リヨンが圧倒的な縦への速さを見せて決めた美しいカウンターアタック【チーム・ゴールズ】

2020.11.10 16:00 Tue
Getty Images
サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回はリヨンのコートジボワール代表FWマクスウェル・コルネが決めたゴールだ。

◆コルネが決めた美しいカウンター

メスでキャリアをスタートさせたコルネは、2015年1月に名門リヨンに加入。徐々に頭角を現し、レギュラーに定着している。
突破力のあるドリブルと豊富な運動量でチームに貢献するコルネだが、2016年11月18日に行われたリーグ・アン第13節のリール戦では、華麗な連携からゴールを決めている。

開始早々の3分、ハーフウェイライン付近まで降りてきてボールを受けたFWアレクサンドル・ラカゼットが、自らが釣りだしたDFの裏のスペースに走るMFコランタン・トリソにパスを出し、一気に攻撃のペースを上げる。
トリソがMFジョルダン・フェリにスルーパスを出し、相手ディフェンスを鮮やかに崩すと、ボックス内で飛び出してきたGKをフェリがかわし、中央へパス。完全にフリーで待つコルネが無人のゴールにシュートを流し込み、いきなりの先制点を挙げた。

開始早々のこの得点がこの試合唯一の得点となり、試合はリヨンがこのまま1-0で勝利した。

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