ピオリ監督、2失点ドローも一定の評価「キャラクターは示せた」

2020.11.09 21:03 Mon
Getty Images
ミランステファノ・ピオリ監督は、ヴェローナ戦の引き分けを前向きに捉えているようだ。『フットボール・イタリア』がコメントを伝えた。

ミランは8日にセリエA第8節でヴェローナと対戦。20分までにセットプレーから2失点を喫したが、27分に1点を返すと、試合終了間際にFWズラタン・イブラヒモビッチが同点ゴールを決めて、2-2の引き分けに持ち込んだ。

今季2度目のドローとなったが、ピオリ監督はセットプレーの失点を除けば良い試合だったと評価。また、ヴェローナ然り、セリエAには難しい戦いを強いられる手強い相手が揃っていると、今後も簡単には勝てないことを示唆している。
「(第5節の)ローマ戦とヴェローナ戦でセットプレーから合計5失点している。つまり我々には集中力が足りないということだ。一方で、25本の枠内シュートを放ち、10回のチャンスを作りだしたパフォーマンスは評価できる。だが、あちらのGKが勝利に値した我々の邪魔をしたのだ」

「ヴェローナが非常に高いインテンシティとフィジカルでもって試合に臨んだことは評価に値するが、我々も20本の枠内シュートを記録するなど自分たちがすべき試合ができた。だからこそ、そのチャンスを生かしきれなかったことが残念でならない」
「2-0にされたとき、我々は数カ月ぶりに敗北寸前だった。だが、そこからアクションを起こし、我々が強いチームであること、そしてそのようなキャラクターを示すことができた」

「問題なのは、ユベントスやインテル、ナポリなどイタリアでもヨーロッパでも強豪とされるクラブがひしめいてるうえ、ラツィオやローマ、さらにはサッスオーロなど手強い相手がほかにもたくさんいるということだ」

「私には頼りがいのある選手たちがいるが、我々はリーグ最年少のチーム。だからといって成熟した若者であることを阻むことはできない」

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