元ブラジル代表FWロビーニョが9年の懲役刑に、ミラン時代の強姦容疑で
2020.12.11 21:39 Fri
元ブラジル代表FWロビーニョが、窮地に立たされている。ブラジル『UOL』が報じた。
かつてはレアル・マドリーやマンチェスター・シティ、ミランなどでプレーし、今年10月には古巣のサントスに加入するも、1週間で退団していたロビーニョ。しかし、大きな罪に問われることとなってしまった。
ロビーニョがサントスと契約を解除した理由でもあった、強姦事件。その裁判がイタリアで行われたが、ミラノの裁判所は、ロビーニョに対して9年の懲役刑を言い渡した。
事件はロビーニョがミランでプレーしていた2013年に遡る。ロビーニョと友人は、ミラノのナイトクラブで20歳の女性への集団強姦に参加していたとして告発。6人グループの1人とされていた。
2017年11月にロンバルディア州の控訴裁判所の裁判官は、ロビーニョとその友人に下された判決を確認。6万ユーロ(約757万円)の損害賠償を当時支払うように命じられていた。
かつてはレアル・マドリーやマンチェスター・シティ、ミランなどでプレーし、今年10月には古巣のサントスに加入するも、1週間で退団していたロビーニョ。しかし、大きな罪に問われることとなってしまった。
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2017年11月にロンバルディア州の控訴裁判所の裁判官は、ロビーニョとその友人に下された判決を確認。6万ユーロ(約757万円)の損害賠償を当時支払うように命じられていた。
今回9年間の懲役刑を言い渡されたロビーニョだが、事実を否定。90日以内に控訴することが可能となっている。
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