サッスオーロ、土壇場PK弾で降格圏パルマにドロー《セリエA》

2021.01.18 01:02 Mon
Getty Images
サッスオーロは17日、セリエA第18節でパルマをホームに迎え、1-1で引き分けた。

前節ユベントス戦を10人となった中、惜敗した7位サッスオーロ(勝ち点29)は、ロカテッリとボガが招集外、ベラルディが負傷欠場となった中、前線にはカプート、デフレル、ハメド・トラオレが構えた。

降格圏の19位に沈むパルマ(勝ち点12)に対し、サッスオーロは11分に決定機。右サイドからのグラウンダークロスに反応したキリアコプーロスのシュートがバーに直撃した。さらに21分にはカプートが裏抜けからネットを揺らすも、わずかにオフサイドに阻まれた。
すると37分、パルマにワンチャンスを生かされて失点してしまう。左サイドのペッゼッラのクロスからクツカにヘッドで流し込まれた。

迎えた後半、サッスオーロは57分に同点のチャンス。しかし、左サイドからのグラウンダークロスに反応したデフレルのダイレクトシュートはGKセペのセーブに阻まれた。
その後は全くチャンスを作れず敗色濃厚となっていたサッスオーロだったが、追加タイム3分にPKを獲得。パワープレーで上がっていたフェッラーリがボックス内でブシに倒された。このPKをジュリチッチが決めてサッスオーロが土壇場で引き分けに持ち込み、敗戦を免れている。

サッスオーロの関連記事

サッスオーロのフランス人FWアルマン・ロリエンテ(26)が2024-25シーズンのセリエB最優秀選手賞に輝いた。 昨季、初昇格から11シーズンに渡って定着していたセリエAから降格したサッスオーロ。しかし、今季はファビオ・グロッソ監督の下、開幕から安定したパフォーマンスを継続し、首位を独走。先月に5試合を残してのセ 2025.05.13 20:50 Tue
サッスオーロが1年でのセリエA復帰を決めた。 サッスオーロは13日にアウェイで行われたセリエB第33節モデナ戦を3-1で勝利。3位スペツィアが今節マントヴァに引き分けたことで16ポイント差に広げ、自動昇格の2位以上を5試合を残して確定させた。 昨季、初昇格から11シーズンに渡って定着していたセリエAから降格 2025.04.14 07:30 Mon
元イタリア代表FWフランチェスコ・カプート(37)が現役引退を発表した。 カプートは自身のインスタグラムを更新。引退を決断した理由を綴っている。 「皆さん、こんにちは。正直なところ、このスピーチはもっと違った形で行いたかった。たとえば、私たちをこれほどまでに団結させてくれたゴールの瞬間や 歓喜の瞬間とともに 2025.01.29 10:30 Wed
アタランタが前線の拡充を模索中。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 昨季のヨーロッパリーグ(EL)制覇が、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ体制の“集大成”ではなかったことを証明する今季のアタランタ。 セリエA開幕5試合で3敗も、第7節から破竹の11連勝…28日のラツィオ戦ドローで12連勝ならずも、今日現在 2024.12.29 21:00 Sun
ミランは3日、コッパ・イタリア・ラウンド16でサッスオーロをホームに迎え、6-1で圧勝した。 3日前のエンポリ戦を快勝したミランの今季コッパ・イタリア初戦。そのミランはエンポリ戦のスタメンから8選手を変更。レオン、ラインデルス、フォファナのみ引き続きスタメンとなった。 昨季セリエAから降格し、今季セリエBで 2024.12.04 06:53 Wed

セリエAの関連記事

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、スポーツ・チャンネルDAZNと展開する「ABEMA de DAZN」で、2025年8月より開幕する主要な欧州サッカーリーグにおいて、日本代表選手が所属するクラブを中心とした「欧州リーグ2025-26」の試合を中継することを決定した。 今回の発表によると、リーグ・アン、 2025.08.15 17:21 Fri
ユベントスのレジェンドであるレオナルド・ボヌッチ氏(38)が来季、ユースチームの監督かファーストチームのコーチとして復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 ユベントスで8度のセリエA制覇に貢献したボヌッチ氏は昨季、ユベントスを退団。ウニオン・ベルリン、フェネルバフチェでプレーした後 2025.05.17 13:00 Sat
フィオレンティーナは15日、イタリア代表DFピエトロ・コムッツォ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 2019年からフィオレンティーナの下部組織に在籍するコムッツォは185cmのセンターバック。2023年10月のナポリ戦でファーストチームデビューを飾ると、今シーズンはセンターバックの 2025.05.15 21:02 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed
セリエA懲戒委員会は13日、ユベントスのフランス人DFピエール・カルルに対し、2試合の出場停止処分を科した。 カルルは10日に行われたセリエA第36節ラツィオ戦の57分、振り上げた手が相手FWタティ・カステジャノスの顔面に直撃し、VARの末に一発退場となっていた。 残り2試合、ウディネーゼ戦とヴェネツィア戦 2025.05.14 11:30 Wed

サッスオーロの人気記事ランキング

1

“どうしてもCLに出たい” 30歳迎えてセリエBに舞台を移したベラルディが移籍願望明言、ミランが再参戦か

ミランがサッスオーロの元イタリア代表FWドメニコ・ベラルディ(30)を再びリストアップしたという。 16歳でのサッスオーロ入りから14年。一時的に保有権だけユベントスへ移った時期こそあれど、諦めきれなかったクラブに売却時の倍額で買い戻され、今日に至るベラルディ。 常にカルチョトップクラブの補強リストに名を連ねてきたが、夏が来るたび移籍は実現せず、そうこうしているうちにサッスオーロがセリエB降格。ベラルディは30代突入とともに、トップディビジョンを離れることとなった。 迎えた今季は、負傷でセリエB開幕7試合を欠場し、今月5日の第8節で途中出場から復帰。チームが格下チッタデッラに6-1と圧勝したなか、ベラルディは最後の6点目をアシストした。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ここにきてミランが再びベラルディをリストアップ。背景には、ベラルディがチッタデッラ戦後のインタビューで「まだ移籍希望がある」と発言したこともあるそうだ。 「昨年はユーベに行けず、クラブ側と口論にもなった。僕にはどうしても満たしたい野心がある。それは、チャンピオンズリーグ(CL)のアンセムを直に聞くことだ」 ミランに関しては、現状あくまでリストアップ。ベラルディが本職とする右ウイングはFWクリスチャン・プリシックが定位置を固め、安く獲得できてもバックアッパーか。また、FWサムエル・チュクウェゼの売却も必須とされる。 補足として、チュクウェゼは「サウジアラビアに熱心な求婚者がいる」そう。またベラルディはサッスオーロとの契約が2027年6月までで、年俸は300万ユーロ(約4.8億円)だそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ミラン時代のキレキレロナウジーニョ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Football’s poetry <br><br>Everytime Ronaldinho found the net in Rossonero <a href="https://twitter.com/hashtag/SempreMilan?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SempreMilan</a></p>&mdash; AC Milan (@acmilan) <a href="https://twitter.com/acmilan/status/1845404520798683195?ref_src=twsrc%5Etfw">October 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.16 17:05 Wed
2

サッスオーロが新ユニフォームを発表!来年から緑色禁止も影響はなし

サッスオーロは29日、2021-22シーズンのホームユニフォームを発表した。 サッスオーロの歴史的象徴であるバロック様式で建築されたドゥカーレ宮殿から着想を得たデザインは、伝統の緑と黒のストライプ柄が採用。ストライプの一部は山形が繰り返されるジグザグ型のシェブロン柄になっており、袖は黒色になっている。 ショーツとソックスは黒色がベースな一方、シャツの胸スポンサーやロゴは白色で描かれている。 セリエAは15日、視認性の問題で2022-23シーズンからフィールドプレーヤーが緑色のユニフォームを着用することを禁止すると発表した。 ただ、サッスオーロの場合はホームユニフォームであり、緑1色ではないので、このルールは適用されないとされている。 一方、アウェイユニフォームや3rdユニフォームにはこのルールが適用されるため、セリエAで緑色のユニフォームを着用するチームは限定されていく見込だ。 ※記事写真は2020-21シーズン <span class="paragraph-title">【動画&写真】サッスオーロの2021-22シーズンホームユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">The Art of Jersey <br>New Home Kit 2021-22 <br> <a href="https://twitter.com/hashtag/ForzaSasol?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ForzaSasol</a> <a href="https://twitter.com/pumafootball?ref_src=twsrc%5Etfw">@pumafootball</a> <a href="https://t.co/LKy5ferJTZ">pic.twitter.com/LKy5ferJTZ</a></p>&mdash; U.S. Sassuolo (@SassuoloUS) <a href="https://twitter.com/SassuoloUS/status/1420839015079686144?ref_src=twsrc%5Etfw">July 29, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">Il nuovo Home Kit è caratterizzato dalle iconiche e ampie strisce verticali centrali in PUMA Black con pattern chevron che decorano la parte frontale e la parte inferiore del retro <br> <br>Scopri di più su <a href="https://t.co/0q00t5WPFs">https://t.co/0q00t5WPFs</a> <br> <a href="https://twitter.com/hashtag/ForzaSasol?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ForzaSasol</a> <a href="https://twitter.com/pumafootball?ref_src=twsrc%5Etfw">@pumafootball</a> <a href="https://t.co/wMvFvQHvW5">pic.twitter.com/wMvFvQHvW5</a></p>&mdash; U.S. Sassuolo (@SassuoloUS) <a href="https://twitter.com/SassuoloUS/status/1420840743510421508?ref_src=twsrc%5Etfw">July 29, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.07.30 12:15 Fri
3

大争奪戦の末にインテルへ移籍したフラッテージ、当初からローマ復帰を排除?「1年半前から決めていた」

インテルに加入したイタリア代表MFダビデ・フラッテージがまさかの発言だ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 昨夏以降、インテルやミラン、ローマ、ユベントス、アーセナルなどイタリア国内外のトップクラブが大争奪戦を繰り広げてきたフラッテージ。最終的には買い取り義務付きの1年レンタルでサッスオーロとの交渉をまとめ上げたインテルの勝利となった。 ただ、フラッテージはローマで生まれ育ち、10代のころをローマの下部組織で過ごし、サッスオーロ時代から憧れのダニエレ・デ・ロッシ氏にあやかって背番号「16」を着用している生粋のロマニスタ。昨シーズン中には古巣復帰が叶わなかった昨夏への悔やみきれない思いも吐露しており、新天地の第一希望をローマとしていることが間違いないとみられていた。 ところが、プレシーズンツアーで滞在している日本から『DAZN』のインタビューに応じたフラッテージは「心にあったのはインテルだけ」と語っている。 「(インテル最高経営責任者の)ジュゼッペ・マロッタに口説かれたかって? 1年半前にサン・シーロでインテルに2-0の勝利を収めたことがあったんだけど、実はこの時すでにインテルを選んでいたよ。インテルからの関心を耳にする前からね」 また、シモーネ・インザーギ監督にもインテル行きの希望を伝えていたという。 「移籍が完了していないときにもサルデーニャ島で監督と会ったんだ。僕はインテルに行きたいという思いを固めていて、今では彼も僕もこの結果に大満足さ。どんな話をしたかって? それは話せないけど、どれほど必要とされているかを改めて理解できたよ」 言葉通り当初からローマではなくインテルを希望していたのか、ローマだけにこだわっていたわけではないということなのか、それとも結果としてインテルが新天地となったために吹っ切れたのか、その真意はわからない。 ただ、インテルのために全てを捧げるポジティブな決意があるのは間違いないだろう。 2023.07.26 21:20 Wed
4

17位と低迷のサッスオーロ、バッラルディーニ氏を招へい

サッスオーロは1日、ダビデ・バッラルディーニ氏(60)を新指揮官に招へいしたことを発表した。契約期間は今季終了までとなっている。 サッスオーロでは先月25日、成績不振によりアレッシオ・ディオニージ監督(43)を解任していた。そして2月28日に行われたセリエA第21節延期分のナポリ戦ではプリマヴェーラを率いていたエミリアーノ・ビギカ氏を暫定監督に据えて戦ったが、1-6の大敗を喫していた。 バッラルディーニ氏はこれまでジェノアやパレルモ、カリアリなどを歴任。直近ではセリエBのクレモネーゼを率いていたが、9月に解任されていた。 残留を争うクラブで緊急登板することの多いバッラルディーニ氏。過去には残留に導く実績も残している中、12季ぶりのセリエB降格が迫るサッスオーロの危機を救えるだろうか。 2024.03.01 23:30 Fri
5

1年でセリエA復帰サッスオーロを牽引したFWロリエンテがセリエBのMVPに選出

サッスオーロのフランス人FWアルマン・ロリエンテ(26)が2024-25シーズンのセリエB最優秀選手賞に輝いた。 昨季、初昇格から11シーズンに渡って定着していたセリエAから降格したサッスオーロ。しかし、今季はファビオ・グロッソ監督の下、開幕から安定したパフォーマンスを継続し、首位を独走。先月に5試合を残してのセリエA復帰を決めていた。 そのネロヴェルディを牽引したのは、在籍3年目のフランス人アタッカー。 左ウイングを主戦場に打開力と得点力に優れるロリエンテは、今季ここまでのセリエBで33試合18ゴール6アシストを記録。得点ランキングトップを走っており、記者投票によって年間MVPに選出された。 2025.05.13 20:50 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly