ジェラード率いるレンジャーズが見せた、相手ボックス内での華麗なパス回し&フィニッシュ【チーム・ゴールズ】
2020.12.09 12:00 Wed
サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。
2019年夏にチャールトン・アスレティックからレンジャーズに加入したアリボは、主力として活躍し、ここまで公式戦62試合に出場して13ゴールを挙げている。
中盤から得点に絡むプレーを得意とするアリボだが、2020年7月23日に行われた親善試合のマザーウェル戦では、見事な連携からゴールを決めている。
2-0とレンジャーズリードの45分、レンジャーズが左サイドを崩して深部まで侵入すると、アリボがボックス内左隅でボールを受ける。すると、同じくボックス内に入ってきたFWアルフレッド・モレロスと、FWヤニス・ハジとの連続ワンツーからゴール前までボールを運び、プレスに来た相手を鮮やかなダブルタッチでかわすと、アリボがそのままゴール左にシュートを決めた。
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『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回はレンジャーズのナイジェリア代表MFジョー・アリボが決めたゴールだ。◆アリボが決めた個人技&連携の合わさったゴール
2019年夏にチャールトン・アスレティックからレンジャーズに加入したアリボは、主力として活躍し、ここまで公式戦62試合に出場して13ゴールを挙げている。
2-0とレンジャーズリードの45分、レンジャーズが左サイドを崩して深部まで侵入すると、アリボがボックス内左隅でボールを受ける。すると、同じくボックス内に入ってきたFWアルフレッド・モレロスと、FWヤニス・ハジとの連続ワンツーからゴール前までボールを運び、プレスに来た相手を鮮やかなダブルタッチでかわすと、アリボがそのままゴール左にシュートを決めた。
アリボの連携と個人技が合わさった素晴らしいゴールでリードを広げたレンジャーズ。試合は、さらに1点を加えたレンジャーズが4-0で勝利している。
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