乾&武藤先発もエイバル敗戦…セビージャはジョルダンの恩返し弾などで3連勝!《ラ・リーガ》
2021.01.31 00:05 Sun
ラ・リーガ第21節、エイバルvsセビージャが30日にイプルーアで行われ、アウェイのセビージャが0-2で勝利した。なお、エイバルのMF乾貴士は前半のみプレーし、FW武藤嘉紀は60分までプレーした。
前節、セルタに辛くも引き分けて公式戦の連敗を「3」でストップした15位のエイバル(勝ち点20)。格上である4位のセビージャ(勝ち点36)をホームで迎え撃ったこの一戦では前節初アシストを記録した武藤、乾が揃ってスタメンに名を連ねた。
試合は開始早々にセビージャにアクシデント。スプリントを試みた際にハムストリングを痛めたアクーニャが自ら交代を要求し、7分にレキクが緊急投入された。
そういったアクシデントもあり、やや動揺が見えるアウェイチームに対してエイバルは持ち味のハイプレスでペースを握り、保有元との対戦となる左サイドのブライアン・ヒルが優位性を保ち、武藤のヘディングでのフィニッシュシーンをおぜん立てする。
一方、守勢を耐えながらカウンターで一発を狙うセビージャは19分、FKの流れからゴール前でエン=ネシリがGKドミトロビッチと交錯し、PK獲得となりかけるが、オンフィールドレビューの結果取り消しとなった。それでも、26分には再びボックス内に侵攻したエン=ネシリがDFビガスと交錯すると、一度はプレーが流されるもこの試合2度目のオンフィールドレビューの結果、今度はPKが与えられる。これをキッカーのオカンポスが決めて28分の先制点となった。
迎えた後半、両ベンチはハーフタイムに動く。エイバルは前半見せ場を欠いた乾に代えてペドロ・レオンを、セビージャはコンディションに不安を抱えるヘスス・ナバスに代えてアレイシ・ビダルを投入した。
後半の入りはエイバルが引き続き押し込み、立ち上がりの47分にはセットプレーからパウロ・オリベイラが最初の枠内シュートを放つ。だが、徐々にセビージャが押し返し始めると、55分に2点目を奪い切る。カウンターから右サイド深くに抜け出したビダルからの速いグラウンダーの折り返しをニアに飛び込んだジョルダンがスライディングシュートで押し込んで古巣相手に今季のリーグ戦初ゴールを挙げた。
堅守のセビージャ相手に厳しい2点ビハインドとなったエイバルはさらにアクシデントに見舞われる。守護神のドミトロビッチがヒザを痛めてプレー続行不可能となり、控えGKジョエルの緊急投入を余儀なくされる。また、同じタイミングで武藤もセルジ・エンリクに代えてベンチに下げられると、この交代に納得がいかなかったか、武藤はベンチの屋根を殴打して怒りを露わにした。
その後はゲームコントロールを優先するセビージャに対してエイバルが攻勢を仕掛ける展開となる。その流れからブライアン・ヒルが要所で個の輝きを見せて決定機に絡んでいくが、自身のシュートやペドロ・レオンらのシュートは相手守備にうまく対応されて最後までゴールをこじ開けることはできなかった。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、好調セビージャがリーグ3連勝。敗れたエイバルはリーグ4戦未勝利と苦しい戦いが続く。
前節、セルタに辛くも引き分けて公式戦の連敗を「3」でストップした15位のエイバル(勝ち点20)。格上である4位のセビージャ(勝ち点36)をホームで迎え撃ったこの一戦では前節初アシストを記録した武藤、乾が揃ってスタメンに名を連ねた。
試合は開始早々にセビージャにアクシデント。スプリントを試みた際にハムストリングを痛めたアクーニャが自ら交代を要求し、7分にレキクが緊急投入された。
一方、守勢を耐えながらカウンターで一発を狙うセビージャは19分、FKの流れからゴール前でエン=ネシリがGKドミトロビッチと交錯し、PK獲得となりかけるが、オンフィールドレビューの結果取り消しとなった。それでも、26分には再びボックス内に侵攻したエン=ネシリがDFビガスと交錯すると、一度はプレーが流されるもこの試合2度目のオンフィールドレビューの結果、今度はPKが与えられる。これをキッカーのオカンポスが決めて28分の先制点となった。
良い形で試合を運びながらも先制を許したエイバルだが、気落ちすることなく反撃に転じていく。そして、前半終盤にかけては相手を完全に押し込んで39分にはディオプのミドルシュート、44分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でエスポジトの正確なクロスをゴール前のキケ・ガルシアが頭で合わすが、これは惜しくも左ポストを叩き同点のチャンスを逸した。
迎えた後半、両ベンチはハーフタイムに動く。エイバルは前半見せ場を欠いた乾に代えてペドロ・レオンを、セビージャはコンディションに不安を抱えるヘスス・ナバスに代えてアレイシ・ビダルを投入した。
後半の入りはエイバルが引き続き押し込み、立ち上がりの47分にはセットプレーからパウロ・オリベイラが最初の枠内シュートを放つ。だが、徐々にセビージャが押し返し始めると、55分に2点目を奪い切る。カウンターから右サイド深くに抜け出したビダルからの速いグラウンダーの折り返しをニアに飛び込んだジョルダンがスライディングシュートで押し込んで古巣相手に今季のリーグ戦初ゴールを挙げた。
堅守のセビージャ相手に厳しい2点ビハインドとなったエイバルはさらにアクシデントに見舞われる。守護神のドミトロビッチがヒザを痛めてプレー続行不可能となり、控えGKジョエルの緊急投入を余儀なくされる。また、同じタイミングで武藤もセルジ・エンリクに代えてベンチに下げられると、この交代に納得がいかなかったか、武藤はベンチの屋根を殴打して怒りを露わにした。
その後はゲームコントロールを優先するセビージャに対してエイバルが攻勢を仕掛ける展開となる。その流れからブライアン・ヒルが要所で個の輝きを見せて決定機に絡んでいくが、自身のシュートやペドロ・レオンらのシュートは相手守備にうまく対応されて最後までゴールをこじ開けることはできなかった。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、好調セビージャがリーグ3連勝。敗れたエイバルはリーグ4戦未勝利と苦しい戦いが続く。
エイバルの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
エイバルの人気記事ランキング
1
エイバル一筋6年半、MF米井朋香が退団を発表…通算100試合出場も達成「このユニフォームを着て戦えたことを誇りに思います」
エイバルでプレーしていたMF米井朋香(25)がチームからの退団を発表した。 米井はJFAアカデミー福島の7期生で、同期にはマイナビ仙台レディースのMF高平美憂らがいる。 2018年の卒業後にスペインへと渡った米井は、当初エイバルのBチーム中心でスタートしたが、早期にファーストチームデビューし、出場機会も増加。1部昇格年となった2020-21シーズンは18試合に出場した。 ただ、翌シーズンは開幕前にヒザの前十字じん帯損傷という大ケガに見舞われ、チームも2部へ降格。それでも、復帰を果たしてチームを再び1部へ押し上げ、2023-24シーズンもリーガF(スペイン女子1部)で主軸としてプレー。エイバル一筋7シーズン目にして通算100試合出場という偉大な記録も達成していた。 なでしこジャパンの招集歴はないものの、ヨーロッパで主軸としてプレーを続けてきた米井は、自身のX(旧ツイッター/@HonokaYonei)を更新。6年半を過ごしたクラブを退団することを発表した。 「この度6年半在籍していたエイバルを離れることになりました。まずは今まで関わってきた選手、スタッフ及び全ての方に感謝の気持ちを伝えたいです」 「小さな町ならではのアットホームな雰囲気が家族のように感じられるクラブでした。長いシーズンこのユニフォームを着て戦えたことを誇りに思います」 「また、数々の経験はサッカー選手としても、1人の人間としても私を大きく成長させてくれました。新しいステージでもさらに精進してまいります。ありがとうございました」 元日本代表MF乾貴士(清水エスパルス)、FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)が在籍した当時も女子チームでプレーしていた米井。新天地はどこになるのか、注目される。 <span class="paragraph-title">【写真】6年半過ごしたエイバルからの退団を報告した米井朋香</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="zxx" dir="ltr"><a href="https://t.co/pD830KhtfS">pic.twitter.com/pD830KhtfS</a></p>— Honoka Yonei 米井朋香 (@HonokaYonei) <a href="https://twitter.com/HonokaYonei/status/1803412368585540079?ref_src=twsrc%5Etfw">June 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.20 12:47 Thu2
「目標はCL」エイバル6季目、なでしこジャパン未招集の日本人選手をFIFAが再特集
国際サッカー連盟(FIFA)がスペインでプレーする日本人女子選手に脚光を当てている。 日本人MF米井朋香は2月17日、エイバルと2024年6月まで契約を更新した。米井はJFAアカデミー福島出身で、7期生の同期にはなでしこジャパンのMF高平美憂(マイナビ仙台レディース)らがいる。 FIFAは「FIFA+」で過去に日本人選手を特集した「Life in Spain」の一部動画を12日にツイッターやフェイスブックで再び紹介。コーナーそのものは過去に組まれたものだが、同特集では岡崎慎司(シント=トロイデン)や鈴木輪太朗イブラヒーム(CFバダロナ)も登場している。 2018年の卒業後にスペインへと渡った米井は、当初Bチーム中心でスタートしたが、早期にファーストチームデビューし、出場機会も増加。1部昇格年となった2020-21シーズンは18試合に出場、翌シーズンは開幕前にヒザの前十字じん帯損傷に見舞われながらも復帰し、現在エイバルでの6シーズン目を迎えている。 インタビューでは、エイバルの街を「人の温かみがある」と紹介した米井。当初海外でのプレーは考えていなかったが、高校3年時のスペイン遠征がきっかけになったと話す。 年代別の日本女子代表招集経験はあるものの、なでしこジャパンには未招集。代表入りは目指しながらも「代表に入れたら嬉しいですけど、一番の目標は(女子)チャンピオンズリーグ(WCL)でプレーすること」と、近年注目を浴びるWCLにいずれは出場したいと、23歳のボランチは語った。 昨季降格したことで今季は2部に所属するエイバルは、現在全30試合中22節を終え、10勝9分け3敗で昇格プレーオフ圏内の4位につける。まずは1部再昇格、そしてWCL出場へ向け、米井の海外での奮闘は続く。 <span class="paragraph-title">【動画】2020-21シーズン、バルセロナ戦に途中出場する米井朋香(青14番)</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="y_QEVKoGn24";var video_start = 4780;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】チームメイトにカレーを振る舞う米井朋香</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Her teammates can hardly wait <br><br> Honoka brought the taste of Japan with her to Spain</p>— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) <a href="https://twitter.com/FIFAWWC/status/1634872362343579649?ref_src=twsrc%5Etfw">March 12, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.13 22:30 Mon3