初陣で白星逃し、残留に後がないシャルケの新指揮官 「前半でゴールを決めていれば…」
2021.03.06 10:20 Sat
シャルケのディミトリオス・グラモジス監督は、残留争いの直接対決がドローに終わったことを振り返っている。クラブ公式サイトが伝えた。
「非常に激しいデュエルの見られる試合だった。マインツが多くのロングボールを放ち、セカンドボールを狙うことは分かっていた。前半は激しいデュエルと多くのボールロストがあったと思う。とはいえ、この試合でチャンスの機会が少ないのは分かっていた」
「シュコドラン・ムスタフィのヘディングなど、少ないながらも質の高いチャンスは作れていた。あそこでゴールを決めて、なんとか1-0の状況にしておけば、次のステップに進むための勇気と自信を得られただろう。後半になるとマインツがどんどん強くなり、我々は試合を握るパワーがなくなっていた」
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シャルケは5日に行われたブンデスリーガ24節で、マインツと対戦。現在リーグ最下位に沈むシャルケは、同じく17位と降格圏に沈む相手に白星を掴みたいところだったが、マインツに多くの決定機を作られる苦しい展開が続き、そのままゴールレスドローに終わった。この結果、シャルケは9試合未勝利となり、マインツとの勝ち点差「8」を縮めることには失敗。初陣で白星を逃したグラモジス監督は、チームがある程度試合を支配していた前半にゴールが奪えなかったことを悔やんでいる。「シュコドラン・ムスタフィのヘディングなど、少ないながらも質の高いチャンスは作れていた。あそこでゴールを決めて、なんとか1-0の状況にしておけば、次のステップに進むための勇気と自信を得られただろう。後半になるとマインツがどんどん強くなり、我々は試合を握るパワーがなくなっていた」
「スアト・セルダーのプレーでまたもや良いチャンスが訪れたが、マインツのGKにセーブされてしまった。今日の守備のパフォーマンスと姿勢は正しいものだったと思う。とはいえ、よりゴールチャンスを作り出すため、まだまだ攻撃的なプレーの構築に取り組む必要があるのは分かっている」
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