1stレグまさかの4失点に怒り心頭のレバークーゼン指揮官「アマチュアのような守備だ」

2021.02.19 16:29 Fri
Getty Images
レバークーゼンピーター・ボス監督が不甲斐ないチームへの怒りを隠さなかった。ドイツ『キッカー』が伝えている。
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18日に行われたヨーロッパリーグ(EL) ラウンド32・1stレグでヤング・ボーイズと対戦したレバークーゼン。先週末のリーグ戦にて終了間際の2失点で勝ちを逃したチームはこの日も守備が乱れ、前半だけで3失点を喫すると、一度は追い付いたものの、またも終了間際に失点して3-4のスコアで敗れた。この結果、3つのアウェイゴールこそ奪ったものの、2ndレグでは勝利が必須の状況となっている。格下とされる相手に4失点で敗戦したことについて、ボス監督は試合後怒りを隠さなかった。
「我々はアマチュアのような守備で2点を失った。そして、ハーフタイム前にまたもや失点。これはあってはならないことだ。我々は今日、(先週末のマインツ戦より)もっと悪いプレーが可能であると示した」

「前半の低調さについては説明できない。私の準備が良くなかったのだろう。私の責任、私のミスだ。意図がチームに伝わらなかった。そうでなければ、ここまで悪いスタートを切ることなどできない」
「我々はこの試合で選手を入れ替えているが、私の考えとしては今日のようなパフォーマンスとは何の関係もない。試合に入るため、ハーフタイムで選手交代をしなければならなかった。そこでようやく、我々は試合に参加できたと思う」

「もちろん今のチームを心配している。こんなパフォーマンスでは勝利など望めない。私は常にポゼッションを志している。しかし、あのような守備、あのようなボールロスト、あのようなポジショニングで試合に入っていては、決して勝利など望めないだろう」

チームを酷評したボス監督だが、後半のパフォーマンスについては好印象を抱いているとコメント。ここからの改善を誓っている。

「ハーフタイムに変更を加えてから、選手たちは違った表情を見せてくれた。すべてが素晴らしかったわけではないが、より良いプレーはできたと思う。だが、好調だった時期はもっといいプレーができていた。すぐにまた、2週間前のシュツットガルト戦のような良いパフォーマンスを発揮できるようになるだろう」

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