批判に晒されるラングレをクーマン監督が擁護「一選手に敗戦の罪を被せるようなことはしない」

2021.02.24 14:09 Wed
Getty Images
バルセロナロナルド・クーマン監督が、批判に晒されているフランス代表DFクレマン・ラングレを擁護する姿勢を示している。『フットボール・エスパーニャ』が伝えた。

しばらく延期されていたラ・リーガ第1節のエルチェ戦が24日に控えるバルセロナ。最近のチームは、1-4で敗れたチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦や、コパ・デル・レイのセビージャ戦を含めて公式戦4試合で1勝1分け2敗と負け越しており、エルチェ戦では3試合ぶりの白星を目指すことになる。

21日に行われた第24節のカディス戦では、前半にFWリオネル・メッシのPKで先制したものの、試合終了間際の89分にラングレが相手にPKを与えてしまい、土壇場でドロー決着。これでバルセロナはリーガの優勝争いから一歩後退したと指摘されたほか、PK献上のラングレに対する批判の声は高まる一方となっている。
しかし、クーマン監督はラングレ一人の責任ではないとしてフランス代表DFを擁護。また、25歳の同選手のような若い選手の起用が多い点に関して意見を述べている。

「クレマンと話した。彼は素晴らしいプロフェッショナルで、大きな責任を感じている真面目な選手だ。前にも言ったように、一選手に敗戦の罪を被せるようなことはしない。もちろん、彼はもっと良いプレーができるだろうし、エラーをしたのは事実だ。だが、他の選手も同じようなエラーをすることもある」
「若手に過度に依存しているわけではない。私は彼らに機会を与えるという観点から彼らのことを考えている。とはいえ火中の栗を拾うには経験豊富な選手たちが必要だ。若手が多い分、そのバランスを取らなければならない。チームのエネルギーとフレッシュさを維持するためにはね」

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