ELで若手を積極起用のモウリーニョ、下部組織との連係強調 「アカデミーの仕事を後押ししたい」
2021.02.25 12:06 Thu
トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が多くの若手選手を起用したことに言及した。クラブ公式サイトが伝えている。
24日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32・2ndレグで、トッテナムはヴォルフスベルガーと対戦。1stレグで大勝したこともあり、この日は大幅なターンオーバーを敢行したが、それでもMFデレ・アリの先制点を皮切りに、4ゴールを奪い、4-0で勝利した。
この結果、トッテナムは2戦合計8-1のスコアでベスト16進出が決定。しかし、モウリーニョ監督は試合後のインタビューで、結果よりもFWデーン・スカーレットやMFナイル・ジョン、DFマルセル・ラヴィニアら多くの若手がプレーしたことを強調した。
「まずは(デーン・)スカーレットの話から始めよう。彼は素晴らしい選手であり、信じられない才能を持つ少年だ。それから、(マルセル・)ラヴィニエや(ナイル・)ジョンもね。私が聞かされた話が本当なら、ジョンは7歳でクラブに加入して、10年後このスタジアムで、ELでプレーしている。驚くべきストーリーだ」
「だからこそ、アカデミーやそこに所属する少年たち全員におめでとうと言いたい。彼らは皆友達であり、皆が同じ夢を持っているんだ。そのうちの何人かが夢に到達したとき、皆が幸せを感じていると、私は信じている」
「私は自分の仕事をしているだけだ。アカデミーの少年とは何度も一緒にトレーニングをしており、時には11対11の試合をしている。関係はとても良く、チャンスを与えるたび私も幸せだ。デーンはすでに3回目のチャンスを得ており、これからもそれは続くだろう。そしてそれは、他の選手にとっての後押しにもなる」
また、モウリーニョ監督はヴォルフスベルガー戦の内容についても言及。1stレグでほぼ決着がついていたにもかかわらず、この試合でも全力に臨んだ選手たちの姿勢を称えている。
「我々は良いプレー、真剣なプレーをして、美しいゴールを決めた。4ゴールはすべて美しかったが、それ以上に重要なのが態度だ。選手たちは皆真剣な態度で試合に臨んでくれたと思う。だから、我々にとって良い夜だった」
24日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32・2ndレグで、トッテナムはヴォルフスベルガーと対戦。1stレグで大勝したこともあり、この日は大幅なターンオーバーを敢行したが、それでもMFデレ・アリの先制点を皮切りに、4ゴールを奪い、4-0で勝利した。
この結果、トッテナムは2戦合計8-1のスコアでベスト16進出が決定。しかし、モウリーニョ監督は試合後のインタビューで、結果よりもFWデーン・スカーレットやMFナイル・ジョン、DFマルセル・ラヴィニアら多くの若手がプレーしたことを強調した。
「だからこそ、アカデミーやそこに所属する少年たち全員におめでとうと言いたい。彼らは皆友達であり、皆が同じ夢を持っているんだ。そのうちの何人かが夢に到達したとき、皆が幸せを感じていると、私は信じている」
「私はアカデミースタッフの仕事を尊敬している。彼らの仕事を少しでも後押しすることができればと思っているんだ。アカデミーから少年たちを連れてくることで、トップチームへのドアは開かれていると感じてもらいたい」
「私は自分の仕事をしているだけだ。アカデミーの少年とは何度も一緒にトレーニングをしており、時には11対11の試合をしている。関係はとても良く、チャンスを与えるたび私も幸せだ。デーンはすでに3回目のチャンスを得ており、これからもそれは続くだろう。そしてそれは、他の選手にとっての後押しにもなる」
また、モウリーニョ監督はヴォルフスベルガー戦の内容についても言及。1stレグでほぼ決着がついていたにもかかわらず、この試合でも全力に臨んだ選手たちの姿勢を称えている。
「我々は良いプレー、真剣なプレーをして、美しいゴールを決めた。4ゴールはすべて美しかったが、それ以上に重要なのが態度だ。選手たちは皆真剣な態度で試合に臨んでくれたと思う。だから、我々にとって良い夜だった」
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20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed3
「ロナウドよりもベイル」元マドリーのドクターが見解「彼は最高のアスリート」
元レアル・マドリーのドクターが最高のアスリートについて言及した。 世界最高峰のアスリートは誰かと問われれば、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの名を挙げる人は多いだろう。36歳となった今でも、強さ、ジャンプ力、スピードをすべて信じられないほどのレベルで備えた見本のような肉体を誇っている。 C・ロナウドは息子がポテトチップスを食べてコカ・コーラを飲んでいるのを見ると、いい気分にはならないようで、自身も先日のユーロ2020の記者会見では目の前のコーラを退けるなど、印象的な行動もとっていた。 だが、元マドリーのドクター、ヘスス・オルモ氏の考えは少々異なる様子。オルモ氏はC・ロナウドよりもレアル・マドリーのウェールズ代表FWガレス・ベイルの方がより完全なアスリートであると信じているようだ。スペイン『イデアル』に次のように語っている。 「サッカー選手の身体的パフォーマンスレベルは、他のオリンピック選手とはかけ離れている」 「ただ、今はセルヒオ・ラモスのように近づいている選手も居る。ルーカス・バスケス、クリスティアーノ・ロナウドもだ。ケイロル(・ナバス)は驚異的な瞬発力があり、(ダニエル・)カルバハルは素晴らしいコンディションを持てている」 「ただ、おそらく私が見た中で最高のアスリートはガレス・ベイルだ」 「彼はどんなスポーツでも優れた能力をできる生まれながらのアスリートだ。彼は特異な遺伝学と運動能力を持っていて、技術的な能力もある」 「パフォーマンスがあってのことだが、彼はあらゆる状況から生じるすべての面で私に最も感銘を与えた人物だ」 ベイルはマドリー時代の2017年にレアル・ソシエダ戦で75メートルを独走してのゴールを挙げ、その際に時速22マイル(約35km)というクレイジーな最高速度を記録している。かつて痩せた子供だったベイルが何年もかけて肉体の構築に取り組んできたため、オルモ氏は感銘を受けているのだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】あなたはどっち派?!C・ロナウドとベイルの筋肉美</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Gareth Bale's legs <a href="https://t.co/sWUddWmodR">pic.twitter.com/sWUddWmodR</a></p>— bob mortimer (@RealBobMortimer) <a href="https://twitter.com/RealBobMortimer/status/886531195214995456?ref_src=twsrc%5Etfw">July 16, 2017</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Recovery time! <a href="https://t.co/1NduH6HkFi">pic.twitter.com/1NduH6HkFi</a></p>— Cristiano Ronaldo (@Cristiano) <a href="https://twitter.com/Cristiano/status/1367191022963425283?ref_src=twsrc%5Etfw">March 3, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.08.04 19:15 Wed4
スパーズレジェンドで現レイトン・オリエント指揮官のエディンバラ氏が49歳で急逝…
トッテナムは8日、クラブOBでありフットボールリーグ2(イングランド4部)のレイトン・オリエントを率いていたジャスティン・エディンバラ氏(享年49)の逝去を発表した。 今月3日に心臓発作で緊急入院していたエディンバラ氏は、昏睡状態が続いた中で8日に息を引き取った。 トッテナムはレジェンドの訃報に際して、「私たちの思いは困難な時期を過ごしている妻のケリー、息子のチャーリー、娘のシドニーとジャスティンの家族、その友人と共にあります」 スパーズ・レジェンズの一員として定期的にチャリティーマッチなどに参加していたエディンバラ氏は、6月1日にマドリードで行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦にもその他のレジェンドと共に現地観戦を行っていた最中での突然の訃報となった。 1988年にサウスエンドでプロデビューを飾ったイングランド出身のエディンバラ氏は、1990年にトッテナムに加入。左サイドバックを主戦場に在籍10年間で公式戦200試合以上に出場し、1990-91シーズンのFAカップ、1998-99シーズンのEFLカップ制覇に貢献した。 その後、ポーツマスを経てビラリキー・タウンで2006年に現役引退。引退後は指導者に転身し、ニューポート・カウンティやジリンガムの指揮官を歴任。2017年11月からはレイトン・オリエントを率いていた。 2019.06.09 15:32 Sun5