ジャパンツアーにも帯同したトッテナムの若手FWスカーレットが武者修行、2部昇格のオックスフォードにレンタル移籍「実力を示すための最良の選択肢」
2024.08.13 11:07 Tue
武者修行で成長を誓うスカーレット
チャンピオンシップ(イングランド2部)のオックスフォード・ユナイテッドは12日、トッテナムのU-21イングランド代表FWデーン・スカーレット(20)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。
トッテナムの下部組織で育ったスカーレットは、ポーツマスやイプスウィッチ・タウンでの武者修行で経験を積むことに。チャンピオンシップで12試合、EFLリーグ1(イングランド3部)でえ34試合4ゴール2アシストと経験を積んだ。
一方で、今夏正式にファーストチームに昇格した中、すでに17試合でプレーしており、プレミアリーグで6試合に出場。ヨーロッパリーグで2試合、カンファレンスリーグでも3試合に出場している。
ヴィッセル神戸戦では出場機会はなかったが、今夏のジャパンツアーでもチームに帯同していた。再び武者修行に出るスカーレットは、クラブを通じてコメントしている。
「ここに来られてとても嬉しく思っているし、スタートする準備はできている」
「僕にとってオックスフォードは自分を証明し、自分の実力を示すための最良の選択肢だった」
オックスフォード・ユナイテッドは、2023-24シーズンはEFLリーグ1を戦っており5位フィニッシュ。プレーオフで勝ち上がりチャンピオンシップに昇格すると、今シーズンの開幕戦ではノリッジ・シティ相手に2-0で勝利を収めていた。
トッテナムの下部組織で育ったスカーレットは、ポーツマスやイプスウィッチ・タウンでの武者修行で経験を積むことに。チャンピオンシップで12試合、EFLリーグ1(イングランド3部)でえ34試合4ゴール2アシストと経験を積んだ。
一方で、今夏正式にファーストチームに昇格した中、すでに17試合でプレーしており、プレミアリーグで6試合に出場。ヨーロッパリーグで2試合、カンファレンスリーグでも3試合に出場している。
「ここに来られてとても嬉しく思っているし、スタートする準備はできている」
「チームは昨シーズン本当に良い成績を残したので、僕自身にもチャンスがあると思っている」
「僕にとってオックスフォードは自分を証明し、自分の実力を示すための最良の選択肢だった」
オックスフォード・ユナイテッドは、2023-24シーズンはEFLリーグ1を戦っており5位フィニッシュ。プレーオフで勝ち上がりチャンピオンシップに昇格すると、今シーズンの開幕戦ではノリッジ・シティ相手に2-0で勝利を収めていた。
デーン・スカーレットの関連記事
オックスフォード・ユナイテッドの関連記事
チャンピオンシップの関連記事
|
デーン・スカーレットの人気記事ランキング
1
スパーズが逸材MFディヴァインと2027年までの新契約締結!
トッテナムは1日、U-19イングランド代表MFアルフィー・ディヴァイン(18)と2027年6月30日までの新契約を締結したことを発表した。 ウィガンのアカデミー出身のディヴァインは2020年にトッテナムのユースチームに加入。2021年1月に行われたFAカップ3回戦のマリン戦では16歳と163日でのクラブ史上最年少でのトップチームデビュー。さらに、同試合ではデビュー戦ゴールを記録し、クラブ史上最年少ゴール記録まで樹立していた。 セントラルMFや攻撃的MFを主戦場とするディヴァインは、圧倒的な足元の技術を生かしたドリブル突破、視野の広さと高精度のキックを武器に決定機を作り出す、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンを彷彿とさせるプレーメイカー。 今年6月に行われたU-19欧州選手権では、現在ポーツマスにレンタル中のFWデーン・スカーレットと共に、U-19イングランド代表の主力として優勝に貢献していた。 2022.09.07 07:00 Wed2
「今夜はまさにメイド・イン・トッテナム」ELでは決勝T進出のポステコグルー監督、生え抜き3選手の初得点に「アカデミー全体が誇りに思うべき」
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督がヨーロッパリーグ(EL)での決勝トーナメント進出を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 プレミアリーグでは4連敗中と苦戦を強いられるなか、ELのリーグフェーズでは6位につけ、8位以内でのストレートインを狙ったトッテナム。30日に行われた最終節でエルフスボリをホームに迎えた。 前半は押し込みながらゴールレスで終えるも、ルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンの負傷で緊急出場したU-21イングランド代表FWデーン・スカーレットがダイビングヘッドで決め、70分に待望の先制点。終盤にはイングランド人FWオインダモラ・アジャイ、U-19イングランド代表FWマイキー・ムーアが追加点を奪い、生え抜き3選手のファーストチーム初ゴールで3-0の勝利を収めた。 若手の活躍もあり、リーグフェーズを4位で終えたポステコグルー監督。大会を通しての奮闘を振り返り、日程面で余裕が生まれたことを喜んだ。 「ヨーロッパでの戦いは我々にとってなかなか良いものだった。いくつかの逆境に対処しなければならなかった。ここでの最初の試合も10分ほどで10人になったことを覚えている。チームのことを考慮すると、かなりうまく対処したと思う」 「素晴らしいポジションを掴んだ。ラウンド16に進出し、プレーオフを回避したため、選手たちが復帰するための猶予が数週間生まれた。そのため、うまくいけばノックアウトラウンドが始まるまでに、チームを助けられるフィットした選手たちがさらに何人かいるだろう。我々にとってはエキサイティングな挑戦だ」 また、アカデミー出身の選手たちで3ゴールを奪った点にも言及。「今夜はまさにメイド・イン・トッテナムだった」と若手の活躍ぶりを称えている。 「クラブにとって素晴らしいことだし、アカデミーコーチや選手のなかには今夜は興奮して眠れない人もいるだろう」 「これから大事な一週間がやってくるし、選手たちの負荷を管理し、守らなければならない。今夜は若い選手たちに頼らなければならないことがある程度わかっていたし、率直に言えば今シーズンはこの大会中ずっとだ。彼らは本当によく頑張ったと思う」 「チーム全体がよくプレーしたが、インパクトを残すには3人の得点者以外にも若い選手たちの力が必要だった。18歳の選手も何人かいたし、彼らはチームを後押しし続けている。クラブにとって素晴らしい夜だったし、アカデミー全体が誇りに思うべきだ」 <span class="paragraph-title">【動画】スカーレットら若手で3ゴール! トッテナムvsエルフスボリ ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="RO2s9J98CEY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.01.31 16:08 Friオックスフォード・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
インドネシア代表2025年最初の帰化補強はFWオレ・ロメニーで確定へ 元U-20蘭代表、トヒル会長出資の英2部クラブに所属
インドネシアが新たにオランダ人サッカー選手の国籍取得を承認する見通しに。インドネシア『Kompas.com』が伝える。 選手の半分がオランダ人となり、コーチ陣もオランダ人で占められたインドネシア代表。これでもし26年W杯に出場できなかったら国民の猛反発を喰らうこととなりそうだが、ともかくこの路線は拡大の一途を辿るばかりである。 現在進行形で旧宗主国からの帰化プロセスを進める選手を挙げればキリがないところだが、その1人である元U-20オランダ代表FWオレ・ロメニー(24)は、おそらく3月の最終予選再開からチームに加わることとなるだろう。 ロメニーはNECナイメヘンでプロデビュー後、年明けにイングランド2部のオックスフォード・ユナイテッドへ移籍。同クラブはインドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長が共同オーナーに名を連ねるクラブだ。 インドネシアのラルー・イルファニ下院議員は2日、『Kompas.com』に「ロメニーの帰化に関する評議会が3日午後に行われる。ロメニー自身がオンラインから出席し、スポーツ大臣とトヒル会長も同席する」とコメントした。 また、インドネシアの法務大臣は以前、ロメニーの帰化プロセスが順調だと仮定するなら、まだ10代のオランダ人2選手(※)とともに、2月8日にインドネシア国民としての宣誓式を実施するスケジュール感だと説明。そのため、ロメニーは3月の代表入りが濃厚とみてよさそうだ。 (※)世代別インドネシア代表の選手 イルファニ下院議員は今回、インドネシア系でオランダA代表歴もあるMFジャリオ・リーデヴァルド(28)についても言及。 「まだリーデヴァルドの国籍取得は見通せない」としつつ、ロメニーに関する評議会に併せ、スポーツ大臣が「何らかの最新情報」を公表すると説明。元クリスタル・パレスのリーデヴァルドも帰化プロセスが進む1人である。 2025.02.02 21:53 Sun2
最終節で日本人に明暗…田中碧のリーズが優勝、平河悠のブリストル&坂元達裕のコヴェントリーが昇格PO、大橋祐紀はゴールもブラックバーンはPO逃す…橋岡大樹のルートンは3部降格【チャンピオンシップ】
3日、チャンピオンシップ(イングランド2部)の最終節が一斉開催。優勝チーム、昇格プレーオフチーム、降格チームが決定した。 リーズ・ユナイテッドとバーンリーのプレミアリーグ昇格はすでに決定していた中、最終節の時点で勝ち点が並ぶ両者は優勝を争っての最終節となった。 首位のリーズは日本代表MF田中碧が所属。降格圏のプリマス・アーガイルとアウェイで対戦した中、先制許す苦しい展開に。それでもウィルフレッド・ニョントのゴールで後半に追いつくと、同点のまま終わるかと思われた、後半アディショナルタイムにマノー・ソロモンが値千金の逆転ゴール。田中は79分までプレーした中、チームは1-2で勝利し、見事に優勝を果たした。 なお、勝ち点は100に到達。2位のバーンリーもミルウォールをホームに迎えてしっかりと勝利、勝ち点100に。2チームが勝ち点差100を達成した中、リーズが見事な優勝を果たした。 3位から6位に与えられる昇格プレーオフ圏も熾烈な争いに。シェフィールド・ユナイテッドの3位、サンダーランドの4位が確定していた中、5位と6位が未定の状態だった。 この争いでは、5位のブリストル・シティに平河悠、6位のコヴェントリー・シティに坂元達裕、8位のブラックバーンに大橋祐紀が所属している。 最終節ではブラックバーンはシェフィールド・ユナイテッドと対戦。50分に大橋がゴールを奪い、今季のチャンピオンシップで9点目を記録。勝利が必要だった中、59分に追いつかれてしまい1-1のドロー。7位でシーズンをフィニッシュすることとなり、昇格プレーオフ行きを逃した。 7位のミルウォールはバーンリーと対戦して敗れて8位に転落。6位のコヴェントリーは9位のミドルズブラと対戦した中、坂元が先発出場。44分にジャック・ルドニのゴールをアシストすると、ルドニは87分にもゴールを決めて2-0で勝利した。 5位のブリストルは残留を争う20位のプレストン・ノースエンドと対戦。平川は先発フル出場を果たすと、チームは2-2のドローに終わり、6位でフィニッシュ。コヴェントリーが5位に浮上し、坂元と平河がプレミアリーグ昇格の残りの1枠を狙える状況となっている。 また、下位に目を移すと、すでに最下位で降格が決まっているカーディフ・シティと14位のノリッジ・シティと対戦。アーセナル時代のチームメイトであるジャック・ウィルシャーとアーロン・ラムジーが監督として対戦した中、4-2でノリッジが勝利した。 リーズに敗れたプリマスも降格が決まっていた中、降格圏の22位に位置していたハル・シティがポーツマスと1-1のドローで勝ち点を49に。21位に位置していた橋岡大樹所属のルートン・タウンはウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)と対戦し5-3で惨敗。この結果、ルートンが22位に転落して3部降格となってしまった。橋岡はメンバー外だった。 なお、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の斉藤光毅はメンバー外。ストーク・シティの瀬古樹はベンチ入りも出番はなかった。 <h3>◆チャンピオンシップ最終節</h3> ブリストル・シティ(平河悠) 2-2 プレストン・ノースエンド バーンリー 3-1 ミルウォール コヴェントリー・シティ(坂元達裕) 2-0 ミドルズブラ ダービー・カウンティー 0-0 ストーク・シティ(瀬古樹) ノリッジ・シティ 4-2 カーディフ・シティ プリマス・アーガイル 1-2 リーズ・ユナイテッド(田中碧) ポーツマス 1-1 ハル・シティ シェフィールド・ユナイテッド 1-1 ブラックバーン(大橋祐紀) サンダーランド 0-1 QPR(斉藤光毅) スウォンジー・シティ 3-3 オックスフォード・ユナイテッド ワトフォード 1-1 シェフィールド・ウェンズデイ WBA 5-3 ルートン・タウン(橋岡大樹) <h3>◆チャンピオンシップ順位表</h3> 1位:リーズ・ユナイテッド 勝ち点100/+65 2位:バーンリー 勝ち点100/+53 ーーーープレミア昇格 3位:シェフィールド・ユナイテッド 勝ち点90/+27 4位:サンダーランド 勝ち点76/+14 5位:コヴェントリー・シティ 勝ち点69/+6 6位:ブリストル・シティ 勝ち点68/+4 ーーーープレミア昇格PO 7位:ブラックバーン 勝ち点66/+5 8位:ミルウォール 勝ち点66/-2 9位:WBA 勝ち点64/+10 10位:ミドルズブラ 勝ち点64/+8 11位:スウォンジー・シティ 勝ち点61/-5 12位:シェフィールド・ウェンズデイ 勝ち点58/-9 13位:ノリッジ・シティ 勝ち点57+3 14位:ワトフォード 勝ち点57/-8 15位:QPR 勝ち点56/-10 16位:ポーツマス 勝ち点54/-13 17位:オックスフォード・ユナイテッド 勝ち点53_-16 18位:ストーク・シティ 勝ち点51/-17 19位:ダービー・カウティ 勝ち点50/-8 20位:プレストン・ノースエンド 勝ち点50/-11 21位:ハル・シティ 勝ち点49/-10 ーーーー降格 22位:ルートン・タウン 勝ち点49/-24 23位:プリマス・アーガイル 勝ち点46/-37 24位: カーディフ・シティ 勝ち点44/-25 <span class="paragraph-title">【動画】リーズのリーグ優勝セレモニー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OuFyyCoH0g0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.03 23:28 Sat3
インドネシア代表監督が数少ない“インドネシア出身の主力”を称賛…サウジ撃破2得点の欧州組20歳は「成功できる」
インドネシア代表のシン・テヨン監督が同代表MFマルセリーノ・フェルディナン(20)に期待を寄せた。インドネシア『Jebreeet』が伝える。 旧宗主国オランダなどから“連れ戻した”インドネシア系帰化組に支えられ、その象徴的成果としてサウジアラビア代表を2-0で撃破したインドネシア代表。最終予選C組で現在3位と、独立後初となるW杯出場の希望が膨らんでいる。 サウジ戦の先発11人中、「9人」はオランダ人。インドネシア出身のインドネシア人は「2人」しかいなかった。 それでも歴史的なサウジ撃破の2得点は、そのひとりである純国産MFマルセリーノ。17歳での初招集から定位置を確保し、現代表で唯一、自国民として欧州クラブへ進出し、今なお欧州でプレーしているという20歳である。 今季からはイングランド2部のオックスフォード・ユナイテッド(※)へ移籍。マルセリーノを登用したシン・テヨン監督は韓国人ユーチューバーの番組に出演し、同選手を称賛した。 (※)ただし共同オーナーはインドネシアサッカー協会会長でもあるエリック・トヒル氏 「私はマルセリーノが17歳の時に初めて声をかけた。世代別代表ではなく、最初からA代表の一員としてだ」 「彼には若々しいエネルギーが溢れており、とても勇敢だ。『この子なら成功できる』と思い、『ソン・フンミンのような存在になるチャンスもあるだろう』と言ってみたこともある。そこまで到達しなくとも、ここからさらにレベルアップした選手にはなるよ」 「サウジ戦では、彼が前半で1得点を決めたあとのハーフタイム、『後半で下げるかもしれない』という旨を伝えた。すると彼は『もう1点決めるから最後までプレーさせてくれ』と私にね。その結果、2点目も彼が決めてくれた」 「結局そのあと下げたが、彼は約束を果たしてくれた。将来的にさらに優れた選手へ成長すると確信を持ったよ」 2024.11.29 21:28 Fri4