5戦未勝利で降格圏近づくニューカッスル、指揮官は「ポジティブな兆候がある」と楽観視

2021.01.12 16:34 Tue
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5試合未勝利のニューカッスルだが、スティーブ・ブルース監督は、チームは残留争いに巻き込まれているわけではないと強調している。イギリス『ミラー』が伝えた。
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ニューカッスルはプレミアリーグ16試合を消化し、5勝4分け7敗で暫定15位に沈んでいる。直近5試合勝利がなく、チームへの批判は高まる一方だ。まだ降格圏とは勝ち点差があるものの、これ以上不振が長引くのは避けたい状況となっている。
しかし、こうした状況にもかかわらず、ブルース監督は特別なプレッシャーはないと強調しており、チームが残留争いに巻き込まれているという意見も否定した。

「プレミアリーグで監督を務めている以上、常にプレッシャーはあるものだよ。私は長い間監督業を続けてきたから分かるが、すべては結果を出せるかどうかなのだ。だから我々は皆、早く結果を出す必要がある」

「今のところ、我々は降格圏とは距離がある。もし今ボトム3にいたとしたら、私はおそらく残留争いに巻き込まれていると言うだろう」
「選手たちの仕事ぶりは喜ばしいものだ。我々はリーグここ3試合で、マンチェスター・シティ、リバプール、レスター・シティを相手にしてきた。それがプレミアリーグだ。リバプールや(FAカップで対戦した)アーセナルは90分間で我々に勝てなかったのだ。私はポジティブだよ」

チームについては一定の満足感を示した一方で、ブルース監督は現在の戦い方を改善していく必要性については認めている。

「自陣の深い位置で低いブロックを築くのではなく、もっと高い位置でプレーしたい。難しいところだが、試合に勝つためには複数ゴールを決める必要がある」

「我々はアーセナルに対してチャンスを作っていた。それはポジティブな兆候であり、チームは何か違うことをしようとしている最中なのだ」

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