“大分っ子”岩田智輝、横浜FM移籍が決定! 「不安な気持ちとワクワクする気持ちがありますが…」

2020.12.25 10:20 Fri
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
©︎J.LEAGUE
横浜F・マリノスは25日、大分トリニータに所属するDF岩田智輝(23)の完全移籍加入を発表した。

大分生まれで、大分下部組織出身の岩田は2015年に2種登録選手としてトップチーム入りすると、翌年に正式昇格。チームが年々、J3、J2、J1とステージを上げるなかで、個人としても定位置を確保して、今季は明治安田生命J1リーグ30試合2得点を記録した。

また、代表キャリアにおいては2019年5月にコパ・アメリカに臨む日本代表に初選出され、これまで2試合に出場。来年に行われる東京オリンピックの世代別代表としても活躍が期待される。横浜FM入りを受け、両クラブを通じて次のようにコメントしている。

◆横浜F・マリノス
「大分トリニータから来ました岩田智輝です。移籍は初めてで不安な気持ちとワクワクする気持ちがありますが、横浜F・マリノスのために、常に全力で頑張りたいと思います! よろしくお願いします」

◆大分トリニータ
「このたび、横浜F・マリノスに移籍します。小さい時からずっと大分で育ち、大分を離れるのは凄く寂しいです。小さい時からトリニータを見て来ました。初めて小学生の時にトリニータのJ1での試合を観戦し、あのピッチでサッカーがしたいと思い、プロになりピッチに立った時は凄く嬉しかったです。トップチームに昇格できたのも、今までご指導して下さった指導者の方々のおかげです。ありがとうございました」

「トリニータでの思い出はたくさんあります。J3優勝やJ1昇格、初のA代表など色々な経験をさせてもらいました。2種登録でJ2を戦ったシーズン、J3に落ちる瞬間のサポーターの皆さんの姿を見て、絶対に嬉し涙・笑顔・感動をこれからは増やしていこう!と思い、今まで戦ってきました。降格したJ3でもサポーターの方々は温かく熱い応援をずっとしてくれていました。そんなサポーター、スポンサー、応援して下さる方々のためにも絶対にJ1にトリニータを戻そうと思っていました」

「常に変わらず応援して下さるサポーター、スポンサーの方々、そして社長、西山GМ、片野坂監督、コーチ、トレーナー、チームスタッフ、フロントスタッフ、J3から今までトリニータに在籍した全ての選手のおかげで、今のトリニータがあり、今の自分があると思っています。感謝しかありません。先輩方が優しく厳しく常に良い雰囲気を作ってくれた、トリニータの雰囲気が大好きです!!」

「最後に、トリニータから海外というのが僕の目標でした。しかし自分の力不足で叶える事ができなくて、ユースの目標になる事、大分のサッカー少年達に夢を与える事ができず悔しいです。それでも、これからもっと活躍してみんなの目標になれるよう頑張っていきたいと思います。大分で過ごした日々は宝物です!トリニータ最高です、大分最高です、大好きです! ありがとうございました!!!!」


関連ニュース
thumb

槙野は自ら最後のイエローカードをもらいに! これぞJリーグ、勇退の家本政明主審と村上伸次主審に選手、サポーターがねぎらい

選手と審判の理想の関係とも言えるのではないだろうか。 4日、明治安田生命J1リーグの最終節が各地で行われた。川崎フロンターレの連覇が既に決まっていた中、熾烈な残留争いが3チームの間で繰り広げられ、徳島ヴォルティスが1年でJ2へ降格することが決定。清水エスパルスと湘南ベルマーレは残留を掴んでいた。 残留争いに注目が集まる中、2人の審判がこの試合を最後にJリーグの舞台から去ることに。家本政明主審と村上伸次主審だ。 両主審はともにJリーグで通算500試合以上で主審を務め、Jリーグファンなら知らない者はいないほどの知名度を誇る。 そんな中、家本主審は横浜F・マリノスvs川崎フロンターレという2位と首位のビッグマッチを担当。村上主審は、名古屋グランパスvs浦和レッズという上位対決を担当した。 どちらの試合も引き分けという結果に終わったが、スタンドに集まったサポーターからはそれぞれの会場でねぎらいの言葉と感謝の言葉が書かれた横断幕が掲示。選手、サポーターと一体となって、共に試合を作り上げてきた審判員に向けて感謝の気持ちが伝えられた。 家本主審が担当した横浜FMvs川崎Fの試合では、試合終了後に両チームの選手が一列に整列し花道を作ると、その中央を家本主審が歩いてピッチを後に。選手たち、スタンドからは大きな拍手が送られると、サプライズプレゼントが贈られた。 横浜FMのキャプテンであるMF喜田拓也から、横浜FMのユニフォームが手渡されると、川崎FのキャプテンであるDF谷口彰悟からも川崎Fのユニフォームが手渡され、家本主審はがっちりと握手。主審を務めた「516」の数字が刻まれており、その後には家族から花束が渡されて、2人のお子さんに記念ユニフォームを着せるというシーンも見られ、その後は両チームの選手とともに記念つ撮影が行われた。 また、村上主審が担当した名古屋vs浦和の一戦でも試合後に両チームの選手が整列して花道を作り送り出すセレモニーが。すると、今シーズン限りで浦和を退団するDF槙野智章がユニフォームをおもむろに脱ぎ出し花道を塞ぐ行動に出ていた。 すると、村上主審はユニフォームを脱いだとして槙野にイエローカードを提示。これがJリーグで本当に最後のイエローカードとなった。(もちろん公式記録には反映されず) 槙野は村上主審とがっちり握手。するとアンダーシャツには村上主審への感謝のメッセージがびっしりと書かれていた。 「村上さんの笑顔が僕たちを気持ちよくプレーさせてくれました。最高のレフェリングをありがとう!お疲れ様でした」 すると槙野の粋な演出の後、選手たちが村上主審を囲む展開に。両チーム入り乱れて村上主審を胴上げするという珍しい光景が。村上主審は全ての方向にお辞儀をし、ピッチを後にしていた。 <span class="paragraph-title">【動画】槙野が村上主審の花道を塞ぎイエローカード!? 最後には胴上げ</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>村上伸次 レフェリー<br>お疲れさまでした<br>\<br><br>今季限りで勇退する村上氏が<br>両チームの選手から胴上げ<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A7%99%E9%87%8E%E6%99%BA%E7%AB%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#槙野智章</a> からのメッセージに<br>ラストイエローカードもbr><br>明治安田J1第38節<br>名古屋×浦和<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/2021%E3%81%AE%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#2021のヒーローになれ</a><a href="https://twitter.com/MuraNoburin?ref_src=twsrc%5Etfw">@MuraNoburin</a> <a href="https://twitter.com/nge_official?ref_src=twsrc%5Etfw">@nge_official</a><a href="https://twitter.com/REDSOFFICIAL?ref_src=twsrc%5Etfw">@REDSOFFICIAL</a> <a href="https://t.co/wSQLOqSPQC">pic.twitter.com/wSQLOqSPQC</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1467038226875658242?ref_src=twsrc%5Etfw">December 4, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div class="paragraph-title-next" id="cws_ad"><a href="/news/view?news_no=408240&amp;div=2"><span>Next:【動画】勇退の家本主審に両チームからサプライズプレゼント</span></a></div> <span class="paragraph-title">【動画】勇退の家本主審に両チームからサプライズプレゼント</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>家本政明 レフェリー<br>お疲れさまでした<br>\<br><br>今季限りで勇退の家本氏に<br>横浜FMと川崎Fの両チームから<br>記念ユニフォームが贈呈されました<br><br>明治安田J1第38節<br>横浜FM×川崎F<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/2021%E3%81%AE%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8C?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#2021のヒーローになれ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/EverydayJ%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#EverydayJリーグ</a><a href="https://twitter.com/referee_iemoto?ref_src=twsrc%5Etfw">@referee_iemoto</a><a href="https://twitter.com/prompt_fmarinos?ref_src=twsrc%5Etfw">@prompt_fmarinos</a><a href="https://twitter.com/frontale_staff?ref_src=twsrc%5Etfw">@frontale_staff</a> <a href="https://t.co/WpiZ1UEb5w">pic.twitter.com/WpiZ1UEb5w</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1467030999280332800?ref_src=twsrc%5Etfw">December 4, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div class="paragraph-title-next" id="cws_ad"><a href="/news/view?news_no=408240&amp;div=1"><span>Prev:【動画】槙野が村上主審の花道を塞ぎイエローカード!? 最後には胴上げ</span></a></div> 2021.12.04 20:30 Sat
twitterfacebook
thumb

J1得点王は前田大然とレアンドロ・ダミアン! 最終節の直接対決でともに23得点目

2021シーズンの明治安田生命J1リーグ全レギュラーシーズンが4日に終了した。今シーズンのJ1得点王にはともに23得点を記録した川崎フロンターレの元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンと横浜F・マリノスの日本代表FW前田大然が輝いている。2選手ともに初の得点王となる。 加入3年目のレアンドロ・ダミアンは序盤戦からコンスタントに得点をマーク。2ゴールを記録した試合は5試合を数えて、ラスト4試合は4戦連発の計6ゴールと荒稼ぎした。一方の前田も着実に得点を重ね、第24節の大分トリニータ戦と第35節のFC東京戦でハットトリックをやってのけるなど、4試合で複数ゴールをマーク。最後までペースを落とさなかった。 そして、両者は4日に行われた最終節で同じピッチに。67分にレアンドロ・ダミアンがゴールを決め、得点王の行方は決まったかに思われたが、その7分後に前田も負けじとネットを揺らした。白熱した得点王争いも1-1の試合結果と同じく引き分けという形で決着を迎えた。同一得点王は2年ぶり5度目。2019シーズンのFW仲川輝人とFWマルコス・ジュニオールの横浜FM勢以来となる。 また、3位には今年7月にセルティック移籍を果たすまでに神戸で15ゴールを決めた日本代表FW古橋亨梧がランクイン。4位は14ゴールを挙げた鹿島アントラーズのFW上田綺世となった。 2021.12.04 17:11 Sat
twitterfacebook
thumb

頂上決戦はドロー! 得点王争う前田とL・ダミアンも1ゴールずつで互いに譲らず【明治安田J1最終節】

明治安田生命J1リーグ最終節の横浜F・マリノスvs川崎フロンターレが4日に日産スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。 前節は3位のヴィッセル神戸に2-0と勝利し、2位を確定させた横浜FM。その試合と同じ11人で、優勝チームとの頂上決戦へ。早々に優勝を決め、すでに勝ち点を90台に乗せる川崎Fもこちらも前節のガンバ大阪戦と同じ顔ぶれが先発メンバーに並んだ。 そして、この一戦で注目を集めるのが横浜FMの前田と川崎Fのレアンドロ・ダミアンによる得点王争い。ともに22得点を決め、ランキングトップで並ぶ両選手がこの最終節で同じピッチに立つ展開となった。 試合は序盤から両チームのせめぎ合いが続く中、川崎Fが12分に大きなチャンスを演出。旗手の左サイド浅い位置からのクロスに山村が頭で合わせるも、相手GKのビッグセーブに阻まれる。 対する横浜FMも15分、渡辺がボックス右手前からドリブルで中央にカットイン。ボックス左にパスを供給すると、受けた前田が右足ダイレクトで狙うも、相手GKのセーブに遭う。 もう一人の得点王候補も見せ場を作る。24分、登里のスルーパスでDFラインの裏に抜け出したレアンドロ・ダミアンがボックス左にボールを運び、シュートを放つも、これは相手GKの正面に飛んだ。 26分には横浜FMに決定機が訪れる。GKの高丘が自陣からボールをクリアすると、これが相手DFラインの裏のスペースに転がり、反応した前田がボックス手前中央からループシュート。しかし、これは枠の上に外れた。 前半は劣勢となる時間が多かった川崎F。後半開始時にマルシーニョに代え、正確なボールを供給できる大島を投入し、攻撃の活性化を図る。 すると、54分にはその大島がチャンスを作り出す。ボックス左手前でボールを受けると、ボックス右にいたレアンドロ・ダミアンにラストパス。しかし、うまくボールをコントロールできず、シュートに持ち込めない。それでも、右サイド深い位置からボールを折り返すが、合わせた旗手のシュートは枠を大きく外れた。 流れを取り戻しつつあるアウェイチームには67分、待望の瞬間が訪れる。家長が右サイドのスペースに抜け出し、ボックス内に柔らかいクロスを供給。これを中央のレアンドロ・ダミアンが叩きつける形のヘディングシュートで合わせ、相手GKに触られながらも、ネットを揺らした。これでレアンドロ・ダミアンは23ゴール目。得点ランキング単独トップに躍り出た。 これで得点王は決まりかと思われたが、横浜FMのエースも黙ってはいなかった。74分、敵陣中央で獲得したFKの場面から細かくパスを繋ぐと、右サイド深い位置でパスを受けたエウベルが中央にグラウンダーのクロスを送る。これに合わせたレオ・セアラのシュートは相手DFに阻まれたが、こぼれ球に反応したのは前田。ゴール中央に左足で流し込み、得点ランクトップに並んだ。 追いつかれた川崎Fは80分に決定機。相手のDFラインからボールを奪ったレアンドロ・ダミアンがボックス右にボールを送り、走り込んだ家長が左足でシュートを放つも、枠の左にわずかに外れた。 両チームがゴールに迫るオープンな展開となった終盤、後半アディショナルタイムにアウェイチームが大きなチャンスを作る。左サイドでボールを受けた知念がボールをボックス付近まで運び、クロスを上げると、これに中央のレアンドロ・ダミアンが反応。ニアサイドに動き出し、頭で合わせるも、枠の右に逸れた。 結局、試合は1-1のまま終了し、優勝チームと2位チームによる負けられない最終戦はドロー。白熱した得点王争いも、両者が23ゴール目を決め合う形となり、今季は二人の得点王が生まれることとなった。 横浜F・マリノス 1-1 川崎フロンターレ 【横浜FM】 前田大然(後29) 【川崎F】 レアンドロ・ダミアン(後22) 2021.12.04 16:27 Sat
twitterfacebook
thumb

【J1注目プレビュー|最終節:横浜FMvs川崎F】意地をかけた竜虎の激戦、得点王に輝くのはどっちのエース!?

【明治安田生命J1リーグ最終節】 2021年12月4日(土) 14:00キックオフ 横浜F・マリノス(2位/78pt) vs 川崎フロンターレ(1位/91pt) [日産スタジアム] ◆意地を見せたい【横浜F・マリノス】 前節は3位のヴィッセル神戸との対戦で0-2と勝利。これで2位が確定した。 このところ結果を残せず、川崎Fの連覇を大きく後押ししてしまった横浜FM。失速する中で、上位対決を制して2位を確保できたことは一つ安心材料となっただろう。 しかし、当初描いていた最終節とは大きく違う状況となってしまった。開幕戦で完敗した相手。互いにチームは大きく変わったが、優勝決定戦でこの戦いを迎えたかったはず。その悔しさを晴らすためにも、ここでリベンジを果たすしかない。 アンジェ・ポステコグルー監督が去り、ケヴィン・マスカット監督が率いてから、ベースは変わらずとも変化があった。そのチームがどこまで王者に通用するのか。来シーズンに向けても力を測る絶好の機会となるだろう。 そして最も注目されるのが得点王争い。22得点を決めてトップタイの前田大然が単独得点王になれるのかどうか。チームを勝利へ導くゴールで、個人タイトルも獲得したい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:高丘陽平 DF:小池龍太、チアゴ・マルチンス、岩田智輝、ティーラトン MF:喜田拓也、マルコス・ジュニオール、扇原貴宏 FW:仲川輝人、前田大然、エウベル 監督:ケヴィン・マスカット ◆負けられない相手【川崎フロンターレ】 前節はガンバ大阪に4-1で快勝。勝ち点を90台に乗せることに成功した。 止まるところを知らない川崎Fは、この2試合とも4得点を奪っており、今シーズンの最多得点も見えてきた状況。磐石のシーズンとすることができる一戦だ。 早々に優勝を決め、プレッシャーはなし。ただ、天皇杯に繋げるためにもしっかりとした勝利が欲しいところ。また、負けて良い相手などいないため、しっかりと川崎Fらしさを見せたいところだ。 そして最注目は得点王争い。横浜FMの前田と並び、22得点で得点ランキングトップタイに並ぶFWレアンドロ・ダミアンが単独で得点王になれるかに注目だ。 シーズンを通してコンスタントにゴールを重ねてきたエースだが、この3試合で5得点。終盤にかけてまた調子を上げており、直接対決で決着をつけることになるだろう。3連勝締めにも期待だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:チョン・ソンリョン DF:山根視来、谷口彰悟、車屋紳太郎、登里享平 MF:脇坂泰斗、橘田健人、旗手怜央 FW:家長昭博、レアンドロ・ダミアン、マルシーニョ 監督:鬼木達 2021.12.04 11:35 Sat
twitterfacebook
thumb

「ここで区切りをつけたい」クリアソン新宿のDF小林祐三が現役引退、JFL入れ替え戦がラストマッチに「選手生活の集大成にしたい」

関東サッカーリーグ1部のクリアソン新宿(Criacao Shinjuku)は2日、DF小林祐三(36)の現役引退を発表した。 小林は東京都出身で、静岡学園高校時代から年代別の日本代表に選出。2004年に柏レイソルへと入団した。 プロ1年目から出場機会を得た小林は、2年目の2005年にはワールドユース(現U-20ワールドカップ)にレギュラーとして出場した。 3年目からはレギュラーに定着すると、2011年に横浜F・マリノスへと完全移籍。ここでも右サイドバックのレギュラーとしてプレーする。 2017年にはサガン鳥栖へと完全移籍。鳥栖でも右サイドバックを支えると、2020年限りでプロサッカー選手を引退し、今シーズンからクリアソン新宿でプレーした。 J1通算365試合5得点、J2通算70試合1得点、リーグカップ通算52試合を記録。関東1部では16試合に出場していた。 クリアソン新宿は、JFL昇格プレーオフに臨むチームを決める全国地域チャンピオンズリーグでグループ2位ながらも決勝ラウンドに進むと、決勝ラウンドでは2勝1分けで首位で終了。JFLのFC刈谷と入れ替え戦に臨むこととなり、小林の現役ラストマッチとなる。 小林はクラブを通じて「小林祐三から、皆様へ」と題して引退に向けたメッセージを掲載。自身のサッカーへの思い、そして感謝の気持ちを伝える長文で別れを告げた。 「皆様、こんにちは。クリアソンの小林祐三です。平素よりクリアソン新宿、並びに小林祐三を応援していただき誠にありがとうございます。ご存知の方も多いと思いますが、皆様の応援のおかげで、先日 行われた全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2021で優勝することができました」 「大会期間中の東京・西が丘のスタンドは、私が見てきたどのスタジアムのスタンドよりも温かい雰囲気で、ずっとこのピッチに立っていたい、そんな風に思わされる空間でした。非常に厳しい日程でしたが、最高の仲間とあの雰囲気で一緒に闘えた時間は、私の一生の宝物です。皆様には改めて御礼申し上げます」 「JFL昇格へ向けてあと1試合。クリアソンに関わるすべての人たちの力を合わせて、JFL昇格を勝ち取りましょう。応援よろしくお願いいたします」 「さて、シーズンも佳境を迎えるこの時期に、皆様に一つご報告があります。私、小林祐三は今シーズン限りでサッカー選手を引退します。5歳でサッカーを始めてから約30年間の歳月が流れました。ほぼ毎日ボールを蹴り、週末に試合をする、たまに平日も試合をする。勝ったり、負けたり、喜んだり、悔しがったり、傷ついたり。そんな日々に、ここで区切りをつけたいと思います」 「昨年、プロサッカー選手を引退した時には「17年間」でしたが、今回はその2倍近い歳月に区切りをつけなければなりません。さらに違うところは、当たり前ですがサッカーをプレーすることを辞めることです」 「プロサッカー選手を辞めても、サッカー選手は続ける。Jリーグを離れてクリアソン新宿に加入するときは、そんな決断でした。今もほぼ毎日サッカーをしているので、選手としての「そんな日々」は大きく変わることはありませんでした」 「でも今回の決断は違います。もう、二度と本気でサッカーをプレーすることはありません。ついに「そんな日々」にさようならを言うときが来ました」 「この文章を書いている今も、様々な感情が込み上げてきます。サッカーを辞める寂しさや、まだプレーで何か見せられるんじゃないかという未練がましさ、などなど。この感情たちと真正面から向き合うのは、とても勇気が必要なことです。そんな勇気がずっと持てずにいました」 「それゆえ、ここ数年はこの感情たちに蓋をするという意味合いでプレーを続けていたのかもしれません」 「そんな中で、クリアソン新宿というクラブと出会いました。私が初めてクリアソン新宿の練習に参加したのは2019年1月。株式会社Criacaoとはお付き合いがあったものの、サッカークラブに触れたのは、このときが初めてでした」 「シーズンオフを利用して東京に帰省していましたが、キャンプに向けて身体を動かしたいと思って、弊クラブの代表である丸さんに連絡、練習参加のお願いをしました」 「平日の夜7時。凍えそうになりながら落合中央公園に向かって、そこでは、本当に衝撃的な体験をしました。圧倒的な熱量、そして選手 個人の自立した思考(でも、2日目の練習は7人しかいませんでした)。サッカー人として、ものすごい刺激をもらって、次のシーズンに向かいました」 「同時に、いつかこのクラブでプレーしたい、そんな風にも思いました」 「その2年後の2021年1月、晴れて私はクリアソンの一員になりました。熱量、雰囲気、組織として大切にしているもの…サッカーのレベルは上がっていましたが、良い意味であのときと変わっていないクリアソンの姿が、そこにはありました」 「ただ私は、そんなクリアソンに変な期待をかけてしまっていたのかもしれません。プロサッカー選手生活の、最後の数ヶ月で消えかけていた「サッカーをプレーするという情熱」が、このメンバー、この組織ならまた戻ってくるんじゃないか。または情熱が生まれなくても、この理念の元に新しいサッカーの行き先があれば、プレーを続けることができるんじゃないか。そんな風に思っていました」 「けれど、そんな都合のいい話はなく、この心と体でサッカーをするという事実も変わるわけもなく、サッカーをプレーしていても、純粋な気持ちで楽しめていない自分がいました」 「そんな自分に気がつかせてくれたのは、皮肉にもクリアソンの最高のチームメート、スタッフたちでした。クリアソンのメンバーとの覚悟の違いを感じる毎日が、少しだけ辛く感じていたのも事実です」 「理念の体現には、情熱が必要です。サッカーを通じて理念を体現しようとするなら、サッカーへの情熱が必要不可欠です。この理念があれば、このメンバーがいればどうにかなる、ということではありません。理念があればパスが通るわけでも、固い人工芝の上で躊躇なくスライディングできるわけでもありません。サッカーに情熱を持って、毎日毎日練習して、やっとできるわけです」 「「でも、それって何のためにやってるんだっけ?」と立ち戻るべきときに、そうなって初めて理念が出てくる。サッカーをプレーする上での理念と情熱の関係は、そんな感じじゃないかなと思っています」 「我々 クリアソンは、サッカー・スポーツをあくまで手段とし、それを通じて社会に豊さを届けることを目指しています。私の大好きなクリアソンの理念です。だから、まずは自分たちがサッカーを通じて豊かにならなければなりません」 「クリアソンの理念や人を通じて豊かになっている感覚はありましたが、自分は、サッカーをプレーするということを通じて豊かになれているか自信がありませんでした。これは、クリアソンのチャレンジを否定しているわけではなく、自分自身の心構えの問題です」 「言葉を選ばなければ、サッカーを両手で扱ってプレーする情熱が尽きてしまったのです。そしてそれを隠すこともできなくなった。言葉にすればたったそれだけのことです。それだけのことですが、やはり辛いことです。改めて思ったことは、自分はサッカーが好きなんだなということです。好きなものは邪険に扱いたくないんです。大切に、大切に扱いたいんです」 「少々 ネガティヴな表現が続きましたが、誤解のないようにお伝えすると、今年1年間、サッカーも仕事も精一杯 頑張ってきました。チームメイトやスタッフ、パートナー企業の皆様、新宿の街の皆様に自分のサッカーが届いている実感もありました。それはとても抽象的なことで、自分が勝手に評価していいものではないのかもしれません」 「それでもクリアソンに来て、サッカーの新しい側面や可能性を見ることができたのは確かです。それはあの西が丘のスタンドをはじめ、自分自身の目ではっきりと見たものです」 「ビジネスとの両立で見えた世界も、もちろんありました。パートナー企業の皆様と業務上でやり取りしながら、応援していただき、それをピッチで表現する。18年間の選手生活で初めての体験でしたが、これもまたサッカーの新しい可能性でした」 「こうやって振り返ってみると本当にいろいろな経験ができました。クリアソン新宿に来て本当に良かったです。心からそう思っています」 「だからこそ、あと1試合。勝ってJFLに昇格したいです。先ほども書いた通り「自分のサッカーが届く」というのはとても抽象的なことで、割とすぐ忘れちゃうものだとも思います。でもJFLに昇格したら2021年シーズンはクリアソン新宿にとって伝説のシーズンになるし、写真にも残るし、きっとみんな語り継いでくれるでしょう」 「小林祐三がいたこともきっと覚えてくれるはず」 「「結局は、結果か」と思う人もいるかもしれませんが、そこはやはりスポーツなのである程度やむなし、としていただけたらと思います。そんな世界に30年間も浸かっていたので許してください。ただ、自分はこういう局面で結果を残してきた自負もあります。選手生活の集大成にしたいと思いますので、皆様、力を貸してください。応援よろしくお願いいたします」 「そして最後に家族、友人、歴代のチームメイト、各年代でご指導いただいた監督・コーチの皆様、小林祐三を応援していただいたファンサポーターの皆様、本当にありがとうございました。最高のサッカー選手人生でした。楽しかったです。サッカーを通じてとても豊かな人生を送れました。そしてこれからもそうありたいです。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします」 2021.12.03 06:45 Fri
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly