Y・ポウルセン&ファン・ヒチャン弾でヴォルフスブルクを下したライプツィヒがベスト4進出!《DFBポカール》
2021.03.04 06:45 Thu
DFBポカール準々決勝のライプツィヒvsヴォルフスブルクが3日に行われ、2-0で勝利したライプツィヒが準決勝進出を決めた。
リーグ戦で好調な両者の一戦は、徐々にボールの主導権を握ったライプツィヒが先にチャンスを迎える。12分、ボックス右でパスを受けたダニ・オルモのクロスをゴールエリア左のエンクンクが頭で合わせたが、これはGKカスティールスがファインセーブ。
さらに18分には、左スローインをボックス手前のY・ポウルセンがヒールで繋ぐと、ボックス左に抜け出したエンクンクのクロスをクライファートがヘディングシュート。しかし、叩きつけたボールは相手GKの正面を突いた。
ピンチを脱したライプツィヒは、32分にクロステルマンのロングパスでDFの裏に抜け出したエンクンクのラストパスを受けたクライファートがボックス右からゴール左隅にシュートを決めたが、エンクンクがオフサイド判定となり、ゴールは取り消された。
前半終了間際、ヴォルフスブルクはラクロワのスルーパスに抜け出したシュテフェンが決定機を迎えたが、シュートは飛び出したGKグラーチのブロックに阻まれ、前半はゴールレスドローで終了した。
迎えた後半、ライプツィヒはオルバンを下げてハイダラを投入。すると52分、敵陣でバックパスをカットしたエンクンクのヒールパスでボックス左に抜け出したY・ポウルセンにチャンスが訪れたが、シュートはGKカスティールスのブロックに阻まれた。
以降は一進一退の攻防が続く中、ライプツィヒの圧巻のロングカウンターが発動する。63分、自陣で右クロスのこぼれ球を拾ったセルロートがY・ポウルセンとのパス交換で右サイド抜け出すと、中央を駆け上がったY・ポウルセンへ横パスを通す。これを受けたY・ポウルセンがボックス内まで持ち上がると、冷静にシュートを決めきった。
その後は互いに選手交代を行っていく中で拮抗した展開が続いたが、試合終盤にライプツィヒが決定機を迎える。88分、ボックス右深くまで侵入したセルロートのクロスをニアに走り込んだフォルスベリが合わせると、GKセルロートが弾いたボールをゴールエリア左手前のファン・ヒチャンがダイレクトで流し込んだ。
結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。ヴォルフスブルクを下したライプツィヒが2年ぶりの準決勝進出を決めた。
また、同日に行われたDFBポカール準々決勝もう一試合のエッセン(4部)vsホルシュタイン・キール(2部)は0-3でキールが勝利している。
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3回戦でブンデス2部のボーフムを下したライプツィヒは、直近のボルシアMG戦からスタメンを2人変更。ザビッツァーとハルステンベルクに代えてカンプルとクロステルマンをスタメンで起用。一方、3回戦でシャルケを下したヴォルフスブルクは、直近のヘルタ・ベルリン戦からスタメンを1人変更。ポングラチッチに代えてブルックスがスタメンに名を連ねた。さらに18分には、左スローインをボックス手前のY・ポウルセンがヒールで繋ぐと、ボックス左に抜け出したエンクンクのクロスをクライファートがヘディングシュート。しかし、叩きつけたボールは相手GKの正面を突いた。
対するヴォルフスブルクは23分、右CKのクリアボールをボックス右手前のシュラーガーがダイレクトクロス。これをファーサイドで受けたK・ムバブが胸トラップからシュートを狙うと、エンクンクにアフターで足をスパイクされる。一度プレーは流されたものの、オンフィールドレビューの結果、このファウルでPKが与えられた。しかし、キッカーのヴェグホルストは芝で軸足を滑らせたこともあり、シュートを大きく外した。
ピンチを脱したライプツィヒは、32分にクロステルマンのロングパスでDFの裏に抜け出したエンクンクのラストパスを受けたクライファートがボックス右からゴール左隅にシュートを決めたが、エンクンクがオフサイド判定となり、ゴールは取り消された。
前半終了間際、ヴォルフスブルクはラクロワのスルーパスに抜け出したシュテフェンが決定機を迎えたが、シュートは飛び出したGKグラーチのブロックに阻まれ、前半はゴールレスドローで終了した。
迎えた後半、ライプツィヒはオルバンを下げてハイダラを投入。すると52分、敵陣でバックパスをカットしたエンクンクのヒールパスでボックス左に抜け出したY・ポウルセンにチャンスが訪れたが、シュートはGKカスティールスのブロックに阻まれた。
以降は一進一退の攻防が続く中、ライプツィヒの圧巻のロングカウンターが発動する。63分、自陣で右クロスのこぼれ球を拾ったセルロートがY・ポウルセンとのパス交換で右サイド抜け出すと、中央を駆け上がったY・ポウルセンへ横パスを通す。これを受けたY・ポウルセンがボックス内まで持ち上がると、冷静にシュートを決めきった。
その後は互いに選手交代を行っていく中で拮抗した展開が続いたが、試合終盤にライプツィヒが決定機を迎える。88分、ボックス右深くまで侵入したセルロートのクロスをニアに走り込んだフォルスベリが合わせると、GKセルロートが弾いたボールをゴールエリア左手前のファン・ヒチャンがダイレクトで流し込んだ。
結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。ヴォルフスブルクを下したライプツィヒが2年ぶりの準決勝進出を決めた。
また、同日に行われたDFBポカール準々決勝もう一試合のエッセン(4部)vsホルシュタイン・キール(2部)は0-3でキールが勝利している。
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