今季リーグ戦初黒星のミラン、ピオリは「パフォーマンスに悔いはない」と切り替え強調
2021.01.07 12:53 Thu
ミランのステファノ・ピオリ監督が、今季リーグ戦初黒星を喫した試合を振り返った。イタリア『スカイ』が伝えている。
ミランは今季のリーグ戦初黒星となったものの、2位インテルも敗れたため首位をキープ。試合後のインタビューに応じたピオリ監督は、敗戦を悔やみつつ次節への切り替えを強調した。
「この敗北は痛いね。試合はバランスが取れており、我々にとってもチャンスはあったと思う。ただ、ユベントスが2ゴール目を決め、試合の流れを変えた点は我々より優れていた」
「久しぶりの敗北だったが、私は選手たちの背中を叩いたよ。パフォーマンスはしっかり示せていたし、この試合に悔いはない。3日後にはまた重要な試合があり、今は気を引き締めていく必要がある」
また、ピオリ監督はインタビューのなかで、現在は多くの選手が離脱していることに言及しつつ、昨年11月の負傷以来、欠場が続いているFWズラタン・イブラヒモビッチの復帰が迫っていることを示唆した。
「我々は7人の選手が離脱しているが、アイデンティティは失っていなかった。数人の選手の不在を怖がらなかったね。ユベントスはリーグ9連覇中のチームで高い質を持っているが、我々も信念と強さを示し自分たちを保っていた。毎試合、気合を入れたプレーを発揮しているから、選手の復帰により選択肢を増やしたいね」
「次の試合は3日後なこともあり、彼(イブラヒモビッチ)の状態は見極める必要がある。ただ、体調は良くなっているし、(セリエA第18節の)カリアリ戦では復帰できると思う。私は、彼や他の選手が戻ってくることを期待しているよ」
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ここまでリーグ負けなしで首位に立っていたミランは、6日に行われたセリエA第16節でユベントスと対戦した。スクデット争いのライバルに勝利し、首位の座を盤石にしたいミランだったが、多数の負傷者や新型コロナウイルス(COVID-19)感染者を抱え満身創痍で臨むと、FWフェデリコ・キエーザに2ゴールを許すなどして、1-3で敗れた。「この敗北は痛いね。試合はバランスが取れており、我々にとってもチャンスはあったと思う。ただ、ユベントスが2ゴール目を決め、試合の流れを変えた点は我々より優れていた」
「彼らの方が良い時もあったし、我々の方が良い時もあったと思う。しかし、あの2点目で調子を上げられてしまい、そこから取り返すことはできなかった」
「久しぶりの敗北だったが、私は選手たちの背中を叩いたよ。パフォーマンスはしっかり示せていたし、この試合に悔いはない。3日後にはまた重要な試合があり、今は気を引き締めていく必要がある」
また、ピオリ監督はインタビューのなかで、現在は多くの選手が離脱していることに言及しつつ、昨年11月の負傷以来、欠場が続いているFWズラタン・イブラヒモビッチの復帰が迫っていることを示唆した。
「我々は7人の選手が離脱しているが、アイデンティティは失っていなかった。数人の選手の不在を怖がらなかったね。ユベントスはリーグ9連覇中のチームで高い質を持っているが、我々も信念と強さを示し自分たちを保っていた。毎試合、気合を入れたプレーを発揮しているから、選手の復帰により選択肢を増やしたいね」
「次の試合は3日後なこともあり、彼(イブラヒモビッチ)の状態は見極める必要がある。ただ、体調は良くなっているし、(セリエA第18節の)カリアリ戦では復帰できると思う。私は、彼や他の選手が戻ってくることを期待しているよ」
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