開幕2連敗のシャルケがワグナー監督解任、昨季から18戦未勝利と長いトンネルの中
2020.09.27 18:40 Sun
シャルケは27日、デイビッド・ワグナー監督(48)の解任を発表した。なお、後任は未定となっている。
ワグナー監督は、ホッフェンハイムやドルトムントの下部組織で指揮を執り、2015年11月にハダース・フィールドの監督に就任。2019-20シーズンからシャルケの監督に就任していた。
2019-20シーズンはブンデスリーガで9勝12分け13敗の勝ち点39で12位と低迷。さらに、最後の16試合は未勝利と、最悪な状態でシーズンを終えていた。
そのまま続投した2020-21シーズンだったが、開幕ゲームとなったバイエルン戦で8-0と屈辱の惨敗。昨シーズンからの流れもあり、ワグナー監督の進退問題が浮上すると、26日に行われた第2節のブレーメン戦でも1-3と敗れ開幕2連敗となり、そのまま解任となった。
なお、アシスタントコーチのクリストフ・ビューラー氏、フランク・フローリング氏らコーチングスタッフも一緒に解任されることとなった。
「我々はみんな、デイビッド・ワグナーとともに、スポーツ面で物事を好転させることができることを望んでいた。残念ながら新たなシーズンの最初の2節は、必要なパフォーマンスを結果が得られなかった」
「そのため、人事面で新たなスタートを切ることにした。残念な結果にも関わらず、この決定は我々にとって決して簡単ではなかった。シャルケを軌道に戻すために日々全力を尽くした、デイビッド・ワグナー、クリストフ・ビューラー、フランク・フローリングに感謝します」
ワグナー監督は、ホッフェンハイムやドルトムントの下部組織で指揮を執り、2015年11月にハダース・フィールドの監督に就任。2019-20シーズンからシャルケの監督に就任していた。
2019-20シーズンはブンデスリーガで9勝12分け13敗の勝ち点39で12位と低迷。さらに、最後の16試合は未勝利と、最悪な状態でシーズンを終えていた。
なお、アシスタントコーチのクリストフ・ビューラー氏、フランク・フローリング氏らコーチングスタッフも一緒に解任されることとなった。
スポーツ・ディレクター(SD)を務めるヨッヘン・シュナイダー氏はワグナー監督の解任についてコメント。難しい決断だったと語った。
「我々はみんな、デイビッド・ワグナーとともに、スポーツ面で物事を好転させることができることを望んでいた。残念ながら新たなシーズンの最初の2節は、必要なパフォーマンスを結果が得られなかった」
「そのため、人事面で新たなスタートを切ることにした。残念な結果にも関わらず、この決定は我々にとって決して簡単ではなかった。シャルケを軌道に戻すために日々全力を尽くした、デイビッド・ワグナー、クリストフ・ビューラー、フランク・フローリングに感謝します」
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