メイトランド=ナイルズ、完全構想外のエジルをサポート「僕たちはチーム、彼が望むなら話をする」
2020.10.22 14:56 Thu
アーセナルのイングランド代表MFエインズリー・メイトランド=ナイルズは、完全構想外となった元ドイツ代表MFメスト・エジルに対して、変わらぬ態度で接するつもりのようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
2013年にアーセナルに加入し、長らく攻撃の中心として活躍してきたエジルだが、新型コロナウイルス(COVID-19)の中断明けからはここまで1度もピッチに立つことはなく、今季はヨーロッパリーグ(EL)の登録メンバーから外れていた。さらに、20日締め切りだったプレミアリーグの登録メンバーにも加えられず、来年1月までクラブでプレーする可能性が完全に消失することに。
エジルは自身のツイッターで深い失望を表明すると共に、「(アーセナルに対して)忠誠心を保つことが難しくなっている」とクラブを批判するなど、両者の関係は一気に緊迫。しかし、メイトランド=ナイルズはELの前日会見で、チームがエジルをサポートしていると語った。
「チームはメストを支持している。僕たちはチームであり、彼がしたいこと、言いたいことを決めるまでは常にサポートしていくつもりだ」
「今のところは試合(EL)に集中している。その後で、練習場に戻り、彼が望むなら話をする。勝ち点3を獲得できれば、今一度僕たちは練習に戻って、チームとしての解決策を考えることができると思う」
「多くの憶測が飛び交っていたけれど、最終的には大好きなこのクラブに残ることを選んだ自分の決断に満足だ。監督もきっと喜んでくれていると思う。監督は僕を信頼してくれていたし、それを(試合に起用する形で)示してくれた、最終的にすべてがうまくいったんだ」
「彼(アルテタ監督)は僕が自分に要求していた以上のものを要求した。チームに復帰するため、やるべきことがあると。僕に多くの自信を植え付けてくれたね。今僕らはチームとして機能しているし、彼は僕の力を最大限に引き出す方法を知っている」
2013年にアーセナルに加入し、長らく攻撃の中心として活躍してきたエジルだが、新型コロナウイルス(COVID-19)の中断明けからはここまで1度もピッチに立つことはなく、今季はヨーロッパリーグ(EL)の登録メンバーから外れていた。さらに、20日締め切りだったプレミアリーグの登録メンバーにも加えられず、来年1月までクラブでプレーする可能性が完全に消失することに。
エジルは自身のツイッターで深い失望を表明すると共に、「(アーセナルに対して)忠誠心を保つことが難しくなっている」とクラブを批判するなど、両者の関係は一気に緊迫。しかし、メイトランド=ナイルズはELの前日会見で、チームがエジルをサポートしていると語った。
「今のところは試合(EL)に集中している。その後で、練習場に戻り、彼が望むなら話をする。勝ち点3を獲得できれば、今一度僕たちは練習に戻って、チームとしての解決策を考えることができると思う」
また、メイトランド=ナイルズは自身の去就が騒がれた夏の移籍市場を振り返り、最終的にアーセナルに残れたことへの満足感と、ミケル・アルテタ監督への信頼を口にしている。
「多くの憶測が飛び交っていたけれど、最終的には大好きなこのクラブに残ることを選んだ自分の決断に満足だ。監督もきっと喜んでくれていると思う。監督は僕を信頼してくれていたし、それを(試合に起用する形で)示してくれた、最終的にすべてがうまくいったんだ」
「彼(アルテタ監督)は僕が自分に要求していた以上のものを要求した。チームに復帰するため、やるべきことがあると。僕に多くの自信を植え付けてくれたね。今僕らはチームとして機能しているし、彼は僕の力を最大限に引き出す方法を知っている」
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