーが13日にグディソン・パークで行われ、アウェイのバーンリーが1-2で勝利した。
エバートンは前節、チェルシーとの上位対決に敗れ、リーグ戦連勝が「3」でストップすると共に6位に転落。仕切り直しの白星奪取を目指す今節は15位のバーンリーをホームで迎え撃った。
アンチェロッティ監督は敗れたチェルシー戦から、シグルドソンに代えてトム・デイビスを起用した以外、同じメンバーを起用。ただ、[3-5-2]からイウォビをトップ下に配した[4-3-1-2]に並びを変えた。
試合は開始早々にホームチームが決定機を迎える。3分、ボックス手前でイウォビからパスを受けたリシャルリソンが短い運びから強烈な右足のシュートを枠の右に飛ばすが、ここはGKポープの横っ飛びのファインセーブに阻まれる。
早い時間帯の先制点を逃すも、以降も相手を押し込む良い入りを見せたホームチーム。だが、ひとつのミスから与えた決定機を決められていきなりビハインドを負うことに。
さらに、24分にはボックス手前でボールを持ったマクニールにマッチアップしたアランが振り切られると、見事な左足のミドルシュートをゴール左上隅の完璧なコースに突き刺されて2失点まで喫する。
その後、27分のグズムンドソンの強烈なミドルシュートは左ポストに救われて辛くも3失点目を凌いだホームチームは32分、ボックス右でトム・デイビスが上げた完璧なクロスをゴール前のキャルバート=ルーウィンが頭で合わせ、反撃の狼煙を上げる1点を奪う。
以降、試合は一進一退の攻防を見せる中、エバートンは前半終了間際にわき腹の筋肉を痛めた守護神ピックフォードがプレー続行不可能となり、これがプレミアデビューとなる21歳GKヴィルジニアをスクランブル投入することになった。
結局、1-2のスコアで試合を折り返したエバートンは立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。まずは47分、ペナルティアーク付近でボールを持ったアンドレ・ゴメスが味方の動き出しをオトリにグラウンダーのミドルシュートを枠の右隅へ飛ばすが、ここはGKポープのビッグセーブに遭う。続く48分にはボックス右でディーニュが上げた絶妙なクロスにゴール前のキャルバート=ルーウィンが反応するも、ここはヘディングシュートを枠の右に外してしまう。
後半は完全にエバートンが押し込む時間帯が続くが、バーンリーの粘りの守備をあと一歩でこじ開けられない状況が続く。後半半ば過ぎにはトム・デイビスを下げてキングを投入して前がかるが、70分過ぎにはセットプレーからベン・ミーにクロスバー直撃のヘディングシュート、直後にはカウンターからヴィドラにボックス内で決定機を許すが、ここはGKヴィルジニアの好守で凌ぐ。
その後、ホルゲイトに代えてコールマンを最後のカードとして切ったエバートンは試合終盤にかけて猛攻を仕掛けていくが、再三の際どいクロスをことごとく相手に撥ね返され、最後まで2点目を奪うことはできなかった。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ウッドとマクニールのファインゴール2発に沈んだエバートンは3連勝からの痛恨の2連敗を喫することになった。
エバートンは前節、チェルシーとの上位対決に敗れ、リーグ戦連勝が「3」でストップすると共に6位に転落。仕切り直しの白星奪取を目指す今節は15位のバーンリーをホームで迎え撃った。
アンチェロッティ監督は敗れたチェルシー戦から、シグルドソンに代えてトム・デイビスを起用した以外、同じメンバーを起用。ただ、[3-5-2]からイウォビをトップ下に配した[4-3-1-2]に並びを変えた。
早い時間帯の先制点を逃すも、以降も相手を押し込む良い入りを見せたホームチーム。だが、ひとつのミスから与えた決定機を決められていきなりビハインドを負うことに。
13分、自陣で後ろ向きに味方から足元にパスを受けたトム・デイビスがブラウンヒルにボールを奪われてショートカウンターを浴びると、ボックス左でマクニールが折り返したボールをDFキーンが何とか撥ね返すも、ボックス中央でクリアを拾ったウッドに狙いすました右足のコントロールシュートをゴール右隅の完璧なコースに決められた。
さらに、24分にはボックス手前でボールを持ったマクニールにマッチアップしたアランが振り切られると、見事な左足のミドルシュートをゴール左上隅の完璧なコースに突き刺されて2失点まで喫する。
その後、27分のグズムンドソンの強烈なミドルシュートは左ポストに救われて辛くも3失点目を凌いだホームチームは32分、ボックス右でトム・デイビスが上げた完璧なクロスをゴール前のキャルバート=ルーウィンが頭で合わせ、反撃の狼煙を上げる1点を奪う。
以降、試合は一進一退の攻防を見せる中、エバートンは前半終了間際にわき腹の筋肉を痛めた守護神ピックフォードがプレー続行不可能となり、これがプレミアデビューとなる21歳GKヴィルジニアをスクランブル投入することになった。
結局、1-2のスコアで試合を折り返したエバートンは立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。まずは47分、ペナルティアーク付近でボールを持ったアンドレ・ゴメスが味方の動き出しをオトリにグラウンダーのミドルシュートを枠の右隅へ飛ばすが、ここはGKポープのビッグセーブに遭う。続く48分にはボックス右でディーニュが上げた絶妙なクロスにゴール前のキャルバート=ルーウィンが反応するも、ここはヘディングシュートを枠の右に外してしまう。
後半は完全にエバートンが押し込む時間帯が続くが、バーンリーの粘りの守備をあと一歩でこじ開けられない状況が続く。後半半ば過ぎにはトム・デイビスを下げてキングを投入して前がかるが、70分過ぎにはセットプレーからベン・ミーにクロスバー直撃のヘディングシュート、直後にはカウンターからヴィドラにボックス内で決定機を許すが、ここはGKヴィルジニアの好守で凌ぐ。
その後、ホルゲイトに代えてコールマンを最後のカードとして切ったエバートンは試合終盤にかけて猛攻を仕掛けていくが、再三の際どいクロスをことごとく相手に撥ね返され、最後まで2点目を奪うことはできなかった。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ウッドとマクニールのファインゴール2発に沈んだエバートンは3連勝からの痛恨の2連敗を喫することになった。
エバートンの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
エバートンの人気記事ランキング
1
林穂之香が長野風花のファウル誘って決勝PKゲット リバプール指揮官は腑に落ちず…「私でさえも接触がボックス外だとわかった」
林穂之香のエバートンと長野風花のリバプールが17日のFA女子スーパーリーグ第8節で激突した。 なでしこジャパン勢がそろって先発し、日本人対決にもなったマージーサイドダービーはそれぞれにフィニッシュシーンがありながら拮抗した展開が続くなか、41分にボックス右に仕掛けた林が長野のファウルで倒れ、エバートンにPKチャンス。これをカチャ・スナイスが決め、エバートンが先制した。 追いかけるリバプールは反撃に転じるが、最後までエバートンのブロックをこじ開けられず、0-1で敗戦。リバプールの攻勢が続くなか、長野も挽回しようとボックス内でのこぼれ球を押し込みにかかれば、ミドルを放つシーンもあったが、ゴールが遠かった。 だが、PKシーンを見返すと、長野の足が林にかかった位置がボックスの外にも感じ、微妙なジャッジに。イギリス『BBC』によると、その1点に泣いたリバプールのマット・ベアード監督も「追いつくチャンスがあったのに生かせなかったのは我々の責任」とした上で、PK判定に失望感を募らせた。 「あれはPKじゃなかった。それだけ。試合の流れが完全に変わってしまった。主審、第4審、線審、副審の誰もが遮るものなしの視界だったんだ。私でさえも接触がボックスのおよそ1ヤード外側だとわかった。正直、これは毎週のように起きることだし、正直諦めたよ。我々だけに限ったことじゃないが、今日の試合は100%、そのせいだ」 また、「審判にがっかりさせられたよ。我々は2つのPKがあったはずだし、PKじゃない判定もあった。最終的に、そういう判定のせいで今日の1ポイント、あるいは3ポイントを落としたんだ」とも語った。 ちなみに、エバートンはこれが今季初勝利で、リバプールはこれで3敗目となっている。 <span class="paragraph-title">【動画】林穂之香の仕掛けが長野風花のPK献上を誘う</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="nqUIJSRtYtk";var video_start = 77;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.18 15:15 Mon2
エバートンが新スタジアム移転を後ろ倒し、2025-26シーズンから使用…130年使用したスタジアムとの時間は残り1年半
エバートンは15日、2025-26シーズンより新スタジアムを使用することを発表した。 現在はグディソン・パークを使用しているエバートン。1892年に建設された歴史あるスタジアムとは、2024-25シーズンでお別れになることが決定した。 今シーズンのエバートンは、2021-22シーズンまでの損失が1億2450万ポンド(約224億5000万円)に達したことを受け、勝ち点10剥奪という処分を下されている状況。現在控訴中となっている。 この中には、7億6000万ポンド(約1370億5000万円)の新スタジアム建設費用も含まれており、支払う利息分が上乗せされている状態のようだ。 ブラムリー・ムーア・ドックに建設中の新たなスタジアムは5万2888人収容で、2024年末までに完成予定。しかし、エバートンは、シーズン途中の移転を望まず、2024-25シーズンをグディソン・パークのラストシーズンにすることにしたという。 理由については「商業的、物流的、スポーツ的、ファン関連のさまざまな要素を考慮した結果」とのこと。また、ラストシーズンを1年間用意したことで、グディソンパークに「相応しい見送り」の期間を設けることにしたようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】エバートンが2025-26シーズンから使用する新スタジアム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">We can confirm our Men’s Senior Team will play competitive fixtures at <a href="https://twitter.com/EvertonStadium?ref_src=twsrc%5Etfw">@EvertonStadium</a> at the start of the 2025/26 season. </p>— Everton (@Everton) <a href="https://twitter.com/Everton/status/1735691251213627498?ref_src=twsrc%5Etfw">December 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.16 20:40 Sat3
ガルナチョがルーニー彷彿のオーバーヘッド弾を自賛 「自分史上でもベストゴールの1つ」
マンチェスター・ユナイテッドのアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョがスーパーな一撃を振り返った。 ユナイテッドは26日のプレミアリーグ第13節でエバートンのホームに乗り込み、3-0の勝利。ここまで接戦が続いたが、初の快勝と呼べるスコアで3連勝を成し遂げた。 この勝利を呼び込んだのが先制弾のガルナチョ。3分、右サイドからのクロスに大外から右足のオーバーヘッドキックに持ち込むと、勢いよくゴール右に突き刺さった。 クラブ公式サイトによると、インパクト抜群のスーパーゴールでようやく今季プレミア初ゴールの19歳はイギリス『スカイ・スポーツ』で自身も驚きの一発と回想した。 「正直、信じられないよ。ただ反応しただけで、どうやってゴールになったかも見ていなくて、ただ歓声だけを聞いていただけだったんだ。自分でも『なんてことだ』と言葉が口を突いてしまった。もちろん、僕史上でもベストゴールの1つさ。とても嬉しいよ」 ウェイン・ルーニーの右足バイシクル弾を彷彿とさせると巷で話題だが、ガルナチョも『MUTV』で「よく似ているよね」と同調し、チームとしてのこれからに目を向けた。 「甲乙つけ難いよ。どっちも信じられないゴールだ。重要な勝利だし、まずはトップ6に入っていくためにこの勝ちが必要だった」 「この勝利、3ゴール、クリーンシートがね。とても大きかったよ。で、チャンピオンズリーグのガラタサライ戦に備えていかないと。勝たないとね」 「そして、週末にトップ4入りのためにもう1つ勝っていかないといけない」 <span class="paragraph-title">【動画】ユナイテッドの19歳逸材がルーニー彷彿のファインゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ガルナチョ<br>圧巻オーバーヘッド弾!<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#エヴァートン</a> 0-3 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ルーニー</a> を彷彿とさせる <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%81%E3%83%A7?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ガルナチョ</a> のバイシクル<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%83%89?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ロナウド</a> のセレブレーションも<br><br>秋も <a href="https://twitter.com/hashtag/SPOTVNOW?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#SPOTVNOW</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E5%85%A8%E8%A9%A6%E5%90%88%E8%A6%B3%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AFSPOTVNOW%E3%81%A0%E3%81%91?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#プレミアリーグ全試合観られるのはSPOTVNOWだけ</a> <a href="https://t.co/9qASeMZfZu">pic.twitter.com/9qASeMZfZu</a></p>— SPOTV NOW JAPAN (@SPOTVNOW_JP) <a href="https://twitter.com/SPOTVNOW_JP/status/1728981650556784904?ref_src=twsrc%5Etfw">November 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.27 09:55 Mon4
今夏もエバートンがイタリア代表FWニョント獲得目指す…リーズは約51億円以下での売却意思なし、ニューカッスルも注目
リーズ・ユナイテッドのイタリア代表FWウィルフレッド・ニョント(20)にプレミアリーグの2クラブが目をつけているようだ。イギリス『TEAMtalk』が報じた。 2023-24シーズンはプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝でサウサンプトンに敗れ、1年での復帰にあと一歩及ばずのリーズ。アカデミー育ちの逸材でU-21イングランド代表のMFアーチー・グレイ(18)がトッテナムに移籍するなど、主力の大量流出がほぼ確実となっている。 2022年夏に加わったニョントもその1人。イタリア期待の若手はリーズがチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格した2023年夏に移籍を希望し、エバートンなど複数クラブからオファーが届いた。 エバートンは今夏も獲得を望み、すでにリーズとの交渉を開始。パラグアイ代表FWミゲル・アルミロン(30)にサウジアラビア行きの可能性があるニューカッスルも獲得を検討しているようだ。 リーズは2500万ポンド(約51億4000万円)以下でニョントを売却することはない模様。それでも、エバートンはニョント陣営と良好な関係を築いていることもあり、契約に自信をうかがわせるという。 ニョント自身も今度こそのプレミアリーグ個人昇格を希望。しかし、1年前にリーズファンの反感を買った経緯も踏まえ、移籍を強行するつもりはないとみられる。 リーズ2年目の2023-24シーズンは前線の複数ポジションをこなしながらチャンピオンシップで36試合に出場。8ゴール2アシストを記録し、昇格プレーオフ進出に貢献していた。 2024.07.16 14:05 Tue5