ディ・マリアの不用意なコメントにクーマンお怒り…「リスペクトを欠いている」

2021.02.04 16:56 Thu
Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが発したコメントに、バルセロナのロナルド・クーマン監督が怒りをあらわにしている。スペイン『マルカ』が伝えた。
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現在バルセロナの悩みの種となっている巨星リオネル・メッシの去就問題。今季開幕前にジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長を中心としたクラブ首脳陣と衝突したこともあり、バルセロナにとってはデリケートな問題となっている。もちろん移籍の噂も絶えず、恩師のジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティや、経済上、獲得が見込めるPSGがその候補に上がっている。
そんな中、ディ・マリアは3日に行われたリーグ・アン第23節のニーム戦の勝利後、メッシのPSG加入の可能性を尋ねられると「ああ、そうなることを願っているよ。多くの可能性がある。僕たちは落ち着かなければならない。これから進んでいく話だ」とコメント。同胞の加入を歓迎する姿勢を明らかにした。

しかし、これにクーマン監督が反論。敬意を欠いたコメントだとしてディ・マリアを非難した。
「私にとってリスペクトに欠ける発言だ。特にチャンピオンズリーグの試合前にするなんて言語道断だ。彼は我々の選手で、PSGとの対戦を控えているのだ」

PSGとバルセロナは、今月16日にチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦で激突。およそ2週間後に迫ったこのタイミングでの発言は、ディ・マリアもいささか不用意だったのかもしれない。

同選手はまた、今夏までとなっているPSGとの現行契約についても言及。移籍の噂もあったが、「少しずつ交渉は進んでいる。重要なのは僕がパリで幸せということだよ」と、契約更新を示唆している。

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C・ロナウドとメッシ、2人のスーパースターとチームメイトになった選手は何人?

現フットボール界の二大巨頭であるユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループG最終節ではC・ロナウドがメッシの眼前で2ゴールを決める活躍を見せ、バルセロナを一蹴した。 キャリアも晩年を迎えつつある2人だが、同じ時代にここまで突出した2人のスター選手が揃うことは稀なこと。その2人とチームメイトになったラッキーな選手たちを紹介する。 <div id="cws_ad">◆CLでの最後のメッシvsC・ロナウド<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ4ejNUSmNDUCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> クラブチームと代表チームで2人のスターと共演したことがあるのは16人だが、クラブレベルで一緒にプレーしたことがあるのはたったの5人しかいない。メッシがバルセロナでしかプレーしていないため、必然的にバルセロナに在籍した経験がなければならないこととなる。 その5人は、元スペイン代表DFジェラール・ピケ、元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーション、元ウルグアイ代表DFマルティン・カセレス、そして今夏トレードとなったピャニッチとアルトゥールだ。 最も意外なのは、やはりラーションだろうか。メッシがデビューを飾った2004年から2006年までバルセロナでプレーした後、母国のヘルシンボリへ移籍したが、2006年12月にユナイテッドへと短期レンタル。短い間ではあったものの、C・ロナウドと同僚の期間があった。 来夏で契約が切れるメッシがバルセロナを退団することになれば、このリストに新たな名前が加わる可能性も高そうだ。 ◆クラブチームでチームメイト DFジェラール・ピケ(スペイン) C・ロナウド:マンチェスター・ユナイテッド メッシ:バルセロナ バルセロナ下部組織出身のピケは、メッシと同期。2004年7月にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍すると、2004年から3シーズンをC・ロナウドと過ごし、2008年から復帰したバルセロナではメッシとここまで12年にわたってプレーしている。 FWヘンリク・ラーション(スウェーデン) C・ロナウド:マンチェスター・ユナイテッド メッシ:バルセロナ 2006年にまだ若かったメッシと共にチャンピオンズリーグで優勝し、1年後にユナイテッドへレンタル移籍し、13試合をプレーしている。 DFマルティン・カセレス(ウルグアイ) C・ロナウド:ユベントス メッシ:バルセロナ バルセロナでは控えだったものの、2008年から1シーズンプレー。2019年1月にユベントスに三度目の加入となり、そこでC・ロナウドとも同僚になった。 MFミラレム・ピャニッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ) C・ロナウド:ユベントス メッシ:バルセロナ ユベントスでC・ロナウドとフリーキッカーを争い、今シーズンからバルセロナに加入。8日のCLでもプレーした。 MFアルトゥール(ブラジル) C・ロナウド:ユベントス メッシ:バルセロナ メッシとバルセロナでプレーした後、ピャニッチとのトレードに近い形で今季からユベントスでプレー。ピャニッチ同様8日のCLでもプレーした。 <div style="text-align:left;" id="cws_ad"><br/>◆代表チームとクラブチームでチームメイト<br/><br/>DFガブリエル・エインセ<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:マンチェスター・ユナイテッド<br/><br/>ユナイテッドで3年間 C・ロナウドのチームメイトであり、アルゼンチン代表でメッシとプレーした。<br/><br/>FWカルロス・テベス<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:マンチェスター・ユナイテッド<br/><br/>C・ロナウドと一緒にプレミアリーグで活躍、メッシとはアルゼンチン代表で2度、コパ・アメリカ決勝に導いた。<br/><br/>DFエセキエル・ガライ<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:レアル・マドリー<br/><br/>マドリーでC・ロナウドと2シーズンプレーし、2007年にアルゼンチン代表デビューを果たした後、2014年にはメッシらとブラジル・ワールドカップ決勝に出場。<br/><br/>MFフェルナンド・ガゴ<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:レアル・マドリー<br/><br/>マドリーでC・ロナウドと3年間プレーし、アルゼンチン代表でメッシとプレーした。<br/><br/>MFアンヘル・ディ・マリア<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:レアル・マドリー<br/><br/>マドリーでC・ロナウドと見事な連携を見せ、2014年にCLで優勝。メッシに続いてアルゼンチン代表通算100キャップに到達。<br/><br/>FWゴンサロ・イグアイン<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:レアル・マドリー、ユベントス<br/><br/>C・ロナウドとはマドリーとユベントスと2つのクラブでともにプレー。すでに代表引退はしているものの、メッシともプレーした。<br/><br/>FWパウロ・ディバラ<br/>メッシ:アルゼンチン代表<br/>C・ロナウド:ユベントス<br/><br/>ユベントスでC・ロナウドとの2シーズンプレーしており、メッシとは代表で4年間プレーしている。<br/><br/>DFアンドレ・ゴメス<br/>C・ロナウド:ポルトガル代表<br/>メッシ:バルセロナ<br/><br/>キャプテンであるC・ロナウドとポルトガル代表でプレー、バルセロナでメッシのチームメイトとして2年間過ごした。<br/><br/>DFネルソン・セメド<br/>C・ロナウド:ポルトガル代表<br/>メッシ:バルセロナ<br/><br/>昨シーズンまでメッシとバルセロナでプレーし、代表ではC・ロナウドとともにUEFAネーションズリーグで優勝。<br/><br/>MFデコ<br/>C・ロナウド:ポルトガル代表<br/>メッシ:バルセロナ<br/><br/>メッシがプロデビューした頃のバルセロナで共にプレー。C・ロナウドと一緒にポルトガル代表として活躍。<br/><br/>FWフランシスコ・トリンコン<br/>C・ロナウド:ポルトガル代表<br/>メッシ:バルセロナ<br/><br/>2020年1月にブラガからバルセロナへの移籍が決定し、今シーズンからプレー。10月にはポルトガル代表デビューも飾り、2人のスターと共演を果たした。 2020.12.09 20:30 Wed

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オシムヘンは「可能性の1つとして検討」ヤマルは「好き」、PSG幹部が今夏振り返る…守護神ドンナルンマとの契約にも言及

パリ・サンジェルマン(PSG)のスポーツ・アドバイザーを務めるルイス・カンポス氏が、今夏の移籍市場やイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(25)との今後について語った。フランス『RMC Sport』が伝えた。 ルイス・エンリケ監督体制2年目を迎えているPSG。フランス代表FWキリアン・ムバッペは退団したが、リーグ・アン開幕3連勝と好スタートを切っている。 そんななか、12日にポルトガルで開催されたイベントに出席したカンポス氏は、関心が報じられながらも最終的にガラタサライへのレンタル移籍となったナポリのナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)についてコメント。獲得に至らなかった理由を述べた。 「可能性の1つとして検討されたが、ゴンサロ・ラモス、コロ・ムアニ、マルコ・アセンシオにとても満足しているという結論に達した」 また、こちらも関心が噂されたバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマル(17)にも言及。抱える選手たちの能力を評価しつつ、若き才能への好意を隠さなかった。 「もちろんラミン・ヤマルも好きだが、デンベレ、バルコラ、イ・ガンイン、マルコ・アセンシオ、ゴンサロ・ラモスも好きだ… 非常に質の高いファンタスティックな選手たちだ」 「ラミン・ヤマルが偉大な選手ではないというのは大きな間違いだ。優れたサッカー選手だし、あのレベルでプレーする姿を見られるのはとても幸せなことだ」 一方、守護神ドンナルンマとの契約は2026年6月に満了。カンポス氏は「我々はドンナルンマとの契約更新に取り組んでいる」と、契約延長に動いていることも明かした。 2024.09.13 13:40 Fri
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PSGがドンナルンマのジローナ戦欠場を発表…新加入サフォノフが初出場か

パリ・サンジェルマン(PSG)は15日、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが18日のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ初戦のジローナ戦を欠場することを発表した。 クラブによれば、ドンナルンマは14日に行われたリーグ・アン第4節のブレスト戦で右太ももの筋肉を痛めたため、今週は治療を続けるとのことだ。 なおフランス『フット・メルカート』は、ドンナルンマが不在となるジローナ戦では、今夏にロシアのFCクラスノダールから加入したロシア代表GKマトヴェイ・サフォノフの出場が濃厚であると伝えている。 2024.09.16 08:00 Mon
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ムバッペが未払いの給料など86.4億円をPSGに要求、「調停は無意味」とLFPの仲裁を拒否

レアル・マドリーに加入したFWキリアン・ムバッペが、パリ・サンジェルマン(PSG)と徹底的に戦うことにしたようだ。フランス『AFP』が伝えた。 今夏マドリーへと完全移籍したムバッペ。長年在籍したPSGとは良い別れができていない。 大きな問題となっているのは金銭トラブル。ムバッペに対し、PSGは未払いのサラリーとボーナスがあるとされ、その額は5500万ユーロ(約86億4000万円)とのこと。ただ、PSGは2023年8月にムバッペがこの支払いを放棄したと主張している。 マドリーへと移籍したムバッペだったが、2月に受け取る予定だった契約金、最後の3か月分の給与、そしてその期間をカバーする「倫理ボーナス」を含む金額を要求。LFP(フランスプロリーグ機構)に委ねていた。 LFPの法務委員会は、仲裁することを申し出たが、ムバッペ側が拒否したという。 「調停の可能性については今朝話があった。この可能性は、会議中に選手の代理人によって否定された」 「選手の給与明細を単純に分析するだけでわかる支払い不足を証明するのに、調停は無意味だ」 一方で、問題が複雑化している中、PSGはこの決定を歓迎しており、両者の温度感の違いが見て取れる。 「パリ・サンジェルマンは本日の委員会での2時間にわたる聴聞会に非常に満足している」 「クラブは、同選手がパリでの素晴らしい7年間でクラブから前例のない恩恵を受け、尊重されるべき公的、私的な約束を繰り返し明確にしてきたことを想起した」 「クラブの口頭および文書による主張を踏まえ、委員会は両当事者間の調停を主張した。パリ・サンジェルマンは何カ月も前からこのことを模索してきた」 2024.09.12 19:10 Thu
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逆転で開幕4連勝のPSG、チームのパフォーマンスに指揮官「より強くなり続けている」

パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が逆転勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 エンリケ監督体制2シーズン目は、リーグ・アン開幕3連勝でインターナショナル・ブレークに突入したPSG。14日の第4節ではブレストをホームに迎えた。 29分にPKから失点したホームチームだが、42分にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレがヘディングで同点弾。1-1で前半を終える。 後半はこう着状態が続くも、スペイン代表MFファビアン・ルイスの鮮やかなコントロールショットで73分に逆転。その1分後にはデンベレがリードを広げ、3-1の勝利を収めた。 4連勝としたエンリケ監督は、結果とパフォーマンスの両方に満足。昨シーズン3位と躍進した強敵相手に、完全に上回ることができたと誇っている。 「勝利だけでなく、勝利のためにどのようにプレーしたかが重要だ。これは我々がより強くなり続けていることの証だ」 「ブレストは監督と共にうまく機能していて、攻撃面も守備面も完璧なチームだ。ブレストとの対戦はいつだって難しいものになるが、今日は最初から最後まで我々の方が優れていたと思う」 「彼らはPKから得点し、その後1-1になった。歌うことをやめず、応援し続けてくれたファンの期待に応えることができた。彼らは多くの力を与えてくれた。ファンとの関係はほぼ完璧だと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】デンベレ2発にファビアンのゴラッソ! PSGvsブレスト ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ijVDiECJvz0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.15 17:16 Sun

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