ブンデス史上最年少デビューのムココ、CLでも最年少出場記録更新なるか?

2020.12.02 12:05 Wed
Getty Images
12月に1日から2日かけて、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージの第5節が行われている。決勝トーナメントへ駒を進めるチームが決まってくる佳境を迎えているが、もう一つ注目が集まっているのが、11月20日に16歳を迎えたばかりの、ドルトムントに所属するU-20ドイツ代表FWユスファ・ムココだ。2004年生まれのムココは11歳の頃からドルトムントの下部組織で育ち、今年8月にファーストチームに合流。21日に行われたブンデスリーガ第8節のヘルタ・ベルリン戦で途中出場を果たし、16歳1日という史上最年少でブンデスリーガデビューを果たした。

◆"神童"アンス・ファティのジュニア時代 久保建英ともプレー

ムココは、CLのBリストにも登録されており、24日に行われた第4節のクラブ・ブルージュ戦でもベンチ入りを果たしたものの、出場機会はなかった。
もしも、2日に行われるグループステージ第5節のラツィオ戦でムココが出場した場合、16歳12日での出場ということになり、現在の最年少記録である1994年にアンデルレヒト在籍時に出場した元ナイジェリア代表DFセレスティン・ババヤロの持つ16歳87日を大きく更新することになる。

ただ、ラツィオ戦はドルトムントにとってグループ首位通過を争うライバルとの一戦。ブンデスリーガでは2試合連続途中出場しているが、ムココの出場はあるだろうか。
◆CL史上最年少出場記録(当時の所属クラブ)
1. セレスティン・ババヤロ(アンデルレヒト):16歳87日
2. ラヤン・チェルキ(リヨン):16歳102日
3. アレン・ハリロビッチ(ディナモ・ザグレブ) :16歳128日
4. ユーリ・ティーレマンス(アンデルレヒト):16歳148日
5. ハラランポス・マブリアス(パナシナイコス) :16歳242日

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