ザッケローニ元監督がキャリアでの後悔を明かす「唯一の後悔はイブラを指導できなかったこと」

2020.10.20 09:45 Tue
Getty Images
かつて日本代表も率いたアルベルト・ザッケローニ氏が、監督キャリアでの後悔を口にした。イタリア『イル・ジョナーレ』が伝えた。2010年9月から2014年6月まで日本代表を率い、2014年のブラジル・ワールドカップに出場したザッケローニ氏。それまではイタリア国内のクラブで指揮を執り、ミラン、ラツィオ、インテル、ユベントスなど強豪でも指揮を執っていた。

2017年10月から2019年1月まではUAE代表を指揮していたが、その後はフリーに。そして先日、監督業からの引退を発表していた。
そのザッケローニ氏が、『イル・ジョナーレ』のインタビューに応じた中、監督キャリアでの後悔を口に。それは、現在ミランでプレーする元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを指導できなかったことだとした。

「(オリバー・)ビアホフから(ジョージ・)ウェア、アドリアーノまで、キャリアの中で偉大なチャンピオンを指導してきたが、唯一後悔しているのは(ズラタン・)イブラヒモビッチを指導したことがないことだ」
「彼は不変であり、なぜ彼がバロンドールを受賞できていないのか理解できない。イタリアでは、彼はロナウドよりも危険な存在だ」

「彼が来て以来、多くの若い選手が急激に成長したことは偶然ではない」

「彼はゴールを決めるだけでなく、チームメイト全員に自信を与え、困難な瞬間には全てを背負って解決してしまう」

また、開幕から4連勝で首位に立っているミラン。2010-11シーズン以来のスクデット獲得についても言及。その可能性があると語った。

「名前は重要ではないが、ピッチ上で今のミランが90分間表現するものは、他のチームよりも優れている。ロッソネリはとてもコンパクトだ」

「紙面の上ではインテルやユベントスのように、より良いチームがいくつかある。しかし、その優位性は偶然ではない」

「ミランは同じ監督でスタートし、動揺もなく、継続性があることが良い方向に働いている。彼らは最後まで良い位置に居られるだろう」

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厳しい状況続くフェリックス、復活を期して古巣へ復帰か?

チェルシーからミランへとレンタル移籍中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)だが、母国復帰の可能性が浮上している。ポルトガル『レコルド』が伝えた。 ベンフィカでその名を挙げ、アトレティコ・マドリーへと鳴物入りで加入したフェリックス。しかし、徐々にディエゴ・シメオネ監督との折り合いが悪くなると、チェルシー、バルセロナへとレンタル移籍を繰り返し、2024年8月にチェルシーへと完全移籍した。 しかし、今シーズンのチェルシーでは期待された働きはできず、プレミアリーグ12試合で1ゴール1アシストに。1月にはミランへとレンタル移籍を果たした。 ただ、凋落したフェリックスの復活は遠く、セリエAでは9試合で1アシストのみ。厳しい日々が続いている状況だ。 ガラタサライが今夏の移籍市場で獲得に動いているという報道があった中、チェルシーは連れ戻す気はあまりない状況。そんな中、古巣でもあるベンフィカへの復帰が浮上している。 『レコルド』によれば、フェリックス本人もベンフィカに復帰する希望を持っているとのこと。苦しい日々が続いている中で、自身が重要な選手になれると感じているという。 また、マヌエル・ルイ・コスタ会長もフェリックスの獲得を望んでおり、ブルーノ・ラージ監督も同様の意見。クラブ・ワールドカップ(W杯)に出場するベンフィカを助ける存在として、獲得を望むという。 どうやらレンタル移籍での加入になる可能性が高く、チェルシーが給与の一部を負担するとのこと。ベンフィカを出てから大きな期待に応えきれずにきたなかで、フェリックスは復帰を果たすだろうか。 2025.04.17 23:05 Thu
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ヨビッチがドッピエッタ、ミランがインテルの3冠の夢を断つ決勝進出【コッパ・イタリア】

コッパ・イタリア準決勝2ndレグ、インテルvsミランが23日に行われ、0-3でミランが快勝した。この結果、2戦合計スコア1-4でミランが決勝に進出している。 3日に行われた1stレグでは譲らず1-1の引き分けに終わっていたミラノ・ダービー。 3冠の可能性を残すインテルは0-1で敗れた3日前のボローニャ戦のスタメンから6選手を変更。チャルハノールやアチェルビがベンチスタートとなり、ラウタロ・マルティネスと2トップを組んだのはタレミとなった。 一方、今季4度の対戦でインテルに負けていないミランは、0-1で敗れたアタランタ戦と同様のスタメンで臨んだ。 序盤の主導権争いを経て10分、インテルに好機。ルーズボールを拾ったダルミアンがボックス右まで持ち上がりシュート。しかし枠を捉えきれなかった。 その後はインテルが圧力を強める展開となる中、22分に決定機。バレッラのスルーパスをボックス左で受けたディマルコがバー直撃のシュートを浴びせた。 さらに33分にもラウタロがタレミの落としを受けてシュートに持ち込む好機を作ったインテルだったが、先制はミラン。36分、遅攻の流れからアレックス・ヒメネスの右クロスをヨビッチが頭で合わせた。 ワンチャンスで試合を動かしたミランがハーフタイムにかけてはインテルの攻撃を封じ、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半開始4分、ミランに大きな追加点。CKの流れからレオンのボレーのこぼれ球をヨビッチが押し込んだ。 ヨビッチのドッピエッタでリードを広げられたインテルは4枚替え。チャルハノール、フラッテージ、アルナウトビッチ、ザレフスキを投入した。 すると68分には右CKからデ・フライのヘディングシュートでゴールに迫ったが、GKメニャンのファインセーブに阻まれた。 そして終盤の85分、ミランに決定的な3点目。レオンのスルーパスをボックス左で引き出したラインデルスが左足でシュートを決めきった。 このままミランが3-0で快勝。インテルの3冠を阻み、決勝に進出している。 インテル 0-3 ミラン 【ミラン】 ルカ・ヨビッチ(前36) ルカ・ヨビッチ(後4) タイアニ・ラインデルス(後40) 2025.04.24 06:02 Thu
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アタランタがミランにシーズンダブル、連勝で3位を堅守【セリエA】

セリエA第33節、ミランvsアタランタが20日に行われ、0-1でアタランタが勝利した。 前節3バックに変更してウディネーゼに4発快勝とした9位ミラン(勝ち点51)は脳震とうで途中交代となった守護神メニャンが無事先発、ウディネーゼ戦同様のスタメンで臨んだ。 一方、ボローニャとの上位対決を制して連敗を3で止め3位アタランタ(勝ち点61)は重傷を負ったコラシナツからクアドラードのみを変更。最終ライン右にベッラノーバを据えた。 序盤の主導権争いを経て20分、アタランタがベッラノーバの右クロスにエデルソンがヘッドで合わせる好機を演出。徐々にアタランタが押し込む展開とすると、25分にはクアドラードの右クロスにレテギがボレーで牽制。 アタランタがハーフコートゲームに持ち込む中、ミランはレオンのスピードを生かしたカウンターで牽制して凌ぐと、44分に好機を迎える。アレックス・ヒメネスのクサビのパスをボックス中央で受けたヨビッチが反転から左足シュート。しかしわずかに枠を捉えきれなかった。 ゴールレスで迎えた後半、一進一退の攻防で立ち上がった中、先制はアタランタ。62分、自陣から複数人がパスを繋いだ流れから左サイドでルックマンが仕掛けてクロス。ファーサイドのベッラノーバが折り返し、最後はエデルソンがダイビングヘッドで押し込んだ。 追う展開となったミランはフェリックスやエイブラハムを投入。それでも打開できないことから83分にはトモリに代えてS・ヒメネスを投入し、4バックに変更。右サイドバックにはソッティルが入った。 90分にはカウンターからルックマンが追加点に迫ったアタランタがウノゼロ勝利。ミランにシーズンダブルとして連勝とし3位を堅守している。 ミラン 0-1 アタランタ 【アタランタ】 エデルソン(後17) 2025.04.21 05:42 Mon
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「敬意が欠けているが…」苦戦ミランで解任の噂もあるコンセイソン監督、自身の後任とも噂される指揮官との対戦も「自分たちの仕事に集中する」

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が、自身の去就の噂などについて言及した。『フットボール・イタリア』が伝えている。 今シーズンは開幕から低調なパフォーマンスが続き、昨年12月にはパウロ・フォンセカ前監督の解任に踏み切ったミラン。新たにコンセイソン監督を指揮官に迎えたが状況は好転せず、現在はセリエAで9位とトップ4争いにすら加われていない状況となっている。 仮にこのまま来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃す結果となれば、コンセイソン監督はわずか半年での解任が濃厚に。後任にはさまざまな名前が浮上しているが、その一人はコモで指揮を執るセスク・ファブレガス監督となっている。 ミランはそのコモと今週末に対戦。しかしコンセイソン監督はそうした去就の話には惑わされたくないと主張しており、試合そのものに集中することを意識している。 「他人の発言や考えをコントロールすることはできない。コントロールできるのは、トレーニングで何をするかであり、それでどうなるかだ。私は長年フットボールに携わり、すべてに慣れている。時々、ここにいる人たちへの敬意が欠けているように感じるが、それにも慣れているよ。これがフットボールだ」 「(後任の噂がある人物との対戦が)モチベーションの源というなら、私は病気になって病院に行かなければならない。モチベーションは、質が高い選手、優れたコーチ陣を擁するチームとの厳しい試合に勝ちたいという願望から生まれるものだ」 「我々は彼らの長所と短所を研究し、自分たちの仕事に集中する必要がある。我々が取り組んできたことを実行すれば、勝利に近づくだろう。これはミラン対コモであって、コンセイソン対コモではない」 「我々は革命を起こすため毎日戦っている。それはチームとして重要なことだ。それができれば、結果は良くなっていくだろう。今に集中して、コモとの重要な難しい試合がある。あまり先を考える必要はなく、毎日努力しなければならない」 「この2週間、彼らは素晴らしい反応を示してくれた。この道を進み続けなければならず、その後、自分たちの立ち位置がどうなるかがわかるだろう。我々は、肉体面、戦術面、感情面のあらゆる面で取り組むよう努めている。先週同様、今週も満足だ」 2025.03.15 10:35 Sat
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アタッカー狙うミラン、ボローニャ主軸オルソリーニにオファーか

ミランがボローニャのイタリア代表FWリッカルド・オルソリーニ(28)の獲得に乗り出しているようだ。移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が報じている。 同氏によればミランは1800万ユーロ(約29億5000万円)の移籍金に加え、FWノア・オカフォー(24)を加えた取り引きでオファーしていたとのこと。さらに最新のオファーでは移籍金を2000万ユーロ(約32億8000万円)に引き上げ、FWサムエル・チュクウェゼ(25)のレンタルを提示するようだ。 2018年1月にユベントスからレンタルでボローニャに加入したオルソリーニはこれまで公式戦242試合64ゴール31アシストを記録。昨季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献し、今季もここまでセリエAで17試合出場7ゴール4アシストと活躍していたが、21日のドルトムント戦で右ハムストリングを痛め、約1カ月の離脱となっていた。 ミランではこの冬、マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードを始め、チェルシーのFWジョアン・フェリックス、そして直近ではフェイエノールトのFWサンティアゴ・ヒメネスらが獲得候補に挙がっていた。 2025.01.25 11:30 Sat

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