右足でゴラッソを決めたメッシ、“左足だけしか使えない”は本当?全ゴールの内訳を検証してみた結果…

2020.09.17 21:15 Thu
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Getty Images
バルセロナは16日、プレシーズンマッチでセグンダ(スペイン2部)に所属するジローナと対戦し、3-1で勝利した。この試合で、チームのエースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、利き足ではない右足で、ボックス左手前から見事なミドルシュートを決めていた。

メッシと言えば、“黄金の左足”を持つと言われ、変幻自在の高速ドリブルや正確無比なシュートのほとんどを利き足である左足で行うイメージの強い選手だ。この左足はメッシの強力な武器である一方で、逆足が使えないというイメージも強く、それが“弱点”であるとの声もある。

◆メッシが親善試合で決めた右足のゴラッソ!

実際にサッカー界のレジェンドである元ブラジル代表FWペレ氏は、過去にメッシと自身を比較されることについて、2018年に行われたブラジル『Folha de S.Paulo』のインタビューの中で、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを引き合いに出しながら、「ある選手はヘディングも上手く、左足でも右足でもシュートを打てる。もう一方は片足しか使えず、スキルもたった一つだけ。ヘディングも上手くない」と辛口の評価を下している。

そこで本当にメッシは左足頼みの選手なのか、これまでの総ゴールの内訳を調べ、検証してみた。

メッシはこれまでのキャリアの中で、バルセロナで公式戦731試合に出場し634ゴールという途方もない数のゴールを決めている。そのうち、利き足である左足で決めたゴールは525ゴール。全体の約82%のゴールを左足で決めていることになる。

一方で、逆足の右足で決めたゴールは86ゴールと、全体の約14%という結果に。イメージ通り、左足でのゴールが圧倒的な割合を占めていた。

ただ、メッシの場合はジローナ戦のゴールだけでなく、2014年11月に行われたチャンピオンズリーグ、グループリーグのアポエル戦では右足だけでハットトリックを決めるなど、右足も高いレベルで使えており、ドリブル時のアクセントなどでも右足を使う。左足と比べて威力・精度ともに落ちるのは間違いないものの、どちらかと言うと左足のレベルが高すぎるというのが結論だろう。

ちなみに、メッシが何かと比較されやすいC・ロナウドのクラブキャリアでのゴールの内訳も調査。

こちらは逆足の左足で決めたゴール数は、104で全体の約16%。割合だけで比べるとメッシとそこまで変わらない結果となったが、頭でのゴール数が101とメッシの22と比べて大きな差が出た。

187cmのC・ロナウドと170cmのメッシの身長差に加え、C・ロナウドは他に類を見ない圧倒的なジャンプ力も併せ持っているため、この結果は当然と言えるが、逆足でのゴール数の割合がそこまで変わらないのはやや意外であった。

◆メッシ全634ゴールの内訳
左足:525ゴール(82.8%)
右足:86ゴール(13.6%)
頭:22ゴール(3.5%)
その他の部位:1ゴール(0.1%)

◆C・ロナウド全638ゴールの内訳
右足:411ゴール(64.4%)
左足:104ゴール(16.3%)
頭:101ゴール(15.8%)
その他の部位:1ゴール(0.1%)
不明:21ゴール(3.3%)

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