リベンジ誓うランパード監督「成長をピッチ上で示さなければ」、昨季はグディソン・パークで敗戦

2020.12.12 12:46 Sat
Getty Images
チェルシーのフランク・ランパード監督が、12日に行われるプレミアリーグ第12節のエバートン戦へ向けた意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

チェルシーは夏の大型補強によって獲得した選手たちが徐々に嚙み合ってきたこともあり、開幕当初の勝ち切れない流れから復調。第11節終了時点で勝ち点で並ぶ首位のトッテナム、2位のリバプールと勝ち点差2の3位につけており、上々の序盤戦となっている。

そんなチェルシーは12日にアウェーでエバートンと対戦予定。昨シーズンのグディソン・パーク(エバートンのホームスタジアム)での一戦は、エバートンのマルコ・シウバ監督が解任され、ダンカン・ファーガソン暫定監督が率いた試合だったが、1-3と敗れているだけに、チェルシーとしてはリベンジを果たし、首位から離されない展開としたいところだ。
試合を前にランパード監督は、昨季の敗戦からチームは成長したと主張。対戦相手の強み、そして試合への意気込みを語った。

「我々は成長したと思う。ピッチ上ではうまく処理できなかったが、(前回の敗戦は)選手たちにとって経験となった」
「試合の状況、エバートンの順位、ダンカン・ファーガソンの采配など、自分たちが何をしようとしているのかを非常に意識していた。フィジカルなゲームのように感じていたし、その点で彼らに負けてしまった」

「今回は成長をピッチ上で示さなければならないし、エバートンのフィジカルな部分だけを引き合いに出すのは間違っていると思う。彼らは技術的にも非常に優れたチームだ」

またランパード監督は、今季リーグトップの8ゴールを記録しているコーナーキックについて「選手と仕事のバランスが取れているからこそ、セットプレーを決めるのは簡単だ」とコメント。チームにとっての大きな武器への自信を口にした。

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