ウディネーゼ戦控えるミラン、イブラ不在も指揮官は弱気見せず「彼がいなくても…」
2021.03.03 17:53 Wed
ウディネーゼ戦が控えるミランのステファノ・ピオリ監督だが、エースの不在を言い訳にするつもりはないようだ。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
「前回対戦で我々を苦しめたチームとの重要な一戦だ。彼らはどんなチームに対しても問題を引き起こすことができる」
「我々は明確な哲学、正しい姿勢でもって素晴らしいパフォーマンスを見せなければならない」
「ズラタンは我々のチャンピオンで、彼は全てにおいてナンバーワンだ
「彼は一つの武器となるが、彼がいなくてもチームは実力を発揮できることは証明されている」
PR
ミランは3日、セリエA第25節でウディネーゼと対戦する。開幕当初から首位をキープしていたが、2月にインテルに抜かれ陥落。同月の直接対決でも敗れたため、現在勝ち点差は4に広がっている。前節はローマとの上位対決を1-2で制したミラン。今節のホーム戦でリーグ戦1カ月ぶりの連勝を収めたいところだが、ピオリ監督は1-2の勝利を収めながらも、一度は追いつかれた昨年11月の前回対戦を回想し、今回も厳しい戦いになると警戒を強めている。「我々は明確な哲学、正しい姿勢でもって素晴らしいパフォーマンスを見せなければならない」
ピオリ監督はまた、ローマ戦で負傷退場し、1カ月の離脱となったFWズラタン・イブラヒモビッチについて言及。前回のウディネーゼ戦でも終盤に決勝ゴールを決めたエースがいなくとも、良いパフォーマンスを見せられると語った。
「ズラタンは我々のチャンピオンで、彼は全てにおいてナンバーワンだ
「彼は一つの武器となるが、彼がいなくてもチームは実力を発揮できることは証明されている」
PR
ステファノ・ピオリの関連記事
ミランの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
ステファノ・ピオリの人気記事ランキング
1
フォンセカ更迭の動き進むミランは後任候補に接触か? 関連不明もリバプール戦を現地観戦
パウロ・フォンセカ監督(51)の更迭への動きを見せるミランは、すでに後任候補をリストアップしているようだ。 ステファノ・ピオリ前監督と袂を分かち、今シーズンから前リール指揮官を新指揮官に据えたミラン。しかし、ローマ時代の仕事ぶりもあって開幕前から懐疑的な見方も少なくなかった中、ここまで公式戦1勝2分け2敗と低迷。 さらに、その結果以上に一部主力との確執や守備、ビルドアップを中心に課題が多く、17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦では1-3のスコア以上の内容の差を見せつけられて完敗。サン・シーロに集ったティフォージから盛大なブーイングも浴びていた。 このシーズン序盤の躓きを受け、スポーツディレクターのジェフリー・モンカダ氏、マネージングディレクターのジョルジョ・フルラーニ氏、シニアアドバイザーのズラタン・イブラヒモビッチ氏は試合後のサンシーロで緊急会合。 この場ではフォンセカ監督の更迭に関する話し合いが行われ、今週末に行われるデルビー・ディ・ミラノでインテルに敗れた場合、即解任に踏み切る可能性が濃厚となっている。 そんななか、後任人事を主導するイブラヒモビッチ氏は、昨シーズン限りでドルトムントを退団したエディン・テルジッチ氏(41)にすでにコンタクトを取ったという。 なお、監督招へいへの動きとリンクしているかは不明だが、テルジッチ氏は17日のミランvsリバプールをスタンド観戦。現時点でロッソネッリの新指揮官候補最有力とみられるなか、クラブはイブラヒモビッチ氏を窓口に今後も交渉を進めていく考えだという。 ドルトムントでスカウトとして働き始めたテルジッチ氏は、下部組織のアシスタントコーチやユースの監督などを務め、スラヴェン・ビリッチ監督の右腕として、ベシクタシュやウェストハムでもアシスタントコーチを務めた。 2018年7月にドルトムントに復帰し、ルシアン・ファブレ監督の下でアシスタントコーチに就任。その後暫定監督となると、2020年12月に監督就任。マルコ・ローゼ監督就任時にはテクニカルディレクター(TD)となっていたが、ローゼ監督退任後に再び監督に就任した。 監督としてはDFBポカールで優勝を果たす結果を残すと、2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)で躍進。決勝にチームを導いたが、レアル・マドリーの前に敗れ準優勝に終わっていた。 2024.09.19 08:00 Thu2
ミランが若き右サイドバックを3枚リストアップ、既存戦力からは32歳フロレンツィを来夏売却か
ミランが右サイドバックの補強を協議しているという。 生え抜きのキャプテンであるDFダビデ・カラブリア(27)が1番手、ローマの元キャプテンであるDFアレッサンドロ・フロレンツィ(32)が2番手というミランの右サイドバック。今冬は左右のサイドバックに対応可能なDFフィリッポ・テラッチアーノ(20)もエラス・ヴェローナから加入した。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ミラン上層部はテラッチアーノがすぐに左右どちらかで定位置を奪取できるとは考えておらず、来夏の右サイドバック補充も視野に入れているとのこと。一方で、2025年6月までの契約となっているフロレンツィは売却する方針だという。 また、フロレンツィ退団なら年俸300万ユーロ(約4億8000万円)が浮くことになるなか、上層部が持つプランの1つは、レアル・マドリーU-19から1年レンタルで加入している元U-19スペイン代表DFアレックス・ヒメネス(18/※1)の完全移籍移行とのこと。 (※1)プリマヴェーラ1のミランU-19登録。ステファノ・ピオリ監督率いるファーストチームで今季公式戦4試合出場 ヒメネスは500万ユーロ(約8億円)の買い取りオプションがある一方、これを行使した場合、マドリー側にも買い戻しオプションが発生する契約。買い取りの決定は現状なされていないとみられている。 他にも獲得を見据えてリストアップしている右サイドバックが複数おり、いずれも前途有望な若手タレント。ボルシアMGのアメリカ代表DFジョー・スカリー(21)、フライブルクのU-21フランス代表DFキリアン・シディリア(21)、そして最近名前をよく聞くジローナのU-21スペイン代表DFアルナウ・マルティネス(20)が候補とされている。 『カルチョメルカート』は3選手のリストアップについて、アルナウこそ人気銘柄と化しつつあるが、スカリーとシディリアについては低コストで獲得可能で、イタリアとミランの水に馴染むのにも苦労しなさそう、と高く評価している。 2024.01.23 20:51 Tue3
リベリ氏やハンダノビッチ氏がUEFAのAライセンス取得! 指導者としてさらに前進
イタリアサッカー連盟(FIGC)は11日、UEFA Aライセンスの取得者を発表した。 取得者は6月から7月にかけて192時間の指導プログラムをFIGCのテクニカルセンターで受講し、数日にわたった最終試験にも合格。ヨーロッパで上から2番目となるライセンスを保持することとなり、イタリアではセリエC(イタリア3部)までの男子ファーストチーム、プリマヴェーラを含む全てのユースチーム、全ての女子チームを率いることが可能となる。 合格者のなかには、元フランス代表MFフランク・リベリ氏や元スロベニア代表GKサミル・ハンダノビッチ氏の名前が。元イタリア代表DFドメニコ・クリーシト氏や元イタリア代表MFアレッサンドロ・ディアマンティ氏、元イタリア女子代表GKロザリア・ピピトーネ氏らもライセンスを得ている。 また、最終試験では110点中110点の合格者が2名。セリエD(イタリア4部)のレンティジョーネを指揮するステファノ・カッサーニ氏と、元ミラン指揮官ステファノ・ピオリ氏の息子で、父のテクニカルスタッフを務めたジャンマルコ・ピオリ氏が首席となった。 なお、リベリ氏は2022年10月から2024年3月までサレルニターナのテクニカルコーチを担当。ハンダノビッチ氏は2024年8月からインテルのU-17チームを率いている。 2024.09.13 17:45 Fri4
アル・ナスル指揮官に就任した決め手は「C・ロナウドがいるから」ピオリ氏が明言「喜んでオファーを受諾」
アル・ナスルのステファノ・ピオリ監督が、就任の決め手は「クリスティアーノ・ロナウドがいたから」と明言した。 ミランに栄冠を取り戻して昨季限りで退任、9月中旬にサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ナスルと契約したピオリ監督。 就任から国内リーグは4勝1分け0敗、ACLEは2戦2勝…しかし、10月30日の国内カップ戦・ラウンド16(2回戦)で0-1と敗れ、とうとう無敗が途切れることとなった。 この一戦では、後半ATにC・ロナウドがPK失敗で追いつけず。ショッキングな敗戦となったが、ピオリ監督は就任から1カ月強、リーグ公式のインタビューで充実感を口にした。 「私はもう若くない。しかし、若い頃から変わらぬ情熱を持つ選手をみて、元気を貰う」 「クリスティアーノは偉大なチャンピオンだ。もちろん、以前からそう知っていたが、ここへ来て改めて知る。並外れた意欲を常に持ち、己を最大限に表現するために奮闘している。彼こそが、プロフェッショナルそのものだ」 「もしオファーを受けるなら、そこにはC・ロナウドがいる。これは間違いなく重要な事実だった。私は大いなる熱意を抱くようになり、喜んでアル・ナスルを受け入れた」 <span class="paragraph-title">【動画】首が強靭すぎるC・ロナウド</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">Cristiano Ronaldo final goals <a href="https://twitter.com/hashtag/UCL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UCL</a> <a href="https://t.co/WgyvZjcg8N">pic.twitter.com/WgyvZjcg8N</a></p>— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) <a href="https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1828375787881353576?ref_src=twsrc%5Etfw">August 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.01 20:20 Fri5
「ロッカールームには…」ミラン退団から10年、33歳パトが当時を懐かしむ… モンツァ行きも示唆?
元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトがミラン時代を懐かしんだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 インテルナシオナウ時代の2006年に17歳で出場したクラブワールドカップにて“肩ドリブル”を披露し、一躍全世界にその名を轟かせたパト。翌年夏には当時の欧州王者だったミランへと移籍し、クラブ通算150試合で63得点を記録した。 2013年1月のミラン退団後は選手キャリアの下降が早かった印象があり、今年1月にオーランド・シティSCを退団してからは無所属に。今年9月で34歳と引退が近づきつつあるが、イタリア『カルチョメルカート』のインタビューではミラン時代を懐かしんでいる。 「当時のロッカールームにはレジェンドがいたね。それも1人や2人ではない。彼らから学んだのは日頃の練習にも試合と同じような態度で臨むということ。本当に美しいことだね」 「パオロ・マルディーニのトレーニングをお目にかかれる環境にいたことは本当に幸運だったと言える。彼は毎日110%さ。チームメイトよりも先に練習場に到着し、全体練習後も体を動かした。カフーやイブラも同じだよ」 マルディーニ氏やカフー氏、41歳にして現役のズラタン・イブラヒモビッチといった長いキャリアを築くレジェンドへの敬意を語ったパト。不振に陥る現在のミランへはエールを送っている。 「とにかく最善を尽くすだけだろうね。今の状況を見れば、スクデットを獲得した昨季を忘れるべきなのは間違いない。だけど、ステファノ・ピオリ(監督)なら強いミランをすぐに取り戻せると確信しているよ」 一方、シルヴィオ・ベルルスコーニ元会長、アドリアーノ・ガッリアーニ元副会長にも言及。それぞれ86歳、78歳となった現在も飽くなき情熱をモンツァに捧ぐミラン時代からのコンビに深い愛を示した。 「モンツァの快進撃を喜んでいるよ。彼ら2人はいつだって僕の心の中にいる。きっとモンツァは数年後にミランやインテルに挑戦状を叩きつける存在になるさ。実はセリエAに昇格する前から2人と話してたんだ。そろそろ僕の電話が鳴るかもしれない…」 2023.02.05 21:02 Sunミランの人気記事ランキング
1
ミラン主将のカラブリアが契約満了で退団する見通しに…延長交渉がストップ、合意の道筋なし
ミランのキャプテン、元イタリア代表DFダビデ・カラブリア(27)が今シーズン限りで契約満了の見通しになったようだ。 少年時代からクラブ一筋、生え抜きキャプテンの27歳カラブリア。トップ昇格後はなかなか突き抜けぬ時期が続き、苦労して定位置と腕章、A代表デビューを手に入れた努力家でもある。 しかし、とりわけ昨季のパフォーマンスは安定せず、そんななかで契約が2025年6月まで。最近はモチベーションの低下も指摘される。 イタリア『カルチョメルカート』によると、断続的に続いてきた契約延長交渉は中断されているといい、現時点で合意の道筋なし。カラブリアは少年時代から過ごすクラブ、ミランを今季終了後に離れる運命にあるとのことだ。 また、カラブリアの後継者とでも言うべきか、クラブがフトゥーロ(U-23)登録でトップチームにも帯同する右サイドバック、スペイン人DFアレックス・ヒメネス(19)にたいへん大きな期待をかけている、とも紹介されている。 2024.11.20 20:35 Wed2
エイブラハム1G1Aに途中出場レオン弾のミランが3連勝【CL】
ミランは26日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第5節でスロバン・ブラチスラヴァとのアウェイ戦に臨み、3-2で逃げ切った。 前節レアル・マドリーとのビッグマッチを制した20位ミラン(勝ち点6)は、3日前のユベントス戦をゴールレスドローで終えた。そのユベントス戦のスタメンから7選手を変更。イエローカード累積のモラタが欠場となり、最前線にはエイブラハムが構えた。 最下位スロバン・ブラチスラヴァ(勝ち点0)に対し、立ち上がりからボールを持ったミランが21分に先制する。エイブラハムのスルーパスに抜け出したプリシックがボックス右に侵入、GKとの一対一を制した。 しかし3分後に同点とされる。ロングカウンターを受けた流れからバルセギアンの独走を許してそのままシュートを決められた。 同点とされて以降もミランがポゼッションする展開としたが、1-1のまま前半を終えた。 迎えた後半、レオンを投入したミランが引き続き押し込む展開とした中、68分に勝ち越し弾。フォファナのスルーパスに抜け出したレオンがGKとの一対一を制した。 さらに3分後、ミランに3点目。バックパスミスを敵陣ボックスでカットしたエイブラハムが難なく決めた。 その後、88分に1点差に詰め寄られたミランだったが、90分にトリッチが立て続けのイエローカードで退場となったスロバン・ブラチスラヴァに逃げ切り勝利。CL3連勝とした。 スロバン・ブラチスラヴァ 2-3 ミラン 【スロバン・ブラチスラヴァ】 ティグラン・バルセギアン(前24) ニノ・マルチェッリ(後44) 【ミラン】 クリスチャン・プリシック(前21) ラファエル・レオン(後23) タミー・エイブラハム(後26) 2024.11.27 04:46 Wed3
負傷者多数のユベントス、ミラン戦はコープマイネルスが38度近くの熱でプレー?
ユベントスのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルスは極限の状態で大一番を戦っていたようだ。 23日、セリエA第13節のミランとのビッグマッチをゴールレスドローで終えたユベントス。ケガ人が多発するなか、主砲のセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチも欠場し、ベンチ入りメンバーもままならなかった。 チアゴ・モッタ監督はアメリカ代表MFウェストン・マッケニーとコープマイネルスを前線中央で起用。チャンスの少ない膠着した試合を打ち破ることはできなかった。 フル出場したコープマイネルスだが、イタリア『トゥット・スポルト』によると、38度近い熱を出しながらプレー。コンディションが悪くても離脱者に悩むチームを助けたいと考えたようだ。 ユベントスは27日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節でアストン・ビラと対戦。中3日で再びの大一番となるが、コープマイネルスにはコンディションの回復が望まれる。 <span class="paragraph-title">【動画】緊張感漂った一戦はゴールレスドロー…ミランvsユベントス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9jjZsmRFMmo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.25 22:20 Mon4
ヴェローナの“武闘派”守備的MFをインテル&ミランが注視か レダ・ベラヤヌ20歳
ミラノの二大巨頭が、エラス・ヴェローナのモロッコ代表MFレダ・ベラヤヌ(20)を注視か。 ベラヤヌはフランス出身で先月モロッコ代表デビュー。169cm53kgと小柄ながら、激しいデュエルを苦にしない武闘派の守備的MFだ。 昨季途中に加入したヴェローナで今季から定位置を掴んだなか、23日の代表ウィーク明け初戦はホームでインテルと対戦。 イタリア『カルチョメルカート』によると、インテルはピエロ・アウシリオSD、ダリオ・バッシンGMが来場し、このベラヤヌのプレーに目を光らせる予定なのだという。 どうやら、インテル以外にも複数のセリエAクラブがベラヤヌを注視しているようで、そのひとつはミラン。 インテルとミラン、どちらも現段階でベラヤヌは「リストアップの端っこ」だそうだが、若くしてフィジカル面がしっかりした選手とあって、注目に値する存在とみなしているようだ。 インテルがベラヤヌの獲得へ本腰を入れるとしたら、それはアルバニア代表MFクリスティアン・アスラニ(22)の売却とセットだという。 2024.11.21 15:45 Thu5