プリシッチが再会のトゥヘル監督へ先に指導?「ボス、“アズプリ”じゃなくてだな…」
2021.01.29 14:57 Fri
チェルシーで再会を果たしたアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチとトーマス・トゥヘル監督だが、その初陣でのある場面が注目されている。先日、成績不振でフランク・ランパード前監督を解任したチェルシーは、後任にドイツ人指揮官のトゥヘル監督を招へい。ドルトムントで師弟関係にあったプリシッチにとっては3年半ぶりの再会となった。
そして、27日のウォルバーハンプトン戦で早くも初陣を切ったトゥヘル監督。0-0で迎える後半キックオフ直前に、新監督はキャプテンのDFセサール・アスピリクエタを呼び、細かい指示を出した。
注目となっているのはこの後の場面。アスピリクエタはそのまま何も言わずピッチへ向かって行ったのだが、伝令し終えたトゥヘル監督に、ベンチスタートだったプリシッチが歩み寄り何やら話し込む様子がカメラにばっちり捉えられていた。
イギリス『サン』によると、トゥヘル監督はアスピリクエタを呼ぶ際、ニックネームの「アスピ」ではなく「アズプリ、アズプリ」と叫んでいたそう。それを聞いたプリシッチが、師弟関係にあったよしみで親切に訂正したというのが、事の経緯だ。
そして、27日のウォルバーハンプトン戦で早くも初陣を切ったトゥヘル監督。0-0で迎える後半キックオフ直前に、新監督はキャプテンのDFセサール・アスピリクエタを呼び、細かい指示を出した。
イギリス『サン』によると、トゥヘル監督はアスピリクエタを呼ぶ際、ニックネームの「アスピ」ではなく「アズプリ、アズプリ」と叫んでいたそう。それを聞いたプリシッチが、師弟関係にあったよしみで親切に訂正したというのが、事の経緯だ。
残念ながら、試合はそのまま0-0のゴールレスドローに終わり、初陣を白星で飾れなかったトゥヘル監督。就任からわずか1日では、まだまだ覚えることは山積みのようだ。
Pulisic taunting Tuchel for mispronouncing Azpi by calling him "Azpli"
— TLV (@TheLampardView) January 28, 2021
A new father-son relationship has formed the Bridge. pic.twitter.com/G5p9c3kNKm
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