“サッカー界の二世タレント”もサン・シーロを顔パスできず…グーグルがボルシアMGテュラムを救う?
2020.10.22 14:15 Thu
先日開幕し、早くも数々の名勝負が生まれているチャンピオンズリーグ(CL)だが、その中で21日に行われたインテルvsボルシアMGの前にも"迷”勝負が起きていたようだ。5シーズンぶりのCL参戦となるボルシアMGがインテルの本拠地サン・シーロに乗り込んだ一戦。フランス人FWマルクス・テュラムは、試合前会見に出席するために、他の選手たちよりも一足先に会場を訪れていた。
一人サン・シーロに到着し、中に入ろうとするテュラム。しかし、ここで警備員に呼び止められてしまう。その時おそらく「ボルシアMGのマルクス・テュラムだ」とでも名乗ったのだろうか。だが、コロナ対策としてマスクをしていた同選手は警備員に信じてもらえず、マスクを取って顔を見せるも通過許可が下りなかった。
仕方なくテュラムはiPhoneを取り出し、グーグルで自分の名前を検索。そこでようやく警備員の中で顔と名前が一致したようだ。
思いがけず本番を前に一戦交えることになってしまったが、これまでソショーやギャンガンでプレーし、昨夏にボルシアMGに加入した23歳はこれがCL初出場。世界的に有名な選手だった元フランス代表DFリリアン・テュラムを父に持っていても、世間の知名度はまだまだということなのかもしれない。
一人サン・シーロに到着し、中に入ろうとするテュラム。しかし、ここで警備員に呼び止められてしまう。その時おそらく「ボルシアMGのマルクス・テュラムだ」とでも名乗ったのだろうか。だが、コロナ対策としてマスクをしていた同選手は警備員に信じてもらえず、マスクを取って顔を見せるも通過許可が下りなかった。
思いがけず本番を前に一戦交えることになってしまったが、これまでソショーやギャンガンでプレーし、昨夏にボルシアMGに加入した23歳はこれがCL初出場。世界的に有名な選手だった元フランス代表DFリリアン・テュラムを父に持っていても、世間の知名度はまだまだということなのかもしれない。
なお、試合では先発出場した同選手のPK奪取の活躍などで、強豪インテルを相手に2-2のドロー。イタリアのサッカーファンの印象に少なからずインパクトを与えたはずだ。
Gladbach's French attacker Marcus Thuram had to pull out Google to prove to officials that he should be allowed into the San Siro today ahead of the Champions' League game vs Inter Milan. pic.twitter.com/bgGcP3VSe0
— Get French Football News (@GFFN) October 21, 2020
マルクス・テュラムの関連記事
ボルシアMGの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
マルクス・テュラムの人気記事ランキング
1
【2023-24セリエAベストイレブン】インテルから最多6選手を選出
2023-24シーズンのセリエAが2日に終了しました。本稿では今季のセリエAベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKヤン・ゾマー(35歳/インテル) 出場試合数:34(先発回数:34)/失点数:19/出場時間:3060分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> オナナの抜けた穴を埋める以上の活躍で選出。足元に関しても問題なくビルドアップでも貢献できている。ショットストップ能力に関しては言わずもがな。安定感抜群だった。 DFフェデリコ・ガッティ(25歳/ユベントス) 出場試合数:32(先発回数:30)/得点数:4/出場時間:2640分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 移籍2季目にして大ブレイク。3バックの右でレギュラーを獲得し、ソリッドな守備で堅守ユベントスを支えた。攻撃面においても4ゴールと攻守に活躍したシーズンとなった。 DFグレイソン・ブレーメル(27歳/ユベントス) 出場試合数:36(先発回数:36)/得点数:3/出場時間:3234分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 現ユベントスの堅守の象徴。伸び盛りのガッティ、同胞のダニーロと共に強固な3バックを形成。圧倒的な対人能力を武器に最終ラインで存在感を示した。 DFテオ・エルナンデス(26歳/ミラン) 出場試合数:32(先発回数:31)/得点数:5/出場時間:2795分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 相次ぐ負傷離脱によりセンターバックもこなした。能力の高さで何の問題もなくプレーしたことが彼のポテンシャルを現している。左サイドバック時には相変わらずの攻撃センスでFWレオンと共に打開役を担っていた。 DFフェデリコ・ディマルコ(26歳/インテル) 出場試合数:30(先発回数:29)/得点数:5/出場時間:2104分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今やセリエA屈指の左足の精度を誇るキック職人として認知されるようになった。アシスト数は6。インテルの左サイドがディマルコによってストロングポイントとなった。 MFヘンリク・ムヒタリアン(35歳/インテル) 出場試合数:36(先発回数:35)/得点数:2/出場時間:2804分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 35歳と円熟の時を迎え、インテリジェンス溢れるプレーでチャルハノールと共に攻撃を組み立てた。インテルが安定した試合運びを実現できているのはチャルハノールと共にムヒタリアンが居るからこそ。ゴールにもよく絡み6アシストを記録。 MFハカン・チャルハノール(30歳/インテル) 出場試合数:32(先発回数:32)/得点数:13/出場時間:2576分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季からブロゾビッチ不在時にはアンカーを務めていたが、今季も継続して安定したパフォーマンスを披露。インテルの新たな心臓として欠かせない存在となっている。 MFトゥン・コープマイネルス(26歳/アタランタ) 出場試合数:34(先発回数:29)/得点数:12/出場時間:2631分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> これまではプレーメーカーのイメージが強かったコープマイネルスだが、今季はよりゴール前に近いポジションで起用され、見事ガスペリーニ監督の期待に応えた。昨季の10ゴール4アシストを越える12ゴール5アシストと申し分ないスタッツを残し、チームをCL出場、EL優勝に導いた。 FWマルクス・テュラム(26歳/インテル) 出場試合数:35(先発回数:34)/得点数:13/出場時間:2707分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 移籍初年度であっさりチームにフィット。生まれ育ったイタリアで一皮剥けた。13ゴール13アシストと決定力、チャンスメークともに十分な働き。 FWラウタロ・マルティネス(26歳/インテル) 出場試合数:33(先発回数:31)/得点数:24/出場時間:2667分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季より正式就任の主将としてチームも牽引。一流のストライカーとして完成されつつある。後半戦はペースが落ち9試合ゴールのない期間があったが、それでも24ゴールと十分なスタッツ。自身初の得点王を獲得した。 FWジョシュア・ザークツィー(23歳/ボローニャ) 出場試合数:34(先発回数:32)/得点数:11/出場時間:2774分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進のボローニャを攻撃面で大きく支えた。大柄ながら卓越した技術を駆使してのキープ力で味方の押し上げを促した。後半戦は4ゴールと少々ペースは落ちたが、ゴール数以上の存在感でチームのCL出場権獲得に貢献した。 2024.06.05 18:05 Wed2
ドウグラス・ルイスに続いて…ユーベがOBリリアン・テュラムの次男獲得にも動く
ニースのフランス代表MFケフラン・テュラム(23)にユベントス移籍の可能性だ。 チアゴ・モッタ新監督のもと、来季を戦うユベントス。中盤ではアストン・ビラからブラジル代表MFドウグラス・ルイスの獲得に迫るが、イタリア『スカイ』によると、さらなるターゲットにも動き出しているという。 その選手がテュラムで、父はユベントスOBのリリアン・テュラム氏。兄はインテルのフランス代表FWマルクス・テュラムだ。ユベントスは興味を寄せ、ニースにコンタクトを取ったようだ。 また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、テュラムはユベントスが数カ月前から関心を抱く選手。テュラムもそれを知り、ニースとの新契約にサインするつもりがないそうだ。 ユベントス内でフランス代表FWアドリアン・ラビオの去就に関係なく、獲得候補に挙がるというテュラムは190cmオーバーのサイズを誇る中盤で、パリ・オリンピックに向けた候補メンバーの1人。ニースとの契約は来季までだ。 実現すれば、親子二代でユベントス入りに。ユベントスも本腰のようだが、果たして。 2024.06.23 14:30 Sun3
板倉滉が今夏退団へ…17日が最終試合と現地報道、指揮官も認める「寂しいが、我々の成長過程」
ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(28)が今シーズン限りで退団。夏に移籍を果たすことになるという。ドイツ『ビルト』が伝えた。 板倉は2019年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティに完全移籍。そのままオランダのフローニンヘンへ2度のレンタル移籍を経験すると、その後はシャルケにレンタル移籍。2022年7月にシティでは1度もユニフォームに袖を通すことなく、ボルシアMGに完全移籍で加入した。 シャルケをブンデスリーガ昇格に導いた能力の高さを買われた板倉は、ブンデスリーガでも遺憾なくその能力を発揮。守備の要としてプレーし、負傷離脱する時期もあったが、3シーズン目を迎えて公式戦通算79試合で7ゴール3アシストを記録している。 2026年夏まで契約を結んでいる板倉だが、チームとの契約延長を望んでいないとのこと。ドイツ国内をはじめ、イングランドやスペイン、フランス、オランダからも関心があるとされ、ドルトムントは特に強い関心を持っていると伝えられている。 ボルシアMGは近年、フランス代表FWマルクス・テュラム(インテル)や元ドイツ代表DFマティアス・ギンター(フライブルク)、アルジェリア代表DFラミー・ベンセバイニ(ドルトムント)と主軸をフリーで手放す事態が続いており、板倉も同様の事態にならないように今夏の売却を決定したという。 チームを指揮するジェラルド・セオアネ監督も板倉の退団を認識しているとのこと。 「ここ3、4年のコウの活躍は、他クラブの関心を集めていることは承知している。もし彼がトップクラブに移籍し、パフォーマンスを向上させることができれば、我々は心から喜ぶ」 「彼がアンカーとして不在になることは寂しい。しかし、トップ選手の交代が必要になる時が来るのは、我々の成長過程だ。もちろん、我々はそのための準備を進めている」 指揮官も退団を覚悟している板倉。17日の試合ではお別れのセレモニーは行われない予定だが、果たしてどこにステップアップするのか注目だ。 2025.05.16 14:45 Fri4
インテルが2025年夏の移籍プランを画策!最初のターゲットはパウ・トーレスに
インテルはすでに2025年夏の移籍プランを計画し始めているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 インテルは、新たに経営権を取得したアメリカ「オークツリー」のもとでCEOを務め、現在は会長に昇格したジュゼッペ・マロッタ氏が主導し、事前に綿密な計画を立てることで、近年の成功につなげてきた。 その成果は、トルコ代表MFハカン・チャルハノールやアルメリア代表MFヘンリク・ムヒタリアン、フランス代表FWマルクス・テュラム、イラン代表FWメフディ・タレミ、ポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキら、近年フリーで獲得した選手を見ても明らかだ。 そして『カルチョメルカート』によれば、すでにマロッタ会長は2025年の夏に向けた動き始めている模様。現在は高齢化が深刻な守備陣の補強のため、アストン・ビラのスペイン代表DFパウ・トーレス(27)獲得に動いているという。 スペイン代表として24キャップを誇るパウ・トーレスは、昨夏に移籍金3250万ユーロ(当時レート:約50億円)+ボーナスで、恩師であるウナイ・エメリ監督の率いるアストン・ビラに加入。2023-24シーズンはプレミアリーグで4位と躍進したチームの守備の要として公式戦39試合に出場し2ゴール1アシストを記録していた。 なお、2028年までアストン・ビラとの契約を残しているパウ・トーレスの移籍金は5000万ユーロ(約86億円)と言われており、そう簡単に交渉はまとまらないと思われるが、インテルは移籍金を引き下げるために選手譲渡も検討しており、なるべく早期での獲得を目指しているようだ。 2024.07.21 07:30 Sun5
古巣インテル相手に2点差追いつきドローのキヴ監督、「先発の選択は間違ったが…」
パルマのクリスティアン・キヴ監督が5日にホームで行われ、2-2で引き分けたセリエA第31節インテル戦を振り返った。 キヴ監督が現役時代を過ごし、3冠を達成した古巣である首位インテルと指揮官転向後に初めて相まみえた一戦。パルマは前半、GK鈴木彩艶の好守が1本ありながらもDFマッテオ・ダルミアンとFWマルクス・テュラムのゴールを許して2点を追う展開に。 それでも後半に盛り返し、60分にMFアドリアン・ベルナベのミドルシュートで1点を返すと、69分にFWヤコブ・オンドレイカが同点弾を決め、2-2の引き分けに持ち込んだ。 キヴ監督は不出来だった前半を受けてスタメンの選択を間違えたことを認めた。 「先発の選択は間違ったが、全体的な戦術プランは間違っていなかった。アルムクヴィストにこの任務(3-5-2の右ウイングバック)を任せたことを謝罪し、自分の過ちに全責任を負う」 「後半はインテルの姿勢も含めて全てが変わり、攻撃性が薄れた。おそらく相手はもう試合が終わったと思ったのだろう。そのおかげで我々は試合に復帰してチャンスを作ることができた。オンドレイカも流れを変えてくれた」 「我々が必要としていたのはインテルの選手たちに少しの不安を与えるための刺激だった。試合が進むに連れて我々は勇気を取り戻せたし、途中出場した選手たちも本当によくやった」 2025.04.06 14:00 SunボルシアMGの人気記事ランキング
1
ブレーメンが198㎝大型FWウォルトメイドの今季限りでの退団を発表
ブレーメンは2日、U-21ドイツ代表FWニック・ウォルトメイド(22)が今季限りで退団することを発表した。 8歳でブレーメンの下部組織に入団したウォルトメイドは、2020年2月1日に行われたブンデスリーガ第20節のアウグスブルク戦で当時クラブ最年少記録となる17歳11カ月16日でブンデスリーガデビューを飾った。 しかし、トップチームでは出場機会に恵まれず、2022-23シーズンはドイツ3部のSVエルフェアスベルクへレンタル移籍。ブレーメンに復帰した今季は準主力としてここまでブンデスリーガ23試合に出場していた。 ウォルトメイドの退団について、クラブのプロサッカー部門責任者であるクレメンス・フリッツ氏は以下のようにコメントしている。 「ニックがブレーメンから離れることを決めたのはとても残念だ。我々は彼に非常に良いオファーを出し、ブレーメンの今後の展望も伝えた。それが彼の決断の重要な要因となった。彼がヴェルダーを去るのはとても残念だが、もちろんニックの決断を受け入れるしかない」 なお、ドイツ『キッカー』によれば、今夏にフリーとなる198㎝大型FWウォルトメイドには、シュツットガルトやホッフェンハイム、ボルシアMGが獲得に動いているとのことだ。 2024.04.03 07:00 Wed2
プレミア昇格ならリーズがボランチ補強? 田中碧の相棒にファルケ監督も信頼する元ドイツMFを獲得か
プレミアリーグ昇格を目指すリーズ・ユナイテッド。来シーズンに向けて、日本代表MF田中碧の相棒を補強する可能性が出ているようだ。 今シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うリーズ。熾烈なプレミアリーグ昇格争いを繰り広げており、優勝も争っている状況だ。 まだ昇格を逃す可能性すらある状況だが、リーズは来シーズンに向けての補強にボランチを考えているとのこと。ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、その選手はボルシアMGの元ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグル(29)とのことだ。 ヴァイグルは1860ミュンヘン、ドルトムント、ベンフィカでプレー。2022年9月にボルシアMGにレンタル移籍で加入すると、2023年7月に完全移籍に切り替わった。 ボルシアMGでは公式戦通算89試合で3ゴール6アシスト。今シーズンはキャプテンも務め、ブンデスリーガで28試合に出場し2アシストを記録している。 ボランチでプレーするヴァイグルは、リーズを指揮するダニエル・ファルケ監督によってボルシアMGに加入した選手であり、田中とのダブルボランチも可能性がある。 ただ、ボルシアMGとの契約は2028年夏までとなっており、移籍金は高額になる可能性が。現時点では具体的な話には発展していないが、若くしてその才能が認められたヴァイグルは、プレミアリーグでプレーするというキャリアの目標を諦めていないとされ、リーズがプレミアリーグに昇格すれば実現の可能性はありそうだ。 2025.04.15 22:55 Tue3
板倉滉が今夏退団へ…17日が最終試合と現地報道、指揮官も認める「寂しいが、我々の成長過程」
ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(28)が今シーズン限りで退団。夏に移籍を果たすことになるという。ドイツ『ビルト』が伝えた。 板倉は2019年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティに完全移籍。そのままオランダのフローニンヘンへ2度のレンタル移籍を経験すると、その後はシャルケにレンタル移籍。2022年7月にシティでは1度もユニフォームに袖を通すことなく、ボルシアMGに完全移籍で加入した。 シャルケをブンデスリーガ昇格に導いた能力の高さを買われた板倉は、ブンデスリーガでも遺憾なくその能力を発揮。守備の要としてプレーし、負傷離脱する時期もあったが、3シーズン目を迎えて公式戦通算79試合で7ゴール3アシストを記録している。 2026年夏まで契約を結んでいる板倉だが、チームとの契約延長を望んでいないとのこと。ドイツ国内をはじめ、イングランドやスペイン、フランス、オランダからも関心があるとされ、ドルトムントは特に強い関心を持っていると伝えられている。 ボルシアMGは近年、フランス代表FWマルクス・テュラム(インテル)や元ドイツ代表DFマティアス・ギンター(フライブルク)、アルジェリア代表DFラミー・ベンセバイニ(ドルトムント)と主軸をフリーで手放す事態が続いており、板倉も同様の事態にならないように今夏の売却を決定したという。 チームを指揮するジェラルド・セオアネ監督も板倉の退団を認識しているとのこと。 「ここ3、4年のコウの活躍は、他クラブの関心を集めていることは承知している。もし彼がトップクラブに移籍し、パフォーマンスを向上させることができれば、我々は心から喜ぶ」 「彼がアンカーとして不在になることは寂しい。しかし、トップ選手の交代が必要になる時が来るのは、我々の成長過程だ。もちろん、我々はそのための準備を進めている」 指揮官も退団を覚悟している板倉。17日の試合ではお別れのセレモニーは行われない予定だが、果たしてどこにステップアップするのか注目だ。 2025.05.16 14:45 Fri4
ミランが若き右サイドバックを3枚リストアップ、既存戦力からは32歳フロレンツィを来夏売却か
ミランが右サイドバックの補強を協議しているという。 生え抜きのキャプテンであるDFダビデ・カラブリア(27)が1番手、ローマの元キャプテンであるDFアレッサンドロ・フロレンツィ(32)が2番手というミランの右サイドバック。今冬は左右のサイドバックに対応可能なDFフィリッポ・テラッチアーノ(20)もエラス・ヴェローナから加入した。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ミラン上層部はテラッチアーノがすぐに左右どちらかで定位置を奪取できるとは考えておらず、来夏の右サイドバック補充も視野に入れているとのこと。一方で、2025年6月までの契約となっているフロレンツィは売却する方針だという。 また、フロレンツィ退団なら年俸300万ユーロ(約4億8000万円)が浮くことになるなか、上層部が持つプランの1つは、レアル・マドリーU-19から1年レンタルで加入している元U-19スペイン代表DFアレックス・ヒメネス(18/※1)の完全移籍移行とのこと。 (※1)プリマヴェーラ1のミランU-19登録。ステファノ・ピオリ監督率いるファーストチームで今季公式戦4試合出場 ヒメネスは500万ユーロ(約8億円)の買い取りオプションがある一方、これを行使した場合、マドリー側にも買い戻しオプションが発生する契約。買い取りの決定は現状なされていないとみられている。 他にも獲得を見据えてリストアップしている右サイドバックが複数おり、いずれも前途有望な若手タレント。ボルシアMGのアメリカ代表DFジョー・スカリー(21)、フライブルクのU-21フランス代表DFキリアン・シディリア(21)、そして最近名前をよく聞くジローナのU-21スペイン代表DFアルナウ・マルティネス(20)が候補とされている。 『カルチョメルカート』は3選手のリストアップについて、アルナウこそ人気銘柄と化しつつあるが、スカリーとシディリアについては低コストで獲得可能で、イタリアとミランの水に馴染むのにも苦労しなさそう、と高く評価している。 2024.01.23 20:51 Tue5