【ラ・リーガ第23節プレビュー】上位陣はいずれも中位以下との対戦! バルサ&セビージャはCL控える中での一戦に
2021.02.12 19:00 Fri
先週末に行われた第22節では8連勝中だったアトレティコ・マドリーが引き分けた一方、2位以下のレアル・マドリー、バルセロナ、セビージャの3チームが勝ち点3を積み上げてわずかながら勝ち点差を縮めることになった。
来週ミッドウィークからチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメントがスタートする中、今節では上位陣がいずれも下位クラブとの対戦に臨む。
その中で来週にCLラウンド16初戦を戦う3位のバルセロナ(勝ち点43)、4位のセビージャ(勝ち点42)の2チームの戦いに注目したい。
バルセロナは17日にラウンド16初戦で因縁の相手であるパリ・サンジェルマン(PSG)とのホームゲームに臨む。その重要な一戦を控えるチームは今節、残留争い中の16位アラベス(勝ち点22)と対戦する。前節、ベティスに競り勝ってラ・リーガ6連勝中のバルセロナだが、今週ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準決勝1stレグではセビージャ相手に敵地で0-2と完敗。今季最も獲得の可能性が高いコパのタイトル獲得に黄色信号が灯っている。
セビージャ戦ではフル稼働が続くMFデ・ヨングやMFペドリ、DFジョルディ・アルバに加え、FWメッシら一部主力の疲労を感じさせるパフォーマンスが目立ち、負傷者続出の最終ラインのクオリティー不足を露呈しており、幾つかのポジションでターンオーバーが見込まれる中で控え選手たちの奮起が求められるところだ。
対戦相手のウエスカでは3試合連続スタメンを飾った岡崎が前節のレアル・マドリー戦でプリメーラ初アシストを記録するなど奮闘。2戦連続の格上との対戦では好調のFWラファ・ミルと共に、リーグ屈指の堅守をこじ開けて勝ち点奪取に導きたい。
前節、らしくない逃げ切り失敗でセルタに2-2のドローに持ち込まれた首位のアトレティコ(勝ち点51)は、8位のグラナダ(勝ち点30)を相手に仕切り直しの勝利を目指す。前述の2チームとは異なり、来週にCLの試合がない上、対戦相手のグラナダはELナポリ戦を控えている事情もあり、難敵相手といえど、優位に試合を運べそうだ。ただ、チーム内で立て続けに新型コロナウイルス感染者を出しており、今回の一戦にどの程度の選手が復帰できるかは懸念材料。そのため、直近2試合連続ドブレーテを記録するエースFWスアレスの活躍は必須だ。
ミッドウィークに行われたヘタフェとの第1節延期分を制して2連勝中のレアル・マドリーは、前回対戦で大敗を喫した12位のバレンシア(勝ち点24)を相手に3連勝を狙う。アトレティコ同様に来週CLの試合がないため、バレンシアとのリベンジマッチに全力を注げるが、DFマルセロの負傷離脱によって、さらに台所事情が厳しいチームはこの試合でも難しい戦いを強いられることになりそうだ。その中で出場停止明けとなるMFクロースには攻守両面におけるいつも通りの貢献と共に、接戦で有効となるプレースキックの場面での重要な働きを期待したい。
保有元のレアル・マドリー相手に厳しいパフォーマンスとなったMF久保建英を擁する13位のヘタフェ(勝ち点24)は、6位のレアル・ソシエダ(勝ち点35)を相手に5戦ぶりの白星を目指す。ミッドウィークのレアル・マドリー戦で途中出場となった久保だが、自身の投入直後にチームが2失点を喫したこともあり、攻撃面の低調さと共に地元メディアから厳しい批評を受けることになった。そのため、上位相手の今回の一戦ではビハインド限定の途中出場が濃厚か。自身の課題、特長を今一度鑑みてポジション奪取に繋がるパフォーマンスを見せてほしいところだ。
MF乾貴士とFW武藤嘉紀を擁する17位のエイバル(勝ち点20)は、同勝ち点で降格圏の18位に沈むバジャドリーとの重要なシックスポインターに臨む。前節のオサスナ戦では武藤がフル出場、乾が出場なしに終わった中、チームは1-2で競り負けてリーグ5戦未勝利と苦境が続く。なお、同試合では乾が主戦場とする右サイドハーフで武藤がプレーしており、今回の一戦でも両選手が同時にピッチに立てるかは微妙なところだ。
《ラ・リーガ第23節》
▽2/12(金)
《29:00》
セルタ vs エルチェ
▽2/13(土)
《22:00》
グラナダ vs アトレティコ・マドリー
《24:15》
セビージャ vs ウエスカ
《26:30》
エイバル vs バジャドリー
《29:00》
バルセロナ vs アラベス
▽2/14(日)
《22:00》
ヘタフェ vs レアル・ソシエダ
《24:15》
レアル・マドリー vs バレンシア
《26:30》
レバンテ vs オサスナ
《29:00》
ビジャレアル vs ベティス
▽2/15(月)
《29:00》
カディス vs アスレティック・ビルバオ
来週ミッドウィークからチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメントがスタートする中、今節では上位陣がいずれも下位クラブとの対戦に臨む。
その中で来週にCLラウンド16初戦を戦う3位のバルセロナ(勝ち点43)、4位のセビージャ(勝ち点42)の2チームの戦いに注目したい。
セビージャ戦ではフル稼働が続くMFデ・ヨングやMFペドリ、DFジョルディ・アルバに加え、FWメッシら一部主力の疲労を感じさせるパフォーマンスが目立ち、負傷者続出の最終ラインのクオリティー不足を露呈しており、幾つかのポジションでターンオーバーが見込まれる中で控え選手たちの奮起が求められるところだ。
そのバルセロナを破ってコパ決勝進出に大きく近づいたセビージャは目下公式戦8連勝中と絶好調。17日にドルトムントとのCL初戦を控える中、今節はFW岡崎慎司擁する最下位のウエスカ(勝ち点16)と対峙する。MFヘスス・ナバスやFWオカンポスと一部主力を欠くものの、FWパプ・ゴメスらの加入によって選手層に大きな問題はなく、一部ポジションでメンバーを入れ替えながら最下位相手にきっちり勝ち点3奪取を狙う。
対戦相手のウエスカでは3試合連続スタメンを飾った岡崎が前節のレアル・マドリー戦でプリメーラ初アシストを記録するなど奮闘。2戦連続の格上との対戦では好調のFWラファ・ミルと共に、リーグ屈指の堅守をこじ開けて勝ち点奪取に導きたい。
前節、らしくない逃げ切り失敗でセルタに2-2のドローに持ち込まれた首位のアトレティコ(勝ち点51)は、8位のグラナダ(勝ち点30)を相手に仕切り直しの勝利を目指す。前述の2チームとは異なり、来週にCLの試合がない上、対戦相手のグラナダはELナポリ戦を控えている事情もあり、難敵相手といえど、優位に試合を運べそうだ。ただ、チーム内で立て続けに新型コロナウイルス感染者を出しており、今回の一戦にどの程度の選手が復帰できるかは懸念材料。そのため、直近2試合連続ドブレーテを記録するエースFWスアレスの活躍は必須だ。
ミッドウィークに行われたヘタフェとの第1節延期分を制して2連勝中のレアル・マドリーは、前回対戦で大敗を喫した12位のバレンシア(勝ち点24)を相手に3連勝を狙う。アトレティコ同様に来週CLの試合がないため、バレンシアとのリベンジマッチに全力を注げるが、DFマルセロの負傷離脱によって、さらに台所事情が厳しいチームはこの試合でも難しい戦いを強いられることになりそうだ。その中で出場停止明けとなるMFクロースには攻守両面におけるいつも通りの貢献と共に、接戦で有効となるプレースキックの場面での重要な働きを期待したい。
保有元のレアル・マドリー相手に厳しいパフォーマンスとなったMF久保建英を擁する13位のヘタフェ(勝ち点24)は、6位のレアル・ソシエダ(勝ち点35)を相手に5戦ぶりの白星を目指す。ミッドウィークのレアル・マドリー戦で途中出場となった久保だが、自身の投入直後にチームが2失点を喫したこともあり、攻撃面の低調さと共に地元メディアから厳しい批評を受けることになった。そのため、上位相手の今回の一戦ではビハインド限定の途中出場が濃厚か。自身の課題、特長を今一度鑑みてポジション奪取に繋がるパフォーマンスを見せてほしいところだ。
MF乾貴士とFW武藤嘉紀を擁する17位のエイバル(勝ち点20)は、同勝ち点で降格圏の18位に沈むバジャドリーとの重要なシックスポインターに臨む。前節のオサスナ戦では武藤がフル出場、乾が出場なしに終わった中、チームは1-2で競り負けてリーグ5戦未勝利と苦境が続く。なお、同試合では乾が主戦場とする右サイドハーフで武藤がプレーしており、今回の一戦でも両選手が同時にピッチに立てるかは微妙なところだ。
《ラ・リーガ第23節》
▽2/12(金)
《29:00》
セルタ vs エルチェ
▽2/13(土)
《22:00》
グラナダ vs アトレティコ・マドリー
《24:15》
セビージャ vs ウエスカ
《26:30》
エイバル vs バジャドリー
《29:00》
バルセロナ vs アラベス
▽2/14(日)
《22:00》
ヘタフェ vs レアル・ソシエダ
《24:15》
レアル・マドリー vs バレンシア
《26:30》
レバンテ vs オサスナ
《29:00》
ビジャレアル vs ベティス
▽2/15(月)
《29:00》
カディス vs アスレティック・ビルバオ
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
|
バルセロナの人気記事ランキング
1
浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!
▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu2
バルセロナの至宝ガビに衝撃の事実「彼は靴紐の結び方をよく知らない」
バルセロナのスペイン代表MFガビの秘密が1つ明らかになった。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。 今季17歳という若さでファーストチームデビューを果たしたカンテラの至宝ガビ。10月にはスペイン代表デビューし、85年ぶりに最年少出場記録を塗り替えた。 ここまで公式戦に17試合に出場しているが、チャビ・エルナンデス新監督就任以降の6試合でもスタメン起用されており、新体制でもその存在感を遺憾なく発揮している。 その実力もさることながら、別の注目を浴びていたのがガビのスパイクの靴紐だ。 ガビは試合中に靴紐が解けた状態でプレーすることがよくあり、一種の迷信的な行いなのではないかとも噂されていたが、スペイン人記者のマルク・マルバ・プラッツ氏によると、その理由は単純なものだった。 「ガビは幼い頃から靴紐をほどいたままプレーしている。それは、靴紐の結び方をよく知らないからだ。彼は気にしていないし、それでプレーしている」 最近では、同僚のU-19スペイン代表MFニコ・ゴンサレスが、自身のインスタグラムで「学ぶ時間…」というコメントを添えて、ガビの靴紐を結んであげている写真を掲載しており、ガビの靴紐の秘密に関しては、チームメイトにも知れ渡っているようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】スパイクのひもが解けまくるガビ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi1.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi2.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/gavi3.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2021.12.21 21:15 Tue3
モテモテのペドリ、男連れの女性ファンからこっそりメモを渡される「電話番号か?」「こんな可愛い子だったら仕方ない」
バルセロナのスペイン代表MFペドリがモテモテだ。 20歳にしてバルセロナとスペイン代表の主力を張るペドリ。今シーズンも欠かせぬ存在としてラ・リーガ首位のチームを牽引していたが、16日のマンチェスター・ユナイテッド戦で負傷。約1カ月の離脱を強いられている。 そのペドリは20日に行われたバルセロナ選手会の授賞式に参加。女子チームのアイタナ・ボンマティとともにクラブの選手賞を受賞したのだが、そこでの1本の動画が話題になっている。 ファンとの交流の時間が設けられ、ペドリも続々と記念撮影。男性を連れてきていた女性ファンもペドリとの2ショットを撮っていた。実はその時、女性は連れの男性からは見えない位置でペドリにこっそりと紙きれを渡しており、受け取ったペドリは即座にポケットへとしまっていたのだ。 偶然このシーンを捉えた映像がSNS上で拡散。「彼女は大胆だ」、「こんな可愛い子だったら受け取るのも仕方ない」、「その場では捨てられないだろう」、「メモに書かれているのは電話番号か?」と反響が集まっている。 ちなみに、ペドリとともにバルセロナの中心選手であるスペイン代表MFガビもサイン会で女性ファンから1枚のメモを受け取ったことがあり、その時も同様に注目を集めていた。 <span class="paragraph-title">【動画】カメラは捉えた!ペドリが女の子からメモを受け取る決定的瞬間</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">How cheeky! <a href="https://twitter.com/Pedri?ref_src=twsrc%5Etfw">@Pedri</a> [<a href="https://twitter.com/NereaSa98?ref_src=twsrc%5Etfw">@NereaSa98</a>] <a href="https://t.co/yyoRKKxuWc">pic.twitter.com/yyoRKKxuWc</a></p>— barcacentre (@barcacentre) <a href="https://twitter.com/barcacentre/status/1627711774785953792?ref_src=twsrc%5Etfw">February 20, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】渡した女の子は男連れだった!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ar" dir="rtl">بيدري يلتقي بالمعجبين اليوم <a href="https://t.co/UhhMGJCpMh">pic.twitter.com/UhhMGJCpMh</a></p>— عالم بيدري (@Pedri_World8) <a href="https://twitter.com/Pedri_World8/status/1627694254670729216?ref_src=twsrc%5Etfw">February 20, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】過去にはガビも!</span> <span data-other-div="movie3"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Gavi, renovación y número de teléfono que se lleva <a href="https://t.co/eFRFol3rK4">pic.twitter.com/eFRFol3rK4</a></p>— Manu Heredia (@ManuHeredia21) <a href="https://twitter.com/ManuHeredia21/status/1570471448845733888?ref_src=twsrc%5Etfw">September 15, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.02.21 12:25 Tue4
