「イブラヒモビッチたちから多くを学べる」ミランでの挑戦を楽しみたいトモリ

2021.01.29 17:55 Fri
Getty Images
チェルシーからミランにレンタル移籍を果たしたイングランド代表DFフィカヨ・トモリ(23)が、異国での挑戦について意気込みを語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

チェルシーのアカデミー出身のトモリは、昨シーズン公式戦22試合に出場。今シーズンは更なる飛躍が期待されたが、クラブがDFチアゴ・シウバを獲得したこともあり、公式戦出場はわずか4試合と激減。出場機会を得るため、移籍を模索していた。

22日、現在セリエA首位に立つミランへのレンタル移籍が発表されたトモリは、4日後に行われたコッパ・イタリア準々決勝のインテル戦で、早速デビューを飾る。チームは1-2のスコアで敗れたものの、トモリは途中出場でありながら落ち着いたプレーを見せ、上々の評価を獲得した。
トモリ本人も、イタリアのビッグクラブで大きな成功を掴みたいと意気込んでおり、チームに所属するFWズラタン・イブラヒモビッチらから多くを吸収したいと語っている。

「ミランに来て、再びプレーの機会を得られたことはとても幸せだ。いいタイミングでこのクラブに来られたと思っている」
「ミランにとって歴史はトロフィーだ。今の位置にいてスクデット獲得を考えないなんて、あるまじきことだね。僕らはスクデット獲得を考えなければならない。勝ちたいと口にするのを恐れていてはいけないし、勝てるはずだ。そういうモチベーションと目標が必要だよ」

「(ズラタン・)イブラヒモビッチや(マリオ・)マンジュキッチのような、フットボール界の最高レベルにいた選手とプレーできるのは素晴らしいね。彼らはピッチ上だけでなく、ピッチ外での行動やロッカールームでの発言で、皆のモチベーションを上げられる」

「それを見て学ぶことが大切だ。もちろん、彼らと(練習で)対峙すれば、新しい学びがある。トップの選手を相手にした守備方法を知ることができるんだ。試合の間は彼らがチームの一員で嬉しいよ」

また、トモリは今後の課題として、イタリア語の習得について言及。しかし、こうした環境は自分の望んでいたものだと、前向きな姿勢を示した。

「僕はイタリア語についてあまり知らない。でも、監督が話すときは、何を言っているか理解しようとしているよ。それに、ここに来てからは皆が通訳をするなどして助けてくれるんだ。だから、環境の変化はそれほど困難じゃなかった」

「僕はいつも新しいことに挑戦したいと思っていた。プレミアリーグやイングランドだけでなく、人生にはより多くのことがあると知っていたからね。だから、常に海外に出て、何か違うことに挑戦したかった。フットボーラーとしてだけでなく、人としても成長したかったんだ。今は適切な場所にいる。おそらく、世界でも最高の場所の1つだね」

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ミランがサン・シーロから7万人規模の新スタジアムへ移転する計画を発表!サン・シーロの解体案は困難に

27日、ミランが新スタジアムに関する計画案を発表した。クラブ公式サイトで伝えている。 インテルとともに通称“サン・シーロ”と呼ばれるスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァを使用しているミラン。だが、1990年に最後の改修を行ったサン・シーロの再改修には莫大な費用がかかるとされており、両チームともに新スタジアムへの移転を計画していた。 だが、8月には文化的な遺産でもあるサン・シーロを取り壊すことはできないという判断が地元の地域遺産委員会から出されたことで、サン・シーロを取り壊しその場所に新たにスタジアムを建設するという案は実現が難しくなっていた。 その中、ミランは新たな計画案を発表。新スタジアム建設への強い決意を示している。 ミランは、サン・ドナート市議会にサン・フランチェスコ地区の都市開発案を提出。7万人規模の収容人数を誇るスタジアムだけでなく、ミュージアム、クラブストア、クラブ本部、ホテル、エンターテインメント施設、電力を生産するエネルギー・センターも設置するという。 また、スタジアムについては、省エネ対策や再生可能エネルギーの利用、水のリサイクルシステムを導入することでイタリアそしてヨーロッパで最も持続可能なスタジアムを建設することを目指すとし、アクセシビリティの観点でも障がいを持つファンがグラウンドのどのエリアからでも安全に試合を観戦できるようにするという。また、ピッチに近いスタンド、幅広いジャンルの飲食売店なども設計されている。 なお、新スタジアムについてはミランだけでなくインテルも検討している模様。こちらはミラノの南にあるアッサーゴに建設することを考えているようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】ついに移転か?7万人規模のミランの新スタジアム構想</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">New <a href="https://twitter.com/hashtag/ACMilan?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ACMilan</a> stadium: first formal step taken with San Donato Milanese council ➡ <a href="https://t.co/6eZ7cAaKWB">https://t.co/6eZ7cAaKWB</a><br><br>(The attached rendering doesn&#39;t represent the design of the stadium)<br><br>Nuovo stadio: primo passo formale con il Comune di San Donato Milanese ➡ <a href="https://t.co/U1dx8Eb3nb">https://t.co/U1dx8Eb3nb</a><br><br>(Il… <a href="https://t.co/LWKY6pxcjh">pic.twitter.com/LWKY6pxcjh</a></p>&mdash; AC Milan (@acmilan) <a href="https://twitter.com/acmilan/status/1707029804459978792?ref_src=twsrc%5Etfw">September 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.29 12:25 Fri
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「サッカーが大嫌いだった」偉大な父を持つ18歳M・イブラヒモビッチ、父ズラタンとの比較は「嫌だった」

ミラン・フトゥーロのU-18スウェーデン代表FWマキシミリアン・イブラヒモビッチが自らのキャリアについて語った。スウェーデン『Aftonbladet』が伝えた。 現在はミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏の息子、マキシミリアン。7月にはミランとプロ契約を交わし、下部組織で父と同じプロサッカー選手の道を歩み始めている。 主に左ウイングとしてプレーする18歳は、プリマヴェーラ1でここまで7試合4ゴールと好発進のシーズンに。10月にはU-18スウェーデン代表に初招集された。 マキシミリアンは代表活動中に取材に応じると、9歳から始まったサッカーキャリアを回想。父親が所属したパリ・サンジェルマン(PSG)、マンチェスター・ユナイテッド、ロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)のアカデミーを渡り歩くと、その後は母国スウェーデンのハンマルビーでプレーし、2022年8月にミランへ行き着いた。 「どこの国でも良い思い出があるけれど、ミランが一番居心地の良い場所だった」 「始めたのは9歳の時でかなり遅かった。パリの地元クラブで」 「でも(サッカーに)一目惚れしたからじゃない。その逆だ。11歳くらいまではサッカーが大嫌いだった。最悪だった。すべてが間違っていて嫌だった。父と比較されるのも嫌だった」 「でもある日、サッカーへの愛に目覚めた。突然ピンと来たんだ」 また、昔は嫌だったという父との比較についてさらにコメント。今では自分の道を見つけているようだ。 「比較については考えない。僕は僕だし、彼は彼だ。同じポジションをプレーしているわけでもないから、比べることはあまりない」 好きな選手はブラジル代表FWネイマール、先輩のポルトガル代表FWラファエル・レオン、ミランにも所属した元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏だとも明かしたマキシミリアン。ともに練習したことがあるレオンについては「初めて彼を見た時、まるでお菓子屋さんにいる気分だった」というが、「今はむしろ競争相手として見ている」と頼もしいコメントも残した。 <span class="paragraph-title">【動画】U-18代表入り! 取材に応じるマキシミリアン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="vuIK6ScqWUg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.17 15:50 Thu

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